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双子  作者: 月詠 くれは
悲しみの異世界編
11/15

参 そしてクロハは思い出す 後編

後編です!ぜひお読みください!

ゼーレンは思い出すと共に


恐怖を覚える...


過去の大戦である化け物に向けられた怒りと同じ物が自分に向けられている


ゼーレンはすぐに行動に移る...


殺される前に自分の真の姿である『輪廻龍りんねりゅう』その名の力を示す


クロハが約十二万世紀前に自分に頼んだことをすぐに実行しようとする


だが遅かった...


クロハは声色を変えて言う


「ゼーレン...まだ龍姫の魂は死んでいない...今すぐに彼女の魂を転生させろ」


声に威圧感がある...壊滅龍と呼ばれたゼーレンでさえ恐怖し絶望する


「はい...クロハ様...貴方様の御心のままに」


そしてこの大戦は幕を下ろし...クロハは今までの記憶を取り戻し転生した


各世界中に『願いの星国』が滅びたと直ぐに伝えられ


ある者は絶望し、ある者は喜んだ


その全てを思い出していたクロハは思う。


また仲間を一人失ってしまった...


クロハは呟く


「やはり俺は貴方のようにはなれないようだよ『ラティオ先生』」


「クロハさん!リアの娘は絶対に助ける!だからそんな顔しないでくれ!アンタが泣いてしまったら!私達は何処に落ち着けばいいんだ?」


いつの間にか俺は泣いてしまったらしい...


「ああ、そうだったな...ティアは頼んだぞ!何かあったら白夜王に言ってくれ!必ず助けに行く」


あの双子がこちらを振り向き無邪気な笑顔で叫ぶ


「「クロハさん!!行ってきま~す!!」


彼らは本当に素晴らしい心の持ち主だな...そう思いクロハは答える


「ああ!いってらっしゃい...」


そして双子の戦いは始まる

最後まで読んで頂き有り難う御座いました!

次回!集められた者達!六人達の物語が始まります!!

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