壱 リアとアリア
どうもお久しぶりです!
最後まで読んで頂けると光栄です!
ギルド『龍神の軍 種族の園』に居る双子以外の全員が感じた
友の死に...
「どうしたんだよ!みんないきなり泣き出して!」
「亮吾...お前がこっちに来る18年前いや此処の時間では6年前たった一人のA隊長が行方不明になった」ハルキが泣きながら話す
「え?」
「その隊長の名は切り込み部隊隊長『運命の輪(ロイ&ソート)の一人」
「リューネ・ソート・リア」
「で?そのリアって人はどうしたの?」雫が問う
「彼女が死んだ...俺ら『龍神の軍』は正式に加入すると体のどこかに龍の紋章を入れるんだ...」
亮吾と雫は言葉を失う
「そして誰かが死んだ時...紋章が共鳴し誰かが死んだのかがわかるんだ。今、紋章が共鳴した...出てきた名前はリア...」その時鐘がなった
クロハの声が響く「全員に告ぐ...もう気づいていると思うがA級隊長のリューネ・ソート・リアが死んだ...全員、彼女の魂が来世...龍の魂に導かれますよう。願いたまえ」クロハは一枚の札を取り出した
悪雲が立ち込め、札が黒に光り黒の靄があふれ出た
「死した魂を来世に導け...カロン!!」黒の靄から黒のローブに大きな鎌を持った青年が現れた
「リア...主が来世、龍の魂に導かれるよう」そう言い、鎌を一振りした...すると空に一筋の光が溢れ人影が現れた
「ふふっみんなに久しぶりに会えてよかったよ...カロン、ありがとう」
「ご要望に答えられて光栄だよ、リア」
「クロハ...お願いがあるの」
「なんだ?リア...死んだ後の未練があるから呼び出したんだ。なんでも言ってくれ」
「私には異世界に一人娘が居るの」その発言に種族の園がざわついた
「名前はティア...彼女だけは助けて貰える?どうせ上級兵士昇格試練があるでしょう...その試練会場に私が居た世界に来てくれない?」
「カロン...リアの死んだ世界を特定できるか?」
「魂の筆跡をたどれば...ただしいいのか?」
「ああ、時空ぐらい歪めても大丈夫だろ」
「わかった...では始めよう」カロンは鎌を一振りした。時空は歪み一つの光が回転しながら上に上がっていった。するとクロハが一振り。すると歪みは消え光が降りてきた
「世界名『ソローワールド、悲しみの世界』だ」
「やばい世界を引いちまったな...だがリアの願いだやるしかない」
「誰を行かせる気だ?」
「双子と哲哉にローゼン、隊長はアリアだ」
「やはり、アリアを行かせるのか?」
「勿論だ...だが心配だ...俺の精霊を一匹連れて行かせよう」
「となると六王の誰だ?俺か?」
「カロン...お前が無いことには気づけ」
「じゃあ白夜王か?」
「ああ、白夜王だったらなんかあっても俺を呼び出せる」
そして、彼らは集められた
最後まで読んでいただき有り難う御座いました!
次回!カロンとは誰なのか!楽しみにして頂けると光栄です