7話
あらすじ
百合
泣く
着替える
『それでは、町の中心部にある図書館に勉強しに行きますかね?』
「そうだな・・・この世界のことを勉強しとかないとな。」
アリスによって強制的に服を決められた今日は、訓練をするわけではないのでおしゃれ重視の格好らしい・・・
黄緑のワンピースに靴も白のハイヒールというthe女の子って言う格好をさせられている。
股の所はスースーするしハイヒールだから歩きづらいが今日のアリスには逆らうことができないのでおとなしく図書館に向かうことにしよう・・・
ちなみに服と靴はアリスの情報を基に魔法を使って作ったもので改めて自分の魔法の便利さを痛感したのはいうまでもない。
「それじゃあ行くか・・・」
『はい!それでは行きますね』
アリスが当たり前のように手をつないできた。
『あっ!目は閉じておいてくださいね!酔ってしまうといけないので。』
「え?」
私はアリスが急に手をつないできた事にビックリしてしまい言ってた事を聞きそびれてしまった。
『ラギエル図書館!』
アリスが図書館の名前を行ったかと思えば急にめまいがして意識を失った
『・・・きましたよ。お嬢様着きましたよ!』
アリスに名前を呼ばれ気を取り戻した。
どうやら意識を失って倒れた所を膝枕で休ませてくれていたらしい・・・。
と状況整理していると唐突にものすごい吐き気に襲われ飛び起きると同時に近くの茂みに駆け込んだ
『大丈夫ですか!お嬢様!』
アリスが血相を変えて駆け寄ってきて背中をさすってくれたおかげで、気持ちの悪さが少し直った。
超回復を唱えたら完全回復して楽になった
「今の何?社会的に死ぬかと思った」
こんな美女が街のど真ん中で嘔吐したなんて恥さらしもいいとこだ
『あれですね・・・転移酔いですね・・・』
『目を閉じてなかったんですか?慣れないうちは酔っちゃうんですよね・・・』
「そうならそうとちゃんと言ってよ・・・」
『あれ?私言いましたよ?目を閉じてくださいって・・・?』
アリスが手を握ったことに動揺して話が聞こえてなかった・・・
なんていえるわけも無く図書館に足を進めつつ話を切り替えることにした。
「アリスって転移魔法が使えるんだね」
『そうですね。転移魔法が使えたほうが何かと便利なので』
「また、私にも教えてよ?私も使えたほうが便利なことがあると思うし」
『はいっ!手取り足取りじっくりと……』
目的地に着いたが、アリスが一人の世界に入ってしまったので先にいこうかな
『あっ!待ってくださーい!』
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