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揺らぐことの無い決心

「一万の敵をどうやって倒す?」


「どーせ、烏合の衆。無双の雑魚みたいに突っかかって道を塞ぐなら全部たいらげてやるわよ」


「うん、悪くない答えだ。でもなぁ、それだけの数を相手にしたらさすがに疲れると思うよ。敵と君が違うところは覚悟が出来てるかどうかだ、背負うものの重さだ。命が目の前で簡単に散っているのを見れば……それは、怖じ気付かせるのにぴったりだ。教団は負けるなんてひと欠片も思ってないんだろうね」


「プレッシャーかけないで。具体的には違いはないでしょ?一日やそこらで……昨日の今日で、はい!戦争に行きます!なんて、言えないわよ。殺して、殺して、殺し尽くせばいい、簡単なことじゃない?」


「顔はそうはいってないようだけどな。まあいいよ、二千も倒せば敵は崩れるだろうね。そうだ、指揮官をとるのもいい。首ちょんぱして、一声叫ぶだけで全体が怯むだろうから。それだけ、敵さんは指揮官だよりだよ。宗教の信徒とはいえ、自分の命は惜しいらしい。知っているだろう?教団がどんな奴等か」


「殉教、とか?神が目の前に現れる世界だから、余計そんな事を思うのかしらね。あれは、……最悪の体験だったもの。リアルじゃなくても、それに迫る迫力だったもの……異教は悪。イーリスを受け入れられないのは汚れた心をもった悪の権化、そんな事をいって好き勝手やり始めるような奴等だったじゃない」


「そうだなー。殉教として貴ぶようなら、まだ救いはあるんだろーけど。奴らは違うよ、いじきたない愚者だ。亡者だ。勢いづいて、こっちに火の粉をとばすようなそういった類いの」


「守る、守るよ。守るわよ!そんな奴らにわたしが倒せると思う?わたしは奴らに引導を渡してやる、渡してやれるんだ。思い上がった下衆どもをわたしのカルガインに踏み込ませたりしない!」


「わかっているだろうけどこれは宗教戦争だ。イーリス教は他の教示を許さない、解るだろう。イーリス教が何をするか、何を行おうとしてるか。知って……いるはずだろう?」





わたしは、瞑想をしている。


ブルボンとカルガインは氷の川で行った、マルフィ山脈の山々で一応の境が出来ている。

山脈の険しい山道を避けるルート。

しかし、山越えは大変。

それはもう、とってもとっても。

そして、別に山越えを必ずしなくちゃってことも無い。

カルガインの街の西側からぐるっと山脈を迂回できる道がある。

馬車が擦れ違えるかどうかの山道。

山道を抜けて見えるのはまず荒れ地。

その荒れ地を越えると草原が広がっているし、山々から流れ出したいくつかの川が合流して大きな川となって流れてる。


マルキナ草原。

高いとすねの辺りまでの高さのなんて名前かもわからない草が一帯を青々と彩っている。

この見透しのいい草原を過ぎるとそこはもうブルボンの領地。

草原はまったいらじゃなくて一キロくらい向こう側はなだらかに高く、丘みたいになってるとこも無くはない。

そんな丘もぽつぽつ。

それとは逆に窪地もぽつぽつ。

モンスターだってぽつぽつ。

異世界だし、そういう事もある。


草原には常に風が吹いている。

転々と3メートルくらいの樹木が立っていて遠くには林や森も見えた。


草原には至るところからゆっくりと旗が真っ直ぐこっちに向かってくるのが見える。

白地に赤の♀マークを崩したような紋様、イーリス教。


白は高潔を表してて、赤は教団のために流れた血……ありきたりな理由付けだけど。

その、ありきたりだからこそ賢い人にもそうじゃない人にも、誰にもわかりやすいし理由としては強くて堅固な団結力を生むのかしら、ね?


まぁいいか。

それは教団でもないわたしに関係無い。


わたしは笹茶屋京ことシェリル。

わたしは瞑想をしている。

わたしは問いかける。

彼の姿を借りて夢の中に現れた乱入者に向かって。


それがただの妄想で、彼の姿に向かって意見を求める意味は特に無いのだとしてもわたしにとって妄想は大切な儀式。


今回、誰に頼るでもなく大きな決断をしなくてはいけない。

プレッシャーをわたしがわたしに与えているだけでしか無いのもわかる。

それを誤魔化すためにわたしが問いかける相手はわたしの姿をしていてはいけなかった。

自分自身とガチで向き合うのは苦手。

わたしはわたしに甘い、それはもう妄想で思った通りになるなら余計に結果は良くは無い。

逃げたい、と思っているんだろうね。

血を吹き出し、もの言わず死に絶える命を頭に過るだけで体が震える。

こんな今のわたしじゃ一人だって殺せるかどうか……ううん、出来ない。


昔の人はどうやって人が人の命を軽く扱えたんだろう。

命ひとつがずっしりと重い世界に生み落ちて過ごしてきたんだから、それはもう……ひとつ摘み取るだけで抵抗があるに決まってるじゃない。

命を奪うは罪だもの、わたしはその罪の重みと守ると決めた命の価値とを秤に掛ける、そんな勇気がない。


弱いわたしは瞑想を通してふたつの細腕に課せられた重い重い……使命を無事クリアするための儀式に臨んでいる。

どの選択肢を選んでいいか、正解は選んでからじゃないと見えてこないから、選択肢は二度はないから、リセットボタンのないやり直したくてもそれはできるわけもない後の生き死にを決めてしまう選択肢。

わたしが決める、決めなきゃいけないけど。

重い……重すぎる、わたしには。

だから、儀式の相手はわたしじゃない。


信じれる存在、彼じゃないとダメだった。


この決断ひとつ、この結果ひとつにカルガインの明日が掛かっているんだ、と思えばどこからかなんと無く得体の知れない力が湧いてくる?


そうじゃない。

力が必要なんじゃなく、勇気が、度胸が足りないのよ。

力なら、ある。

疲れを感じて動けなくなったりはするけどレベル上げの時と同じで、要領よくザコをひねり潰し続けられるなら戦争も特に勝つのは難しくない。

レベル上げと思えるなら。

向かってくる相手を、NPCのザコキャラで何の気なしに殺し回れるなら。


その度胸を生み出すために、わたしは瞑想の中で背中を押してくれる相手を作り上げなくてはダメだった。

リアルっぽく死んでいく人間を見ながら殺し続けられる、心の強さが欲しい。


彼の姿をした何かが背中を押してくれる、そうすれば怖いものがない。

そんな苦しんでるわたしを、彼の後ろで客観的に見てるわたしが居て、言うんだ……『マインドコントロールされなきゃ、決断ができないの?』って。


洗脳なんかじゃない、踏み切る勇気がないわたしにその度胸をくれてるんだ!

黙ってて!


『彼を、彼の位置を神でも仏でもいいわ。置き換えてみなさいよ、信仰じゃないの?もう立派な宗教じゃない?わたし一人だけが信者だけど、神頼みと偶像頼み。何が違うのかしらね?』


消えてよ、わたし!

そんな言葉はいらない!

そうよ。

まやかし、全部まやかし。

でも!

その偶像がわたしを強くしてくれる、勇気をくれる、弱いわたしを解放してくれる。

宗教でいい!

信仰でいい!

信者だっていい!


後で嫌な思いをするのはもうそんなの耐えられないの!

これで何もかも上手くいくんだから、それの何がいけないの!


『ラリってんじゃないの?ああ、偶像崇拝の狂信者だからラリってて当然よね。かっこいいわよ、洗脳戦士のみやこちゃん♪

でも、……それって教団とはちょっとも違わないと思わない?』


客観的に見てるわたしが凛子に変わった。


ああああっ!

消えろっ!

消えてよ、凛子っ!


全部、全部っ!

消えろ、消えろっ!

今すぐ消えてよぉ!





全て消えてなくなった一面闇の世界にぽつんとわたし。

膝を抱えて座っている。


『落ちきった?』


どこからか湧いて出てくるもう一人のわたし。


もう何もなくなった。

ただのわたしだけが残った。


『陰気くさいのがお似合いね。そんなあなたに新しいステージが待ってるわ。何もかも無くなったんだから、生まれ変わったってことよね、今のあなたは。這い上がりなさい、落ちきったならもう登るしかないじゃない。そうでしょう?いつだって、いつでも』


ニターといけすかない微笑みを浮かべるわたしのそう言って差し出した手の向こう側に光が。


ぱちっ!

ぐしぐしと右腕で顔を拭う。

瞑想しながら泣いてたなんて……ちょっとやばかったわね。


でも!

もう大丈夫。

ノドにつっかえたような、胸をキリキリと刺すような精神ダメージはどこか遠くに飛んでったみたい。

これで準備オッケェ!

自然体のわたしになれた。

これでいい、そうでしょう?


来るなら来なさい!

来てみなさいよ!

体が軽い。

もやもやが取れて頭がすっきりしてる。

肺に溜まった空気を一息に吐き出す。


うん、やれる!

このクエストをやりきってカルガインを、皆を守る。

無双かましてやる、やれなきゃカルガインはわたしの知っているカルガインじゃなくなる。


瞑想を終わりにしたわたしの視線の向こうには、列を作って旗が翻っていた。


兵気が近い!

それは人間の熱、ごちゃ混ぜになってカオス化した想い。


戦いが始まるのを感じて、くすっと笑いが零れた。

いつもの調子が戻ってきたっぽい。


楽しくなってきた。

……きっと、今のわたしは獰猛な笑顔をうかべている。

クドゥーナなんかがわたしの顔を見て凍り付く時のような。


そう、楽しみに思えるようになっていた。

戦いで敵を蹂躙できる、というイメージを浮かべながら。





暗黒フルフェイス、魔粧鎧・ポルケヴデットに宵闇のマント。

そう、舞台は整った。

全身真っ黒の黒翼の姿に着替える。

カツンっ!

足元の小石を蹴飛ばした。

わたしの後ろではパキパキと音を立てて氷が鳴る。

ダルテと、それにダルキュニルとで造り上げた、聳え立つ氷の壁。

強度はなかなか、だと思う。

はしごも長いのを用意しないとちょっと乗り越えられないんじゃないかしら。

それに、その後ろはまだ山道。

ちら、と周囲を見る。

ズラリと武器を並べた。

メニューを開いて、アイテムを取り出す、そんな暇は無いかも知れない。

剣や、槍や、考えられるだけの武器の数々を足元に突き刺しているわけ。

コレクション大放出。

ミスリル製のもあるし、鉄製のなんかもある、材質もかなりバラバラな大量の武器。


生産とか、特殊なマナなんかも使って遊んどけば良かったと思う。

今更ながら、陣地を作ったり大岩を地面から抜き出すような魔法を極めるくらい使い込んでないのを後悔。

だって、熟練度を一つ極めるのも大変だしね、ぶっちゃけめんどくさかったの!


氷が契約神の加護ブーストが効いてて威力もダントツだから他のはろくに熟練度上がってない。

てゆーか、持ってて試したことはあってもバザーやオークションに出して手放してる。

陣地作ったり、土壁を盛り上げる土魔法はなんて名前のマナだったっけ?

次どこかで見付けたら買おう。

絶対、絶対に買う。

イーリス教団との戦争は避けられなくなる。


手持ちの土魔法を使ってみた、結果……小石が荒れ地から顔を出す、その程度の威力しかないじゃない!

全く、もう!


「魔法の真価は使い続けたものだけしか発揮できない……か。ホント厄介ねっ!」


と、声に出てしまって我に還る。

今、わたし男声じゃない。

それも渋いおじさま声だったわ。

いけない、いけない。

キャラ崩壊しないように言葉は気を付けて。


「我としたことが。これは気をつけねばならんだろうな」


よし、これこれ。


「来たか」


目の前には大勢の信者がいた。





目の前っていっても少し距離がある目の前で。

ああ、これは。

弓の射程内っぽいわねぇ。


矢がポロポロ飛んできて、そのものずばり、矢放て!なーんて指揮をする教徒だかの合図の声なんかもそれと同時に聞こえてくる。

教団の兵はほとんどの場合がヒエラルキー最下位の人間で構成されててね。

訓練なんかもまともには行き渡ってない。

わたしが指揮なら、こんな弓隊を見たら矢なんか射たせないで……突っ込め!って突撃させるんだけど、と思ってたら何人かもう駆け出してた。

それに同時に突撃!そんな声なんかも響く。


ああ……ザコだ、どこにでもいるザコだわ。こいつら。



そんなだから、わたしに第一陣はカスリ傷ひとつ付けれずにほうぼうで倒れている。

もちろんのこと、息はしてないんじゃないかな。


「貴っ様あぁぁぁあああー!名を名乗れえっ。我らがイーリス教団の第74旅団、辺境遊撃部隊と知って立ち塞がるか!」


冒険者が依頼でも受けて教団の邪魔してるとでもお思いなのかしらね。


「何物でもない……貴様らを死地へと(いざな)うものだとでも言えば。お前さまは納得して……、来た道を戻って貰えるのかなぁ?」


「正義の執行者たるイーリスの子である我らに帰れと言う貴様は。そうか、悪魔の住まう邪悪なる地より這いずり出てきた悪魔が権化であるっ。よって、我らは正義の拳を振り上げっ!排除するっ!」


わたしの言葉にぷつんと切れたのね。

教徒の指揮官ぽいのが、声を荒げてわたしを、黒翼を指差した。


「こいつを殺せぇぇええっ!」


オオオオっ!!!

続いて巻き起こる怒号。鬨の声がもの凄い迫力。

ただし、ザコはザコなのよねえ……。


「もう、諦めよ。ぬしらでは我にただひと突きも差し込めはできぬのがわからないわけでもあるまい。実力を知れ」


足元に突き刺さる武器の群れの所にすらたどり着けた者もいないじゃない?


「な、何をやっている!あの良く喋る悪魔を突き殺せっ!早く、いかんかあっ!」


指揮官ぽいのが一人、気を張って叫んでる。

でもね、もう……趨勢はこちらに転んできたの。

兵が兵を為してない教団は、周りを仲間とは思えてもそれより一段階上には行けてないのがよーく解るのに。

なにがなんでも仇を討つ、または命令が下れば命を捨てて殺しに行けるそんな兵士にあるべき忠誠心は欠片もないじゃない。


前衛も後詰めもあちこちで逃げ出してるのが見えないとでも言うのかしら。

正義の教団、正義の執行者が随分と情けないわね?


「……逃げるものは追ってまで殺しはせぬぞ。好きにこの場から立ち去るがよい。しかし、な?そうでないものには、最初から言っておるように。我が剣が。槍が!全てを死地へと送ろうぞ!なあに、冥府の鬼に伝えてやってやる。二度と陽の光りを拝めぬようにとなぁっ!」


腰の下には死肉が積み上がった、ちょっとした丘が出来上がる。

キングダム見てるみたいでちょっと面白い。

と、そう、この状況で思えるわたしは少し壊れてしまっているっぽい?


血の匂いにもすっかり馴れてしまった。

むせかえるような、死人から流れ出続ける血の川の臭い、はフルフェイスのどこか隙間からか香ってくる。


鬨の声なり怒号なりで騒がしく思ったのもどれくらい前か。

シン!と静まり返っている戦場。


骸の並ぶ死人の肉の丘に腰を下ろし、強者を演じれば戦場を支配するのは恐怖か、それとも……。

あるはずの無いようなカスッカスの忠誠心?


ぐるりと見回す。

黒翼のまえに進み出るものは居なくなった。

ぎゃんぎゃん喚く指揮官ぽいのが酷く滑稽に映る。


やっぱり最初からここは戦場でもなんでも無かったようよ。

黒翼が演じますのは、虐殺のステージ。

獲物はイーリス教団の皆さん。

お代は見てからで結構よ。

ただし、このステージに上がったらあなたも命を飛ばすことになるわ。気を付けてね。

くれぐれも興奮してもステージに上がったりしませんよう、責任は負いかねますわ。


「ふっ、くっ!正義の執行者たる我らが退くわけに行く訳がない!我に、続けえっ?うぐぁっ……」


「もう、用済みだろうが。みっともなく喚く口には蓋をせぬばな」


いい加減薄くなってきた前衛の更に前にわざわざ指揮官が馬を進めて、姿を現し兵団を鼓舞するように叫んだのが見えた。


手近に刺さる槍を引き抜く。


右腕を振りかぶってぶん投げる。

槍は指揮官の下顎と口をぶち抜いて刺さった。

主を失った馬が主人であったはずの死体をずり落としながら戦場をとことこと離れていく。

その背を追っていると悲鳴が聞こえた。

あっちからもこっちからも。


「死神だ」


「死神が、出た」


「我が神よ……今ではありません。命はイーリスに、教団に捧げましたが……ここではない……断じてこのような悪魔に喰らわせる為に捧げる命は無いっ」


「死神」


「し、死神なんかと戦えるかよぉっ」




好きなように言ってくれるわね。

だけど、退くことができるあなたたちは少しは賢いわ。

殺されるとわかっていてわたしの前に出て剣を振り上げた愚か者と少しだけ違って命を大事にできたのだもの。


もっと賢かったのはあっさり散っていく死体を見てさっさと武器を捨てて逃げ出せたあなたたち。

本能の畏れか、虫の報せか解らないけど生命の危機を察することが出来てそれに従える、とっても偉いし賢かったわね。





「兵も退いたし、───武器も回収終わったし。ちょっと休もっかな」


フルフェイスをうんしょ、と脱ぎながら想いを口にした。


イーリス教団は稀にみる大惨敗。

わたし、大勝利っ!いぇいっ!


腰掛けた肉の丘は信者の肉が積み上がった何か。

戦いが始まる前の気負いや罪の意識は無かった。


「だから───最初に言ったじゃない。来た道帰ってよ、って……」


死肉に手を置き呟いてみた。

そんなことをしても無意味。


もちろん、返事はどこからも無かった。


虚しさと、達成感と、やっぱり虚しさがわたしを包む。


お前らが弱かったんだ、それだけの事じゃない。


わたしは悪くない。


ただ、21歳で大量殺人犯になった気分がゆっくりとやってきた。

が、それもやってきた時と同じでゆっくりとわたしの中から出ていった。





ブルボン歴1197年───マルキナの激戦と記されるそれには、一万の味方を蹂躙せし憎っき敵は冥府より現れし数十の死神の群れであったと書かれてあった。

記録の中に黒翼の名は残されていない。

第三代国王・ユーリエルドが留守の折の出来事であったとだけ書き加えられているばかりである。




次で二章終わり〜ってゆーか、サーゲートから舞台が移りますよって。




感想とかご意見待ってます。

ぐーちゃんとか、エクトとか出番が無いキャラも忘れてないよっ。

教団にがつんとしたから、まあ少しざわつくでしょうね。

あちらが。




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