第二話「Chain breaker」②
変身ヒロイン百合アクション、第二話の続きです。
翌日の正午前、アキラは待ち合わせ場所の喫茶店の前にやってきた。都心の広い道路に面しており、個人経営かつ経営者の趣味なのか、チェーン店の整然とした清潔さとは違う手入れの行き届いたログハウスのような作りの店だ。ここを希望したのはひまりだった。彼女の馴染みの店なのだろうか。ひまりが落ち着いて話せるならそれでいいとアキラは思う。店の前に自転車を停めたところで、先に来て店の前で待っているひまりを見つけ、軽く手を上げる。向こうはおどおどした表情で会釈しただけだった。アキラは気にせず、ひまりに近づく。
「ごめん、遅れたかな?」
「いえ、大丈夫です…」
「……中入ろっか」
連れ立って店内に入り、最初にレジで注文を済ませる。アキラはアイスカフェオレ、ひまりはホットのミルクティーを頼み、仕切りでおおわれた一番奥の席に座った。向かい合って座ると、アキラの膝の上にプルが、ひまりの膝の上にはキロロが座ってテーブルの上にひょこっと顔を出した。仕切りがあって目立たないのもあるが、やはり精霊自体が他の人間には見えていないようだ。本を読みながら紅茶を飲んでいる女子高生らしき少女の一人客、向かい合って談笑している年老いた男女数人のグループ、休日出勤の休憩中らしいスーツの男性、姉妹らしい仲のいい女性二人組。いろいろな客がいる。
アキラは改めてひまりの顔を見た。先ほどのおどおどした表情、今のどこか申し訳なさそうな表情。やはり、昨日のことが尾を引いているのだろう。目が合うと、ひまりはやはり申し訳なさそうにアキラに尋ねた。
「…あの、怒らないんですか? わたし、昨日……」
「気にしなくてないよ。ほら、ケガはもう治ったしさ」
アキラはテーブルの下で自分の脚を軽く叩く。初めての変身の時にプルが治癒の魔法でもかけたのか、その脚には傷跡ひとつ残っていない。
「黄川田さんだって、やりたくてやったわけじゃないでしょ?」
「それは…はい……」
「…ごめんね、何か昨日から気を使わせてて」
「いえ、そんなことは…悪いのは私ですから……」
どこまでもひまりは謝る。アキラは内心で歯噛みした。こういう会話をしたいわけではないし、ひまりにもさせたくないのだが、ひまりの方が完全に罪悪感と後悔に囚われているのだ。無理やりにでも会話の方向性を変えれば、少しは話が進むかもしれない。そのためには、とキロロの方に目を向けた。プルも同じくキロロを見ている。視線を集めたキロロはキョトンと首を傾げた。
「黄川田さんは何かその子と話した?」
「キロロとですか?」
ひまりもキロロの方を見て、何かを思い出そうとするように周囲に視線をめぐらす。と、思い出したことがあるようだ。
「あ、そうだ。あの宝石のことについて少し…」
「どんな話?」
「この宝石はそもそも何なんだろう、ってキロロに聞いてみたんですけど」
「うん」
「よくわからないキロ」
がくり、と揃ってうなだれるアキラとプル。が、すぐに思い直して顔を上げる。
「よくわからないって、どういうことプル?」
「うん。『ディヴァインジュエル』っていう神様が作った宝石みたいなんだけど、気づいたらこの宝石の中に入ってて、出られなくなってたキロ」
「わたしも…部屋にいきなりこの宝石があって…」
ひまりが差し出した黄色の宝石をキロロが両手で持ち、アキラ達に見せる。プルが言っていたのとは違い、ひまりとキロロの宝石は「もともと存在していた」もののようだ。アキラとプルは眉を顰め、顔を合わせる
「…プル、やっぱり何か食い違うよね」
「うん」
「食い違う…ですか?」
「アキラのこれ…『エターナルジュエル』、ボクがアキラの恋の気持ちを宝石の形に固めたものなんだプル」
「恋…『エターナルジュエル』…ですか」
プルが差し出したアキラの宝石を見て、ひまりも理解したようだ。この宝石には、「精霊が恋の気持ちを固形化したもの」「精霊とは無関係に存在しているもの」、言い換えれば「人から生まれた物」「神が作った物」の2種類がある。そして名前も微妙に異なる。4人はそれぞれの宝石を見比べた。透明感、形やサイズ、輝き、内部に輝く粒子など、色以外に見た目の違いは殆ど無い。
注文したカフェオレとミルクティーを店員が運んできて、失礼します、と言ってテーブルの上に乗せた。視界にはプルとキロロがいるはずだが、店員の目にはやはり全く映っていないようだ。宝石を見せあう二人を見る表情はいわゆる営業スマイルで、恐らく女子高生二人がお互いのアクセサリーを見せあっている程度にしか思っていないのだろう。店員が立ち去ったところで4人は話を続けた。
「色々と不思議ですね…」
「それにあの黒いモヤモヤ。あたしのは契約したら消せたけど。あれが何なのか、プルかキロロは心当たりない?」
「わからないキロ…」
「うーん…アキラのジュエルができたとき、誰かにジャマされてる感じはあったプル。多分そのモヤモヤがそうなんだろうけど、いったい何なのかは…」
アキラとプルの方はその邪魔した何者かだとして、ひまりとキロロの方もそうなのだろうか。―――同じような宝石なのに、共通点より相違点の方が多い。宝石そのものについて考えるのは4人とも一旦止め、話を変えることにした。
「『デュエルブライド』っていうのは何なの? あの、黄川田さんとあたしと…あと赤い子の変身したアレ、プリマなになにっていう」
「ジュエルの力で変身した『花嫁』で、その花嫁が身を守ったり戦ったりするときの格好プル」
「花嫁。そういえば変身してすぐのカッコはウェディングドレスだった。黄川田さんも?」
「はい。すぐにあの、動きやすい格好に変わりましたけど」
「…ただ、これもぼくたちは詳しいことは判らないんだキロ」
二人の精霊は申し訳なさそうな顔をする。
「判らない?」
「ぼくはさっきも言った通り、いつの間にかジュエルの中にいたから。聞いたこともないキロ」
「ボクはジュエルとブライドの種類のことまでは習ったけど、次の科目に移る前にいきなりこっちに送り出されたプル…」
習ったとか科目とか、学校を思わせる言葉が出てくる。アキラとひまりは、プルやキロロのようなモフモフした動物の姿の精霊が、教室に机を並べて勉強する光景を思い浮かべた。とてもファンシーで心安らぐ光景だ。それはともかく。
「うーん…やっぱり判らないことが多すぎるよね」
「はい…」
「敢えて言うなら、正体不明の宝石としか」
アキラはカフェオレを、ひまりはミルクティーを一口飲む。
「…もっと偉い、神様とか女神さまとか、そういう人たちでないと判らないかもしれない」
「そうですね…これ以上はわたし達が話しても無駄だと思います」
「うん。この話はここまでかな……」
アキラがカフェオレをもう一口飲んだ。一方ひまりはそれ以上ミルクティーに口を付けず、キロロが持つ宝石を見てポツリとつぶやいた。
「………これ、わたしが持ってていいんでしょうか」
「いいのかっていうのは?」
「わたしには荷が重いです。いろいろと」
神が作った不思議な宝石など自分では持てあます、持つにふさわしくないと言いたげだった。良いんじゃないかと言おうとしてアキラはためらった。そもそも彼女は…あるいは、ひまりも含めた『デュエルブライド』たちは…自分の意思で変身したのではなく、何の前触れもなくこの宝石と出会い、無理やり、あるいはやむを得ず契約してしまっただけの可能性もある。そんな宝石の正体がわからない以上、持っていても捨ててしまっても、ひまりの身に何が起こるかはわからないのだ。軽々しく言える事ではない。
ひまりはひざの上に座るキロロを見た。キロロもひまりの顔を見上げる。不安そうな、あるいは申し訳なさそうな表情のひまりに対し、キロロの方はいたって朗らかだった。丸っこい手でひまりの頬を優しくなで、優しい声で言う。
「ぼくはひまりと離れたくないキロ」
「キロロ…でもわたし、あの宝石に……」
「ジュエルの中から見てたキロ。ひまりはホントはとっても良い子。すぐ大好きになったキロ」
もふっ、とキロロがひまりに抱き着いた。
「見ててくれてたんですか…」
「うん。サフィールとプルがお外に出してくれて、こうやってお話できて、とっても嬉しいキロ」
キロロの背中を撫でていたひまりの両手が、その丸っこい体を抱きしめた。嬉しさに瞳が涙ぐんでいる。二人とも幸せそうな顔をしていた。
アキラはそれを見て安堵した。自分とプルが出会って数日で友達になれているように、本来ならひまりとキロロもこのように幸福に出会えたはずなのだ。プルも同じように安心した顔だ。アキラとプルは顔を見合わせて微笑む。
「一緒にいた方が良さそうだね」
「はい…この子もジュエルも」
「キロ!」
キロロは肯定の意を示すように手を上げた。そして、ひまりもここでやっと笑顔を見せてくれた。
宝石や『デュエルブライド』についての話自体はやや煮え切らない結論で終わったが、二人が友達になってくれたのは何よりだと、アキラは思っている。
「じゃ、これ飲んだら帰ろうか」
「はい。 …そうだ、さっきのお話聞いてて思ったんですけど。一つ訊いても良いですか?」
「ん、なになに?」
カフェオレをまた一口飲むアキラ。ひまりはその顔を真剣に見つめながら訪ねた。
「……葵さん、恋してるんですか?」
ゴブッと妙な音を立て、カフェオレを気管の方に吸い込みかけて思わずむせた。幸い吹き出してひまりの顔面を直撃するようなことにはならず、何とかハンカチで口元を押さえつつしばし盛大に咳き込む。申し訳なさそうにひまりが背中をさすってくれていた。しばしゲフゲフと咳をしてから、深呼吸を何度かして呼吸を整え、アキラは体を起こしてひまりの顔を見た。どうやらすっかり気持ちがリラックスしているのか、ひまりの顔からは先ほどのおどおどした雰囲気が消え、替わって好奇心と憧れが現れていた。どう答えたものか、アキラは迷う。
「待って待って待って、喰いつくのそこなの…?」
「さっきプルさんが言ってたの、気になってしまって」
「あっ…言わない方が良かったプル?」
「いや、う~~~~~~ん…それは、うぅ…」
宝石の正体を明かすには説明する必要があったのでそれは構わないのだが、今のひまりの質問に対して回答をごまかそうとした時点で、もう答えてしまったようなものだ。が、ひまりは深く突っ込んだりせず、穏やかに微笑む。
「恋が宝石になるなんて、ロマンチックですよね」
「……発想が乙女だね? それともメルヘン」
「でも、素敵だと思いませんか? 恋してるのも、それが宝石になるのも」
それは、確かにアキラもそう思う。自分が言っても似合わないという自覚があるから言わないだけだ。
プルは幸せな事だと言ってくれた。そして、ひまりは素敵なことだと言ってくれている。赤面し、思わずひまりから目を逸らしてしまった。
「いいなあ…わたしも恋してみたいです」
「そういうことを堂々と言える黄川田さんの方が、あたしはうらやましい…」
どうやらひまりには、乙女チックな一面もあるようだ。キロロはそんなひまりを止めようとはせず、嬉しそうに見ている。そういう一面を見せてくれたということは、それなりに打ち解けたということだとアキラ自身も思う。―――だが、相手が絶世の美少女だと知ったらどう反応するのだろうか。今のように素敵だと言ってくれるのか、それとも分不相応だと笑われるのか。
今度こそ連絡先を交換し、ひまりと別れてアキラとプルは帰路に就く。宝石を落とさないようにアクセサリーにする方法…両親からの小遣いに日々の生活を頼るアキラが低額でできる方法…を乙女チックなロマンに満ちたトークの合間にどうにか聞き出し、100円ショップで材料を買いそろえた。プルとキロロ曰く、多少金具を接着する程度ならジュエルに害は無いとのことだった。両親に言ったら最近の100円ショップはこんなものがあるのか、と驚かれるだろう。両親が学生だった頃は、100円ショップといえば低額の生活雑貨店程度のものだったそうだ。
家に帰ったらすぐ作業に取り掛かろうとアキラは決めた。手本になるような手作りアクセサリーの動画もついでに教えてもらっていた。
「乙女な子だったプルね…」
「うん。それに良い子だった」
車道の端に広く取られた路側帯をゆっくり自転車をこぎながら、先ほどまでのひまりとの会話を思い出していた。
ひまりとは友達というほど深い関係でもないが、連絡先を教え合い、むやみに気を遣う必要もなくなったので、とりあえず今回はそれで良しとした。別れ際にはジュエルを浄化したことをしきりに感謝され、さらには何かあったらかならず助けるとまで言われ、アキラ自身が困ってしまったほどだった。やはり本質的に善良な人間なのだ。
ただ、アキラの方はルビアに言われたこと…『デュエルブライド』の人数の事、自分のジュエルがルビアに狙われているであろうことなどは、ひまりには伝えなかった。助けてくれと言えば彼女は助けてくれるだろうが、元々巻き込まれただけだったのを更に危険な事態に引きずり込む形になってしまう。対処は自分だけでしたかった。
「ねえアキラ。アキラはどうして、あの子にまた会ったプル?」
考え事をしていると、肩に乗ったプルが尋ねてきた。
「どうしてっていうのは?」
「うん…ジュエルを浄化した後は放っておいてもいいのに、今みたいにちゃんとお話ししようって思ったのは何でかな、って」
思い出すのは幼少時に読んだ絵本のことだった。昨日も思い出した「花嫁と神様」を読んだときに思ったことだ。
「今回の宝石と『ブライド』の事、子供の時に読んだ絵本と状況がかぶるな、って」
「絵本プル?」
「あるお姫様が神様から宝石をもらって、願い事をかなえてもらうために神様のところにお嫁に行くっていうお話。その旅の途中で同じ宝石の持ち主と会って、その人たちが悪さしてるのを懲らしめて宝石をもらっていくっていう流れなんだけど」
聞きながらプルは考え込む。アンベリアの話、ルビアの話、二つを合わせると確かに状況に似た部分はある…と理解はしたようだ。
「読んで思ったのがさ、『どうして友達にならなかったんだろう?』って。お話だからしょうがないって言っちゃえばそうなんだけど。だからかな、何て言うのか…会った人とイヤな関係のまま別れるのがイヤで」
「なるほどプル」
「そんなところ。それで友達にまではなれなくても、今日みたいにお話してみたりさ」
アキラはそこまで言うと、自分のことを話すのが照れくさいのかそれ以上話を続けようとはしなかった。
その時、プルの手がアキラの頬に触れた。どうしたと思ってアキラが見ると、同時に服の内ポケットに入れているジュエルが少しずつ熱を帯び始める。アンベリアの時と同じ、ジュエルからの警告だ。
「アキラ」
「うん。何か来る」
気づいたことを悟られないよう、少しだけ自転車をこぐペースを落とす。都心の広い道路で、歩道の植え込みも高さは無いので隠れるのは難しい。だが相手は『デュエルブライド』で、その身体能力をもってすれば高高度のビルの上からでも、あるいはその気になれば側溝の中からでも襲ってこられるであろう。周辺に目配せし、警戒しながら自転車を進める。
あるビルの前を通り過ぎた時に金属音が聞こえた。先日のような武器をぶつけ合う音ではなく、いくつもの小さな金属がこすれ合うような音だった。視界の隅で何か細い物が鈍く光り輝く。直後、自転車に何かが激突した。
「なっ―――何!?」
激突した何かが頑丈な金属でできたペダルのクランクを叩き折り、バランスを崩したアキラは車道側に倒れる。反射的に腕で体を支えるが、手首に激痛が走り、さらに自動車のクラクションが背後から聞こえた。
「あぶないプル!」
アキラは自転車を引き起こしながら、素早く歩道に上がってどうにか難を逃れた。体を支えた方の右の手首、そして折れた拍子にクランクが当たった脚のふくらはぎが痛む。断面で皮膚が少し裂けたようだ。自動車の運転手は何事か言いながら通り過ぎていった。恐怖で鳥肌が立ち、心臓が高鳴っているのをその後にやっと自覚し、自身の無事を確かめて大きくため息をついた。
「あ…あぶなかった……」
「アキラ、あれ!」
プルに言われて周囲を見回すと、ビルの隙間に金属の鎖が引っ込んでいくのが見えた。鎖の端には長さ5センチ、太さ3センチほどの、重そうな六角柱型の分銅が付いている―――時代劇などでたまに見る、鎖分銅という奴だ。誰かがそれを投げたか何かして自転車に当てたのだ…それも他の通行人には一切当てることなく。
薄暗いビルの隙間に黒い人影が見えた。
「待っ…ぃぃだだだだっ!!」
追いかけようとして立ち上がりかけたところで、右の足首の痛みに思わず膝を突く。車道側に倒れた時に挫くか何かしたのであろう。その間に人影は消えてしまっていた。諦めて痛む右足をひきずりながら戻り、歩道に横たえた自転車を痛みのない左手だけでどうにか起こした。
改めて自転車を見ると、頑丈なはずのクランクが折れただけでなく、その内側にあるチェーンもちぎれていた。自転車の一部だけ…それも回転するクランクに当てる技量に加え、脚に直撃すれば骨も砕けていたであろう威力に戦慄する。
「いったぁ……プル、やっぱり今のは…」
「うん…ブライドに間違いないプル」
「ブライドか… 本気で殺しにきたのかな…」
アンベリアもそうだったが、ジュエルに黒い濁りが溜まったままのブライドは相手の心身の安全など一切考えずに攻撃をしかけてくる。
ジュエルの熱はいつの間にか引いていた。当面の危機は去ったようだが、今度の相手は先日のアンベリアとはまた違う種類の恐ろしさを持っているようだ。通行人が好奇の目で見てくる。アキラは痛む手足をかばいながら破損した自転車を引きずって歩道の端により、スマートフォンで家に連絡を取った。何分か待つと父の運転する車が来て、歩道の前に停まる。父は車から降りてすぐにアキラに駆け寄り、アキラに肩を貸して助手席に乗せた。続けて自転車を車両の後ろ側に乗せようとして持ち上げ、その破損状態に目を丸くした。
「こんな壊れ方、ハンマーでも使わないと無理だろ…それで、ケガしたのか? 大丈夫か? 車に轢かれてないな?」
「捻挫と擦り傷だけだと思う…」
「でも一応病院に行こう。診てもらってる間に自転車はお店に置いてくるから」
「うん、ありがとね。お父さん」
鎖分銅がどこからか出てきて直撃されました、などとはさすがに言えなかった。父に気付かれないようプルと視線を交わす。お互いにその表情は不安で満ちていた。
―――〔続く〕―――
昭和の喫茶店は大好物の一つです。令和の時代にも伝えていくべき文化ですね。