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双子  作者: 月詠 くれは
~出会い編~
4/15

参 龍の力

誤字脱字がある場合があります!

一様注意してお読みください

戦争は確かに始まった

だが10分後には魔王軍は全滅していた

騎士長は何が起きたのがまったくもってわからなかった

「ば、馬鹿な!100万の軍勢がこうもあっさりと倒されるのか!」


そうただ彼らは戦っただけ、別に本気は出していなかった...


出来事は10分前に遡る

「よお魔王アントリューよ、久しいな!130年前の戦い以来か?」

「そうだなぁ龍神クロハ...今回はどうした?」

クロハは声色を変えて突き刺すように言う

「とぼけてるんじゃねえよ!涼太はどこだ?」

アントリューは笑いながら答える

「ああ、もしかしてこのボロ雑巾のことか?」

そこには数々の拷問を受けボロボロになった涼太がいた

「団長済まねぇ...」

アントリューは続ける

「こいつはすげぇよ!いくら拷問してもお前らの居場所を答えねえもんよ!」

そして涼太にナイフを突きつけた

その時だった

「冷華、蒼、秀...殺れ!」

瞬時に警戒したアントリューだったがすでに時遅し...

秀と呼ばれた男はいつの間にか涼太の近くにいたと思ったら涼太をつかんでいる手を殴った

腕は四散し涼太は地面に吸い込まれるようにして助かった

その直後アントリューは魔王の威厳から来た全力の攻撃を放とうと右手を振り上げた瞬間...

その右手を中心に倒れこみ右腕は地面にたたきつけられた

「馬鹿な!これは重力魔法!このレベルの重力魔法は見たことが...」

「お前俺を舐めてんのか?」

蒼と呼ばれた青年は空に立っていた

「冷華!あとは任せた」

冷華と呼ばれた女は杖をさっと前に出した

すると地面に倒れこんでいるアントリューの目の前にとてつもなく大きな魔方陣が現れた

「凍れぇ!!」たった一言だった

だがその言葉と同時にアントリューの体はその形を残しつつ凍った


凍ったアントリューを一振りで壊すクロハ

4人は並ぶ

四神天龍として...

「俺らは今から4人でお前らは殺す...さぁ何分耐えられる?」


5分後彼らの足元には魔族を倒した後に残る黒色の鱗粉で覆われていた

「アぁ?この程度かよ!クロハこの鱗粉はどうする?」

「蒼!集めて圧縮していつも通りのにしろ」

「あいよ」

と言うと蒼の腕が青く光った。それと共鳴するかのように黒色の鱗粉が青く光りだし空に浮かびだした

「ほらよ!これで良いのか?」黒色の鱗粉は蒼の右手で集まり野球ボールサイズになりクロハに投げつけた

するとクロハは黒色のボールを握り潰した。するとボールは空に消えてった

『派手にやったなぁ変態ロリコン

「てめぇーには言われたかねぇな変態マザコン

「母親はみんな大好きだろ?何も俺は可笑しくわねぇ」

「同じくだ自分の子供愛して何が悪い。それにお前は母親好きってより熟女好きだろ」

「お前の娘はあれ人の子やろ、ん?獣の子か?」

「うるせえよ 騎士長ナイトリーダー

「お前がこんな事するからだろ 龍神クロハ

一つの間が空き二人は同時に剣を引き抜いた

澄んだ空に一つの響いた音がした

「おいおい!なんだ?騎士長!いきなり剣を引き抜くとは物騒じゃねえか」

「おいおい!それはこっちのセリフだぜ?いつの間に兵を隠してた?」

「サラダぁ~30キロ先からいきなり飛び出して来るんじゃねえよ!びっくりするだろ」

「「で?何の用だ!裏切者」」

緊迫した雰囲気が流れる

「あんたのせいで何人死んだと思ってんだ騎士長」

「こっちこそてめえが仲間なんか見捨てて国民を優先すれば俺は逃げなかった」

「それが甘いって言ってんだよ...!」

「お前は千人の命と二人の命を天秤にかけ二人を取った」

突き刺すように騎士長は言う

「そんなことさえしなければ死んだ百四十八名の命は助かったはずだ!」

「お前に俺は言った!あそこで待機してろと!それを無視し人を信じず、千人と逃げ帰ったのはどこのどいつだ!」

「俺らだって最初は待ってたさ!ただな!三時間も待ったらこっちだって恐怖の限界だよ!」


沈黙が流れた


「「やはりお前とは分かり合えないようだな」」

「帰るぞお前ら」

「双子よ...弟子になるというのは本当か?」

「「ハイ!」」

「わかった...貴様らに四星騎士の称号を与える。初任務は龍神の軍で強くなって来い。以上だ行きたまえ」

誤字脱字はなかったでしょうか?

出来れば感想などよろしくお願いします!

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