あふたーすくーるあくてぃびてぃ㊱
…加筆予定です…
もう毎回毎回…ホントすいません…。
「同好会…ですか? 」
そう。同好会。
マイナージャンルであったり人数不足等の理由があり、学院側から正規のクラブ活動だと認められていない同好の士の集まりで、基本的に学院内の生徒のみで構成されている。“基本的に”というのは、学院外や他校の同好会と連携して活動していたりする場合があるからなのだけれども、これはまぁレアケースかな。バードウォッチング・クラブとかはそれにあたると思う。
ついでに言えば全国大会等の競技会が存在しない趣味の集まりである場合が多いね。こっちは…例えば漫画研究会とか模型同好会とか、そんな感じのやつ。
これらは正規の部ではないので、当然ながら部費など学院側からのサポートは全くない。が、その代わりに学院側から活動実績…大会への出場とかを求められる事もなく、のんびりと活動できるというメリットもある。
もちろん申請して許可が下りれば部室を与えられる事だってあるから、駄目元で申請する同好会が後を絶たないのだとか。
逆に同好会から正式な部に昇格する場合もあるんだ。
例を挙げると、ハイキング同好会とピクニック同好会が合体して山岳部になったり、サイクリング同好会とツーリング・クラブが纏まって自転車競技部に昇格したりね。
部になれば予算もおりるし、専用の部室や施設を与えられるなんて事も夢じゃないので、一部の同好会の子達は何とか実績を作って部に昇格する事を目標にしていたりするんだ。
…って、すずな姉ちゃんが言ってた。
まぁそんな統廃合の所為で一つの部の中に複数の活動団体が存在する場合もあったりする。明之星だと『理学部』の中に天文班と地学班があるし、『古武道部』の中には薙刀部と弓道部が内包されている。
因みに後者の場合、明之星には弓道場がない為に専ら外の練習場に行くことが多いね。人数が居れば弓道場作ってもらえるかもしれないんだけれど…何故か部員が増えないんだってさ。
…これも すずな姉ちゃんが言ってた事なんだけれどね。
おっとっと、脱線も甚だしいね!
修正修正。
「うん。あるかどうかは未確認なんだけれど…オカルト好きの人って一定数はいるはずだからね。ある可能性は高いと思うよ? 」
「…なるほどです。どうやって調べればいいんでしょう…。」
「先生に聞くか…生徒会執行部に問い合わせるとか…かな? 」
先生に聞いてもわからないかもしれないな…。
“部”であれば教職員が把握している確率は高いが、同好会となると下手をすれば学院側すら知らない未登録のアングラサークルなんて事だって……いやぁ…いくら何でもそれはないか…。うん。ないない。
第一そんなんだったら執行部だって把握できないじゃん。




