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双子  作者: 月詠 くれは
~出会い編~
6/15

伍 出会い

出会い編最終話です

最後まで読んで頂けると光栄です!

戦争はあっけなく幕を下ろし

ある国の部屋では世界会議が行われていた

だが勿論、世界は当然の結果のように認めた

「また『種族の楽園』に攻め込んだ馬鹿が出たのか?」

「ああ、そう言うみたいだね...シルヴァはどう思う?」

「あたしは忠告したんだけどねぇ~イルマはどうなんだい?」

「俺は...知らん...」

「はぁ無口だね~ナンバー2あんたはどうなんだい?」

「最近の『龍神の軍』は目に余るものがあるからね」

「ファースト?起きろ!あんたはどうなんだ?この会議は一番強いあんたに決定権があるんだよ!?」

「うぅぅ...眠いね!俺は寝るよ!セカンド起こしてくれてアリガト!ジャオヤスミィィ...」

「寝るなファースト!会議に真面目に参加したらお菓子山盛り上げ...」

「よしひとまず『龍神の軍』は様子見にしておこう!彼らに対する戦力はこちらにはない」「切り替えが速いな...流石ファースト」

「それに今彼らはあんたらの騎士を預かっているだろう?シルヴァ」

「ああ、うちの期待の双星だよ!」

「そうか...彼らを巻き込むわけにはいかない。もう少しで彼らも上級兵士の試験があるはずだ、それに向けて完璧に攻め込める準備をしておけ!彼らが試験に言ってる間に我ら人類総群と魔族に龍族、天軍を呼べば奴らも勝てまい!全員交渉に行ってこい!次こそは負ける気はない。精霊と魔神族は俺が交渉しておこう」

セカンドと呼ばれる男は声を変える

「ファースト...殺る気か?」

ファーストはにやりと笑い、笑いながら答える

「あたり前だ!俺は奴に勝たなきゃいけねぇんだヨ」

「そうか」

「もう解散だ...俺は武器の手入れをしてくる」


場面は変わり

「クロハさん!なんでみんな戦争仕掛けられて喜んでいるんですか?」

「そうだよ!おかしいよ!怪我するかもしれねえのによ!」

「んなもん決まっているだろ...負けない自信とたくさんの報酬があるからだよ!そもそも俺らは負けるような戦いはしねえし、俺らに勝てる奴は中々いねえよ」

そんな自信とは裏腹にクロハの顔は悲しげな顔をしていた


まるでもっと強い敵を求めるかのように...


それが我ら双子と『龍神の軍』との出会いであった。

最後まで読んで頂き有り難う御座いました

次回からは『~悲しみの異世界編~』です!

あまり期待はして欲しくないです(笑)

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