キャラクター&用語紹介
本作のキャラクターと用語の紹介。
進行とともにキャラが増え真相が判明していったため、迂闊にストーリー途中で書くことが出来ず、
やむなくここに掲載する運びとなりました。
キャラクター紹介&劇中用語解説
1.十六人のデュエルブライドとパートナー
◇葵 晃/プリマ・サフィール
モチーフ:サファイア
年齢:十七歳(高校二年生)
本作の主人公。明朗快活で誠実な、いわゆる良い子。だが恋の事になると狂信的なまでに一直線。
大型犬を抱え上げて匂いを嗅ぐほどの犬好き。悩みは一人で抱え込む。家族以外の異性に対しては興味が無く辛辣。
ある日緋李に恋をしたことで、この世界でただ一つの『エターナルジュエル』を生み出し、『デュエルブライド』の殺し合いに巻き込まれる。
当初はなし崩しに他のブライドのジュエルを浄化していたが、プリマ・エメルディとの戦いを前に「緋李と普通の恋をしたい」という自分の願いに気付き、
それを叶えるべく闘いに身を投じていく。しかしそれが原因で両親との間に溝が生まれ、やがて決別へと至ることになる。
変身後は右腕に大ぶりのガントレットを装備し、秀でた膂力と頑丈さを利用して至近距離での格闘戦を得意とする。
天使との戦闘で『マリアージュ・リング』を発動し、強化形態『プリマ・サフィールM』に進化。
あらゆる挙動の速度を通常の五十にする能力『エスカレーション・ソニック』は、重ねて発動することで速度が五十の累乗倍に上昇する。
(二回発動すれば二千五百倍、三階発動すれば十二万五千倍…という具合)
・名前はサファイアの青+「光り輝く」の意味を持つ漢字「晃」。本編中では「コウ」との誤読を避けるため、名前はカタカナ表記にしている。
・本編の主人公にして、変身後の名前を真っ先に思いついた子。そういう意味ではメタ的にも主人公である。
●プル
アキラのパートナー精霊。チャウチャウやサモエドなど、いわゆるモフモフした仔犬の姿をしている。
常にアキラの心情を優先するが、時折妙に辛辣になる。よく犬と間違えられる。
・名前は「ブルー」=英語の「青」から。
◇堂本 緋李/プリマ・ルビア
モチーフ:ルビー
年齢:十七歳(高校二年生)
本作のヒロイン。クールで口数少な目な絶世の美少女。冷たいように見えるが、その心根はとても優しい。
切腹にまつわる言葉で笑い出す謎のツボの持ち主。
最初期に強制契約させられたブライドの一人。ブライド達を救うべく一人で行動し、ジュエルを集めて自ら神を殺そうとしていた。
アキラに恋したことから、神に挑もうとするアキラを止めるべく闘うことになる。
変身後は両端に小さな刃がある長さ七十センチほどのロッドを武器とする。すべての行動がけた違いに速く、戦闘技術・一撃の威力も高め。
天使との戦闘で『マリアージュ・リング』を発動し、強化形態『プリマ・ルビアM』に進化。
高速移動中に限り、いかなる攻撃も受け付けない頑丈な体になる能力『アーマメント・スラスト』で、相手の攻撃を潰しながら高速で攻撃する。
・名前はルビーの赤+「明かり」。そのほか、苗字は「堂々とした人」から。
・切腹ワードで爆笑するという、残念を通り越した隠れ国辱ヒロイン。なぜそんな属性を思いついたのか、今なお筆者自身には判っていない。
●パミリオ
緋李のパートナー精霊。丸々とした仔猫の姿を姿をしている。
いつも明るく元気いっぱい。愛称は「パム」。
・名前は「バーミリオン」=英語の「朱色」から。
◇緑川 晴/プリマ・エメルディ
モチーフ:エメラルド
年齢:十八歳(高校三年生)
アキラの仲間の一人。落ち着きのある大人びた性格で、学校では才媛として人気者。
緋李と同じく最初期に強制契約させられたブライド。他のブライドからジュエルを奪っていたが、アキラと闘い仲間になる。
仲間の中では初めてアキラ以外で戦闘を担当。闘いを通し、やがてステラと恋仲になる。
変身後は強靭な腕力と精緻な技術を併せ持ち、武器の大弓も合わせて多彩な技を持つ。
大弓はそのままで棍棒に、分割してトンファーになり、離れた場所に置かれていても呼び寄せられる優れもの。矢の出現もこの弓の能力である。
天使との戦闘で『マリアージュ・リング』を発動し、強化形態『プリマ・エメルディM』に進化。
天使を遥かに上回る腕力に加え、その腕力を瞬間的に増強させる能力『ハイプレス・インパルス』を用いる。
・名前はエメラルドの緑+太陽の光が降り注ぐ「晴天」から。
・本作におけるプロレス技の先駆者。突然のジャーマン以降、筆者は味を占めた模様。
●ペルテ
晴のパートナー精霊。シロクマの姿をしているが、体毛が緑色のためシロクマと呼んで良いか迷うところ。
常に泰然自若としており、やや年寄り臭い。
・名前は「ヴェルディ」=ポルトガル語の「緑色」から。
◇ステラ・クラールハイト/プリマ・クリスタ
モチーフ:水晶
年齢:十六歳(高校一年生相当)
アキラの仲間の一人。あどけなく純粋無垢。自らを名前で呼ぶなど、心に幼いところがある。
生まれた直後に雪とともに神の国に連れ去られ、十六年間天使に鍛えられていた。それゆえ一般常識を含めた知識に欠ける。
アキラの祖母や仲間達からの愛情を受け、少しずつ心を取り戻し、晴への恋を自覚していく。
変身後は新体操に似た自在な動きで闘い、優れた学習能力や動体視力で敵の動きを見切る技巧派。
武器は絹の柔らかさと鉄筋の強度を備えた長いリボン。より合わせてサーベル状に硬化することができる。
天使との戦闘で『マリアージュ・リング』を発動し、強化形態『プリマ・クリスタM』に進化。
両足に新たに生まれたアンクレットから、重力を任意に発生させる『アクロスカイ・マキシマ』でさらに変幻自在な動きを身に着けた。
・名前は「Stella」=イタリア語の「星」+「Klarheit」=ドイツ語の「透明」「明快さ」。
・精神年齢が低いため、晴とのカップリングは事実上のおねロリである。筆者の大好物。
●シプルゥ
ステラのパートナー精霊。アザラシの子供の姿をしている。
おっとりのんびりしている。
・名前は英語の透明(インビジブル)から。
◇黄川田 ひまり/プリマ・アンベリア
モチーフ:琥珀
年齢:十七歳(高校二年生)
アキラの仲間の一人。おっとりした乙女チックな癒し系。ロマンチックなことやメルヘンな物が好きで、趣味は手芸やアクセサリーの手作り。
本編中で初めて『ピュリファイア・フラッシュ』を受けて浄化されたブライド。アキラの最初の仲間でもある。
変身後は巨大な登山用ピッケルを武器に持つ。特筆すべき能力は無いが、武器の多彩な機能を引き出して闘う。
・名前は琥珀の黄色+同系色の花のひまわりから。
・マスコットの座をステラに奪われたフビンな子。伊予とのカップリングは筆者お気に入りカプの一つ。
●キロロ
ひまりのパートナー精霊。レッサーパンダの姿をしている。体毛が黄色いため、昔のアニメのアライグマに似ている。
多少の事には動じない冷静さの持ち主。
・名前は「黄色」から。
◇藤井 菫/プリマ・スピルナス
モチーフ:バイオレットスピネル
年齢:十七歳(高校二年生)
アキラの仲間の一人。傲岸不遜な創作意欲の塊。少女同士が愛し合う同人漫画を描いている。人間観察が得意。
事故で負傷した右腕を治癒すると神にそそのかされていたが、パオレと出会うことで右腕が回復し始め、漫画の執筆を再開。
変身後は鎖分銅を自在に操る精緻な技術、身を隠しながら闘う隠密能力など、暗殺向きの能力を持つ。
武器は長さ十メートルほどの鎖分銅で、至近距離の殴り合いから中距離での投擲など、ある程度距離を選ばない闘い方ができる。
・名前はバイオレットスピネルの明るめの紫=藤色+同系色の花のスミレから。
・多少お下品なセリフでも言わせやすい、かなり扱いやすいキャラ。でもゲロ発言はどうかと思う。
●パオレ
菫のパートナー精霊。カモノハシの姿をしている。言葉を話すことはできないが、傷ついた神経を僅かに治す能力を持っている。
菫が大好きで、やることなすことに喜びを見せる。
・名前は「バイオレット」=英語のすみれ色から。
◇朱見 伊予/プリマ・ヘリオール
モチーフ:ヘリオライト
年齢:十七歳(高校二年生)
アキラの仲間の一人。普段は言葉遣いが荒いが、実は優しい心根の持ち主。いわゆるロリータ系の服が好き。桃とは親友。
当初は願いを諦めていたためジュエルの影響が小さかった。しかしアキラとの出会いを通じ、『好きな服を着て可愛いと言われたい』という願いを取り戻す。
変身後は抜群の運動能力を発揮し、獣の敏捷さを備える。投擲と打撃の両方に使えるブーメラン、両手の指先の鋭利な爪が武器。
・名前はヘリオライトの朱色+同系色の実がなるイヨカンから。
・口は悪いけど実は優しくてかわいい服が好きという剛速球な属性持ち。
●タータ
伊予のパートナー精霊。ハリネズミの姿をしている。エセ土佐弁で話す。
伊予のファッションには一家言ある模様。背中の針は実は柔らかな毛。
・名前は「だいだい」から。
◇桜島 桃/プリマ・モルガナス
モチーフ:モルガナイト
年齢:十七歳(高校二年生)
アキラの仲間の一人。コミュニケーション能力が抜群に高いアイドル系。出版社でアルバイトしている。伊予とは親友。
モデル時代は雑誌のスタッフのハラスメントと周囲の無理解から自暴自棄になりかけていた。その後はアキラ達に救われる。アキラ相手に失恋するも、後にリオと結ばれた。
変身後は柔軟な体と強靭な手足の指先を活かし、自在にして鋭利な打撃技による近接戦闘を行う。暗がりに隠れるのも得意。
武器のシールドは攻撃を受け流す他、スライド機構を用いた打撃武器にもなる。
・名前はモルガナイトの桃色+同系色の花が咲くサクラから。
・盾のスライド機構は「装甲騎兵ボトムズ」のATのアームパンチ+格闘ゲーム「マーベルスーパーヒーローズ」ムックに記載された『武器は盾』から着想。
●ピッキィ
桃のパートナー精霊。コアラの姿をしている。
桃とは親友と呼べる間柄。作中では珍しく女性的な一人称を用いる精霊。明るいが少々短気。
・名前は英語の「ピンキー」から。
◇郡上 小波/プリマ・タンザニオ
モチーフ:タンザナイト
年齢:十七歳(高校二年生)
アキラの親友。普段はノリが軽いが、直情的であり親友を傷つける者は許さない。すごいと思ったことは褒めちぎらないと気が済まない主義。
危機に飛び込むアキラを日々案じた挙句ブライドにされたが、緋李との対決の末に浄化されて仲間になる。その後紫織と交流し、新たに親友となった。
変身後は桁外れの腕力と突進速度により、一撃必殺のパンチを主体として闘う。両腕を覆うトゲだらけのアームカバーが武器。
終盤で『マリアージュ・リング』を発動。全能力が極めて高いレベルまで強化される。
鉄拳とプロレス技の他、相手の運動エネルギーを跳ね返す能力『メテオライト・リフレクション』で天使を浄化した。
・名前はタンザナイトの群青色+夏の風物詩である青い海。
・ある種のクソデカ感情担当。戦闘スタイルは「主人公と似て非なるタイプ」というコンセプト。
●ウミミ
小波のパートナー精霊。ウサギの姿をしている。
パオレと同じく言葉は話せないが、常に小波の事を思いやっている。
・名前は「海」から。
◇若草 芽衣/プリマ・ペルドッサ
モチーフ:ペリドット
年齢:十八歳(高校三年生)
アキラの仲間の一人。王子様のような凛々しい顔立ちと立ち居振る舞いだが、大好きな晴に対してはひたすら甘える。自称「晴さん全肯定カルト」。
晴への妄信さえ除けばまともで、学校では生徒会長に就いており、ファンクラブもある人気者。社長令嬢でもあり、アパートを借りて一人暮らししている。
変身後は高い跳躍力と優れた空中感覚を発揮する。武器の旗は、布部分を捕縛と防御に用いる他、縁が剣のようになっている。鋭利な穂先も備えるなど攻防一体。
・名前はペリドットの黄緑+植物の色が関わる春の芽吹きから。
・ブライドのたまり場を書くために突発的に社長令嬢にした、便利キャラにして変態。
●ラムリン
芽衣のパートナー精霊。ラッコの姿をしている。執事を思わせる丁寧な口調で話す。
芽衣へのサポートを常に欠かさない気遣いと、芽衣のあらゆる行動を褒めちぎる妄信を兼ね備えている。
・名前は「ライムグリーン」の短縮。
◇白峰 雪/プリマ・パルルス
モチーフ:真珠
年齢:十六歳(高校一年生相当)
アキラの仲間の一人で、ステラと同じく神の世界に連れ去られた『妹』。やや情緒不安定だが感受性が強く、天真爛漫。姉と比べて自己主張が強い。
『父』である神に愛されようと日々努力していたが、その真意を姉から知らされて絶望。ステラと同じくアキラの祖母に引き取られ、後に大墨姉妹を救った。
変身後は鋼鉄のヨーヨーを武器とし、優れた運動能力や武器の多彩な使い方など、戦闘技術の高さはルビアと同等以上。
・名前は真珠の白+真冬の白い雪。
・恐らく劇中で最も精神年齢が低いキャラ。この子が主役を張った第十二話は筆者のお気に入り。
●スノア
雪のパートナー精霊。ペンギンの姿をしている。やや田舎者っぽいしゃべり方をする。
雪の心身の健康を常に案じており、少々お節介気味。
・名前は「スノーアート」から。
◇紅林 楓/プリマ・ガルナ
モチーフ:ガーネット
年齢:十六歳(高校一年生)
アキラの仲間の一人で、緋李とは学校の先輩後輩同士。真面目で堅物。右脚は先天的に麻痺している。
浄化前の緋李を追っては邪魔をしていたが、最終的にはアキラに託した。その後は緋李との良好な関係を取り戻し、小波とも友達となった。
小波の影響か言動がおちゃらけてきている…とは緋李の弁。
変身後は金属製のレガースを装備し、多才な脚技を主体とした近接格闘戦を得意とする。
・名前はガーネットの紅色+秋の紅葉のイメージからカエデの木。
・変身後の出番を増やすことに苦心したキャラ。安易にキャラ数を増やすものではないですね。
●クリム
楓のパートナー精霊。フェレットの姿をしている。
博識だが照れ屋。ジュエル内の空間にはどこからか取り寄せた書物があるらしい。
・名前は「クリムゾン」から。
◇雁井 紫織/プリマ・アメイジア
モチーフ:アメジスト
年齢:十八歳(高校三年生)
アキラの仲間の一人。街角の変遷を撮影した写真を撮影し、ブログを運営している。気弱でオドオドしているが、撮影に対しては常に真剣。
ある日アキラ達と出会い、写真撮影をきっかけに小波と交流を深めた。ジュエル浄化後は小波と親友の間柄になり、ともに行動している。
変身後は金棒を武器とし、腕力と隠密行動の能力に秀でている。
・名前はアメジストの紫色+紫色の炎色反応を起こすカリウムから。
・小波との関係は本作の裏テーマの一つ「恋愛と友情は互換関係ではない」「愛という物に対して人は自由であるべし」を現わしたもの。
●パップ
楓のパートナー精霊。プレーリードッグに似た姿をしている。
紫織に対して過剰な程に世話焼きで、勢いがすごい。武士のような話し方をする。
・名前は「パープル」から。
◇水城 リオ/プリマ・アクアルマ
モチーフ:アクアマリン
年齢:十七歳(高校二年生相当)
アキラの仲間の一人。日本とブラジルのハーフで、劇団の新人俳優。大らかな自由人。桃の恋人となる。
かつて市営住宅跡地の廃墟に不法に住み込み、その後ホームレスとなっていたところを現在所属している劇団に拾われた過去がある。自分の劇団を設立するのが夢。
変身後は『反発する力』を発生させる布を武器とする。本人の運動能力も高く、布を利用することで空中を自在に舞うこともできる。
・名前はアクアマリンの水色+同じく水色の液体酸素(英語で『リキッドオキシジェン』)から。
・本作で最も設定が難航したキャラ。強引なネーミングやベタな設定にそれが現れています。
●シーヤン
リオのパートナー精霊。ミミズクに似た姿をしている。カタカナ混じりの日本語(いわゆるルー語)で話す。
普段から居眠りしており、その影響か他者が眠りに入ったタイミングを察知する能力がある。
・名前は青系統の色「シアン」、話し方は『世界忍者戦ジライヤ』の城忍フクロウ男爵(ミミズク→フクロウ→フクロウ男爵→ニセモノなどノーサンキュー)が由来。
◇大墨 黒絵/プリマ・オネスキア
モチーフ:黒瑪瑙
年齢:十七歳(高校二年生相当)
アキラの仲間の一人。大人の余裕を感じさせるお嬢様。アルビノで白い肌と髪を持ち、特に皮膚が紫外線に弱い。
双子の妹の黒羽と恋愛関係にあり、それが原因で父と家政婦から虐待を受けていた。二人を殺害する計画を立てるも、雪に出会ったことで止められる。
変身後は盾と打突武器を兼ねた傘を武器とする。傘の骨は抜くと針になり、風に乗って飛行することも可能。
身体能力よりも黒羽とのコンビネーションで本領を発揮する。
・名前は黒瑪瑙と同じ色の墨+同系色の黒鉛の読み方をもじったもの(「黒」「鉛」→「くろ」&「えん」)。
・髪の色を黒に変化させる理由付けとしてのアルビノだったものの、それを描写しないのは不自然、
しかし本作は少女同士の恋愛がテーマだからアルビノの話は不要?と二転三転した結果が十二話。
新人発掘コンテストタグも追加したおかげで当時のPV数はぶっちぎりでした。感謝のハラキリ
●クロノン
黒絵のパートナー精霊。エゾモモンガに似た姿をしている。幼く甘えん坊。
モモンガ型ゆえか滑空能力があり、特に高めの高度を飛ぶことに秀でている。黒絵の事を「おねーしゃん」と呼んでいる。
・名前は「黒」から。
◇大墨 黒羽/プリマ・オベスティア
モチーフ:黒曜石
年齢:十七歳(高校二年生相当)
アキラの仲間の一人。人を楽しませることが好きで、独特の言葉遣いで話すが、怒ると暴力団のような口調になる。鼻息の温度が高め。姉と同じくアルビノ。
姉との恋愛関係は二人そろって隠す気が無く、基本的には常に黒絵に付き従っている。黒絵と同様の経緯を経て、雪に救われる。
変身後は姉と同じく傘を武器とする。こちらは先端にパイルバンカーが仕込まれており、攻撃の他にジャンプの補助用に使われる。
・名前は黒曜石と同じ色の墨+姉の名前の由来の黒鉛を英訳した「グラファイト」から。
・大墨姉妹はアルビノ+女性同士の恋愛に加えて血縁者同士と言う、ポリコレに迎合していると見せかけてこっそりケンカを売っているキャラ。
●スミノン
黒羽のパートナー精霊。オコジョに似た姿をしている。ツンと澄ました高飛車な性格。
常に冷静であり、クロノンの抑え役でもある。弁護士の話を理解するなど、知能も高い。
・名前は「墨」から。
・ブライドの本名は宝石の色に加え、
アキラ・緋李・晴・ステラは『発光に関する文字・言葉』
ひまり・菫・伊予・桃は『宝石と同系統の色の植物』
小波・芽衣・雪・楓は『宝石の色から連想した四季の風物詩』
紫織・リオ・大墨姉妹は『宝石の色と同じ色を持つ物質の名前』
という法則で命名。
・精霊の名前、『マリアージュ・リング』発動後の能力名は濁点を一切使用せずに命名。
2.神の世界の住人
▼ディセイヴィア
本作の黒幕にして地上の平和を司る神。
人類の歴史が始まるはるか以前、ある戦争を契機に『エターナルジュエル』および精霊達を全て収集、機能制限を掛けた上で保管している。
地上の平和を守るべく、ジュエルを手にしたプリマ・サフィールことアキラの殺害およびジュエルの破壊を画策し、様々な手段を講じる。
人知を超越した能力を多数持ちながら、それでもアキラと緋李の出会いを止められなかったことを悔やんでいる。
・名前は「Savior(救世主)」に否定の接頭語「dis-」を付け、「誰も救えない神様」の意味で命名。
▼リリアウラ
愛を司る女神。ディセイヴィアの同僚。本来のジュエルの儀式の執行者。
かつてある惑星の原始生命体の元に精霊を派遣し、それ以後は異端とされた愛を見守る立場として見守り続けた。
しかし星間戦争にて『デュエルブライド』が生まれ、ブライドがジュエルの力を闘うことに使ってしまったことで、責任を取りディセイヴィアの監視下に置かれることとなった。
アキラの夢を始めとして地上に自身の精神を送り、陰ながらブライド達をサポートする。
・名前は「Lily(百合)」+「Aura(オーラ、霊気)」。百合の女神様で意味で命名。
▼天使四姉妹
ディセイヴィアの部下の天使達。『デュエルブライド』が束になっても敵わない強大な戦闘能力を持ち、サフィールのジュエルとアキラの殺害のために地上に降りて来る。
戦闘時は各自の戦闘能力を発揮する身体強化用ガントレットを装備。『デトネイションフラッシュ』という総称の、それぞれの技能を生かした必殺技を持つ。
天使は共通し、『アンジェ・〇〇』という名前。
長女ダシルヴァは傲慢で、戦闘力は四姉妹最強。強烈な手刀による刃物状の衝撃波を飛ばす技を持っている。神の世界の設備の開発担当。
次女ゴルディエは短気で乱暴者。敵の肉体で爆発を起こす技を持つ腕力自慢。
三女アグレアは堅物で、ステラと雪を真剣に天使にしようとしていた唯一の天使。打撃技の速度は姉妹の中で最速を誇る。
四女ロゼルは常に無表情、無感情。何を考えているか読めない人物。奇をてらわない堅実な格闘術で闘う。
・パワーストーンの一種『オーラクリスタル』をモチーフにしたキャラ。
それぞれシルバーオーラ、ゴールデンオーラ、アクアオーラ、ローズオーラがモチーフ。
ダシルヴァのみ、FCソフト「キャプテン翼2」登場人物のダ・シルバからも着想。
・ゴルディエの「おいババアおかわり」は筆者的にシリーズ最高の萌えセリフ。
▼別動隊の天使
四姉妹とは別にディセイヴィアが指揮する天使のチーム。ゴズマリアとヴァルオラの二人が所属している。全ブライドの殺害を主目的としている。
ゴズマリアは唯一の男性天使。ディセイヴィアが掲げる平和を狂信し、それに反する存在であるブライド達を一方的に憎悪している。
ヴァルオラはステラと雪に続いて天使に鍛えられ、完全に心身を天使にさせられた地上の人間。ステラ達への憎悪を教え込まれた。
・同じくオーラクリスタルがモチーフで、それぞれコスモオーラ、オーロラオーラがモチーフ。
3.ブライドの関係者
■アキラの家族
父と母、弟のカオルの三人。アキラがブライドとなったのを契機に少しずつ崩壊していく。
両親はアキラに幸せな恋をしてほしいと願っているが、ブライドのことと考えのすれ違いから、両者の間に修復不可能な溝が生まれてしまう。
カオルは恋愛に関してある秘密をかかえており、それ故に状況を静観している。家庭内では唯一のアキラの味方。
・両親が恋愛に関して不倶戴天の敵という、ある意味で本作の世界観を象徴するキャラ。
和解する流れは考えたものの、アキラの願いが限定的にでも叶う=神様と闘う意味が半減
という考えから、十三話パート3の流れとなりました。
・カオルは小波と紫織の関係に含めたテーマを別方向から描いたキャラ。ある意味ざまぁ担当。
番外編での掘り下げを考えたものの、その余裕も無く意味も無い気がしたため断念。
■アキラの祖母
アキラの家の近所に住んでおり、折を見てアキラと会っている。ステラを引き取ってからたびたびブライド達に出会い、陰ながら支える必要不可欠な存在。
誰かの世話を焼かずにいられない性分で、それ故に実の娘であるアキラの母と確執がある。
ブライド以外でアキラと緋李の恋に理解を示した数少ない人物の一人であり、後に闘いの全てを知らされることとなる。
・当初の祖母はステラ姉妹の引き取り先程度だったものの、いつの間にか準レギュラーに昇格。ある種のシンデレラである。
■トラ猫
アキラの祖母の家に入り浸る野良猫。ブライド達の中でも特にステラと雪に懐いている。
一見普通の猫だが、後ろ足だけで立つ、ふすまを開閉する、人語を理解し精霊の存在を感知しているフシがあるなど謎が多い。
ネコではあるものの、体形はチャウチャウの仔犬に似て丸っこい。顔がチャールズ・ブロンソンに似ている。
・「猫出したい」「精霊以外にもモフモフ出したい」の衝動だけで登場させたキャラ。中の人などいない。
■緋李の母
緋李の実家に住んでおり、何かしらの在宅の仕事をしている。
夫とは離婚した方が円満という独特な関係だが、離婚当時の心無い言葉に負けなかった強さは、緋李の人格形成に大きく影響している。
緋李の恋に対しては本人にまかせて突き放しつつ、娘の恋人であるアキラに興味津々の様子。
・こちらもまた小波と紫織の関係と同テーマのキャラ。出番少な目ながらアキラの両親とは良い対比になったかと思います。
■アキラのクラスの担任
特に目立ったことはしていないが、アキラが暴力事件を起こした時は過去の経験からアキラをかばう立場に立った。
・アキラの隠れた味方。男性にしようと思いつつ気づいたら性別の設定を忘却。
4.劇中用語
◇エターナルジュエル/ディヴァインジュエル
本作のキーアイテム。ダイヤのような形をしたタテヨコ高さ一センチ程度の宝石。
神の世界から地上にもたらされ、少女に超人的な戦闘能力と凶暴な精神を授ける。
その正体は『エターナルジュエル』という、精霊の力で少女の恋心を形にした宝石である。
特に「少女を愛する少女」が生み出すことが多く、
二人の少女を結びつけ、その恋を護り願いを叶える護符である。
これを授かった者は『花嫁』という、運命で結ばれ合った存在になる。
その能力はまさに無限であり、神の支配を覆すことすら可能な程。
ただし、叶える願いは「恋や愛を原動力としたもの」であることが必須となる。
学校の宿題がいつの間にか終わっていますように、などの願いはかなえることはできない。
また持ち主の同意があれば他社に譲渡、もしくは「託す」ことが可能。
◇デュエルブライド
『エターナルジュエル』を授かった少女達が変身する超人。
ウェディングドレスが変化したアンダースーツにジャケットやプロテクターを装備、固有の武器を持つ。
全速力であれば百メートルを一秒前後で走り、素手で厚さ三十センチ以上のコンクリートの壁を粉砕する。
そこに精霊の補助による特殊能力も加えることで、まさに超人というにふさわしい能力を発揮する。
更にはジュエルの願いを叶える能力により、
プリマ・サフィールことアキラは神の呪いを解く技『ピュリファイア・フラッシュ』を生み出した。
その正体は上記の『花嫁』の護身および戦闘形態であり、ある惑星戦争で戦闘が必要になった際に生み出された物である。
後にアキラが天使に打ち勝つ力を願ったことで、超進化『マリアージュ・リング』が発動。
進化前の何倍もの戦闘能力に加え、独自の特殊能力もそなえ、浄化技は電光を伴う『ピュリファイア・スパークル』に変化した。
◇精霊
女神リリアウラが、少女を愛する少女に対して遣わす存在。
少女達の恋の気持ちを固めて『エターナルジュエル』を生み出す他にも、ささやかながら様々な能力を持つ。
人類が歴史を数えるよりはるか昔、ある惑星での原始生命体の前に現れたのを皮切りに、
生命体がいる星に降りては愛し合う女性同士の前に現れ、ジュエルを生みだしていった。
片想いの少女にジュエルを授ける、出会った相手が愛らしいと思う姿になるなど、
その行動は少しずつ生命体に歩み寄る形に変わっていった。
また、地上に派遣される前に、学校で生命体との接し方などを学んでいる。
◇ジュエルの儀式/マリアージュ・サクリファイス
『マリアージュ・サクリファイス』は、少女達がジュエルを奪い合うバトルロイヤル。
最後に勝ち残った者が神の許に嫁ぎ、願いを叶える儀式であるとされる。
絵本『神様と花嫁』にも書かれており、地上の人間は架空の儀式だと思っている。
実際は敗北した少女が願いを奪われ、勝ち残った者も記憶や願いを消されてどこかに捨てられるという、ブライド候補を秘密裏に処分するための偽の儀式である。
本来はジュエルを持った少女達を結び合わせる儀式。
少女達を神の世界に招き、二人が永遠の愛を誓い、
神がそれを護り加護を与える約束をするのが儀式の本当の形。
儀式に特に名前は無いが、人間が行う「結婚式」のようなものである。
◇人類の尊厳
劇中の人物が時折口走る言葉。
主に少女同士の美しい光景や優しい世界を見た時に飛び出る。
要するに我々が使う「尊い」の最上級にして限界突破した状況を表す。
劇中の人物たちは全く気にしていないが、日本語としては完全な誤用である。
類義語に「全身ガムシロップ化」「ガムシロップみたいな空気」がある。




