零 悲しみに暮れる者
『悲しみの異世界編』スタートです!!
零話です!最後まで読んで頂けると光栄です
「平民風情が!」
周りに転がるは10個以上のギルドの死体
その上に立つのは娘を守ろうと10個以上のギルドをつぶした母親
「離せッ!娘だけは!娘だけは助けて!!」
もう魔力がない...
「平民がギルドに盾突くんじゃねぇ!ギャハハハハハ!!」
その声と同時に母親の胸に剣が刺さり、男は満足したかのように帰る
一人の少女が死体で埋まる草原で泣きじゃくる
「どうして...ギルドに入れないだけでこんな目に合わなくちゃいけないの?」
少女の腕の中に残るは虫の音の母
母は言う「ティア...聞こえているかい?」
「か...母さん...ぎ...ぎごえ...でる...よ」
「そうか...聞こえているのかい?」
「『ロン』を探して...」
「私の相棒の『ロン』って人を探して...」
「母さん!!死んじゃやだ!!一緒に変わりゆく世界を見ようって約束したじゃん!」
だが、母の耳には届かない...
「ロン...ごめんね、私は先に逝ってるよ」
「私の名は『龍神の軍!A隊長のリューネ・ソート・リア』...ロン、ティアを宜しくね...」
ティアと呼ばれた少女は、なお泣き続ける
そして異世界でリューネの死を感じた一つのギルドがあった
そのギルドの名は『龍神の軍』
その中で一人泣き崩れたものが居た。
彼女の名は『リアナ・ロン・アリア』かつてリアとコンビを組んでいた者だった...
第零話いかがだったでしょうか?
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