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唐突な水着回──村の近くには湖があるので泳いで来ました。

日常回のどっかまだヘクトルが離れる前くらいの・・・キング戦が血ばっかで暑苦しいんだもん!



てわけで水着回をです。

ああ、えっと。


フィッド村の成り立ちは元々、近くにある湖で魚を捕ってそれを生業として暮らしてた猟師さんの小さな小さな集落が段々と人が集まり、やがて村になった・・・そう言う事なんだけど、ラミッドか、どっかから来た冒険者が山の中で特殊な銅を拾った事が切っ掛けで鉱山だって解ったんだって。


それで、魚を捕ってた猟師だけじゃなくて鉱石を取りに来る人、取って来た鉱石を買う人、更には今回みたいに山の権利を買い上げてあちこちから人を集めてごっそり掘る人が現れて今みたいなフィッド村になったんだとか、


「でね?村長さんが言うには・・・」


「はいはい、後で良いわよね?」


「りんこぉ、シェリルがぁ・・・うちは聞いてきたお話を話してるだけなのにぃー。」


ほっぺを京ちゃんにつねられてるクドゥーナ。


あはは、よく伸びるほっぺだ。

・・・痛そう、わたしは勘弁だな。


「俺らも来て良かったのかぁ、なあゲーテ?」


「姐さんが来いって言うなら子分は着いてくもんだろ?何か間違ってんのか。」


そう言うゲーテにジピコスは愛想笑いで返してる。


「見られて悪いワケじゃないし、ヘクトル1人にしとくの気が引けるもの。」


「・・・ああ、そっちか。」


答えた京ちゃんの言葉を聞いてゲーテは明らかにテンションさがっていく。

語尾がなんか寂しそうだった。


「でもさ、さすが湖が元で村になっただけあるよね!歩いていける距離に湖あるなんて。」


そんな面々を横目にわたしのテンションはなかなか高いよ。

なんたって、


「わたし、プールでしか泳いだ事無いから楽しみー。」


水に入るなら市民プールくらいだもん、わたしみたいに小市民は。

あ、学校の授業では泳ぐよ?それは誰でも当たり前だよね。


「・・・そう?滝で泳いだ事あったような。あれってカウントしないの、りんこちゃん?」


「思いっきり泳いだわけじゃないし、あれは水浴びだよー、水浴び!」


「俺は滝でめちゃくちゃ泳いだけどな。」


「わたし、ほらクドゥーナと料理の準備もしてたし!あの時はちょっと色々・・・。」


嫌な事思いだしちゃったじゃん、ヘクトルのせい。


「うちもぉ、プールでしか泳いだ事無いなーぁ、海は行った事あるけどぉ泳ぐのバッテンされててぇ。」


「あー、あるある。面倒なクラゲが出たり、サメがうろうろしてたのならそうよね、遊泳禁止って事にもしないと何かあるかも知れないものねー。」


「う、事情は覚えてない・・・。」


あはは・・・クドゥーナはまーだ京ちゃんにちょっとビビってんのかな、俯いちゃった。


地面に正座させられて理不尽な説教されたんだもん、クドゥーナって中身は中学生なのに、さ。


わたしも高2だから、変わんないけど・・・あの時京ちゃん、クドゥーナでストレス発散してたもんな、明らかに。


手加減無かったー、人生まるまる否定されてるみたいで、極めつけに『生まれてきてすみません』って復唱させた上に、土下座させて頭踏みつけるとか鬼畜だよね、わっるい笑顔だったし、悪魔。


でも、それが絵になっちゃってついついチラ見しちゃったっけ、クドゥーナには悪いけど・・・ま、クドゥーナも悪いんだったよね、アレはアレで。


「──こ、凛子。聞いてる?」


「あ。ごめん、も一回言って?ボッとしてた。」


「水着あるの?」


「・・・んん?・・・あ。」


買ってない。


「その顔見たら解るわよ?ニヤ。」


そう言う京ちゃんの金色の瞳が妖しくキラリ☆

そうだ、もう、きっとね。

スク水推しは無いよね、前はあんだけ拒否ったんだもん。


「じゃあ、これ貸してあげる。」


「ありが・・・。」


「またコレ?」


「前のと違うわよ?上下分かれるタイプだ・・・」


「余計ヤだ!何かヤだ!別なの無い?」


一度あった事は二度ある、一度着たスク水は二度着る事になるなんてこと・・・いやいやいや、無いから、イヤ。

どうして?スク水をそんなに着せたがるの、わたしに。


「レオタードで善ければ、シースのハイレグあるわよ?」


くくく、と小さく笑い声をあげる京ちゃんは、もっとムリな水着をメニュー画面を開いて取り出す。


シースって透け透けだよね、もうさはっきり丸見えじゃん。


「嫌っ!シースじゃ見てくださいって、そんなの・・・」


露出狂って言うんだよ。


「ふふ、じゃあやっぱりスクール水着で良く無い?うちの学校小豆色だったから小豆色にしたの、懐かしくって。」


いや、取り出されても困る。


そんなにニコニコ笑いながらスク水を掴まないで。


「クドゥーナ、普通のワンピースタイプのとか、無いかなぁ?」


「え?うちぃ?・・・ぁる・・・嫌ぁ、無い!無いかなぁ、無いからぁ!ひぃッ。」


そう言ってクドゥーナはヘクトルの影に隠れちゃう、明らかに脅えた表情で。


・・・あるんだ。

・・・でも、出せないんだね。

きっと、京ちゃんの視線にビビってたよ、クドゥーナ。


・・・何があってもわたしはスク水になると、そう言うわけ?


「解った・・・解ったよ、着れば、いいよね・・・。」


折れた。

わたしが折れるから、イジメないであげて?クドゥーナの事。


「えらく素直になったわね、ま、いいわ。はい、コレ。」


「・・・。」


うちの学校のスク水よりドギついカットだね、ま・・・運営がその場のノリに任せて作ったお洒落装備だもん、水着関係は。


より大胆に、よりセクシーにってそーゆーガチャの放送を見た気がする。因みに、ゲーム中の課金ガチャは町の何処かに現れる仕組みになってて、広場だったり商店の前だったり、門の守衛部屋の中だったり色々。

運営が回させたいのか回させたく無いのかちょっと解らない、見付けた人が追加課金して回すってカンジ。


ただ、ガチャの更新は広場に必ずあるオーロラビジョンみたいなモニターで随時放送だけはされてたんだけどね。


え、わたし?課金ガチャは見付けた時に、欲しいのがあれば一回だけは回して無茶はしなかったよ。

inするだけで出費あるからねー、このゲーム。

フルコンプセットガチャなんて1回で1万円もするんだもん、学生のお小遣いじゃムリムリ。

いつまでも出ないガチャよりは格段に安い!みたいなCMされてたけどね。


そうだ、学生ユーザー向けにゲーム内コンテスト何かに出場するだけでガチャを回せるチケットが貰えたり、優勝でセットガチャチケットが貰えたりなんてのもあったっけ。


わたしは優勝にはなれないよ、勿論。

でもそんな配慮はされてたってわけ。

だから、きっと皆ガチャから出てきたいらない装備がアイテムBOXに眠ってる。


ガチャ装備はウケ狙いか、そうじゃなくてもお洒落装備でステータスをごっそり無い代わりに装備制限が無いものが多いんだ。

ほとんどのフルコンプセットガチャなんて、既出じゃないスキル付だから装備制限がガッツリあるんだけど。


リジェネートとか、オートリザレクションとか。

装備制限が無いと、初心者がそんなの使ってゲームバランスを壊すから付いたらしいけど、課金ガチャなんて無いでいいと思うんだけどなぁー、生産もNPCが作って売ってる商品もあるんだし。


あ。最後に、わたしは当たりを引いた事が無い。

・・・鼻眼鏡とか、咥えタバコとか、ピアスとか・・・特に必要そうなのは出た事が無いんだよね・・・あはは・・・はぁ。


「つ、着いたー!」


「意外に遠かったわね。10分くらい?」


「歩きだしね、あ。集落がある。」


「元々漁村だしぃ、こっちが最初の村なのかもぉ。」


「あはは、村の歴史はもーいーよ。皆着替えよー。」


あ、思いだしたらテンション下がる。

・・・スク水で泳ぐんだよね・・・わたし。


「おっしゃっ、ジピコス競争だぁ!」


「おー!あの浮き島でいんだなっ?」


虎さんと狐さんはテンション高。

もー、着替え・・・て無い。

ほぼ全裸、いやいや全裸だ。


「バァーカ、二人だけじゃないのよ?」


京ちゃんが真っ裸のゲーテの側頭部をバッコーンと蹴る。

そのままの勢いで腰をひねって回し蹴りをジピコスにお見舞した。


「獣か・・・獣ね。せめて下くらい隠してから泳いだら?ん?」


「何言って・・・」


倒れた二人を冷ややかに見下ろす京ちゃんに、ゲーテが言い訳した事で、京ちゃんのスイッチがそっちに入っちゃったかも知んない。


「はァ?良い?意見なんて聞いてないの。それとも・・・蹴られたい?解った、踏まれたいのね!そうか、ミンチになるまで踏んであげましょうか。」


「「姐さん・・・すいません。」


言い訳をさせて貰えずゲーテとジピコスをボールみたいに遠慮なく京ちゃんが喋りながら蹴ったり踏みつけたりしてたから、二人が土下座で謝る頃にはもうボロボロになってて。

更に、土下座させてる二人の後頭部に片足ずつ乗せて・・・って、とんでもなくヒールが痛そうなんですけど。


泳ぎに来たんだよねー、ゲーテとジピコスをフルボッコする為に来たんじゃないよね?


「そ、・・・それくらいで、ね?こっちで着替えよ?」


わたしが後ろから肩を押さえて引っ張ると、くるりと肩越しに振り返る京ちゃんは首を傾けて、


「いいわよ凛子、それでいいならね?」


そう言う笑顔が、とびきりのスッゴく可愛らしい無邪気な天使。

だけど、怖い表情だったり悪い笑顔の方が京ちゃんの機嫌が『まだ』良い方だったりする・・・時と場合によるけど、マジギレしてる今のタイミングでこの笑顔は、何か絶対ある。


気を付けなきゃ、酷い事されちゃうのはわたし。

泳ぎに来てマジギレさせちゃったゲーテ達も悪いけど、笑って楽しく泳ぎたいんだもん、いい思い出にしたいじゃん。


ヤーな雰囲気にだけはなって欲しくないから、京ちゃんを引き剥がして泳ぐ事に、とりあえず水着に着替えよーなんてマジギレしてた事を忘れて貰えたらラッキーかなって。


「手伝うわよ?」


「い、いい。いいから!」


今日の京ちゃんは白黒の、袖の無い普段着にしてるワンピでカエル革のグローブとタイツに黒い編み上げブーツってほとんどいつも酒場に行く格好だ。


わたしは、朝稽古のまま来たから京ちゃんとお揃いのグローブとタイツに宿主のナボールさんに貸して貰った袖無しの服にふわふわファー素材のスパッツ、これはクドゥーナから貰った。

グローブを外そうとすると、京ちゃんに止められた。


「湖にもしモンスター出たらどうするの?」


と、そう言って。

モンスター?そんなの居たら困る・・・猟師さんが。

湖の上には手漕ぎボートが浮かんでるのが見えるし、魚取ってる人もいるよね絶対。


居ないと思うんだけど、な。


でも京ちゃんを今怒らせても良いこと無いし、着けてて泳ぎに邪魔って事でもないからここは受け入れよ。


「こっち見るな!へんたい!べぇッ!」


とりあえず京ちゃんを手でシッシッ、と追い払って着替える事にした、+あかんべ。


京ちゃんのわたしを見る視線は、男子の視線みたいにねちっこくてやらしぃんだ。

だから、女同士だって嫌なものはヤだ。

クラスメートの女子から感じる視線は皆無だったのに、京ちゃんてばホント女子としてダメな人だって思う。


黙ってればモデルみたいに綺麗なのにね。

なんてゆーか、わたしを見る視線が市民プールのおっさんみたいってゆーか、ね?解って。


悪寒って言ったら悪いなぁって思うけど舐められる様な視線に寒気がした実際。


そんな事を考えながらもパンティ以外は脱いでほとんど真っ裸になって。

存在を京ちゃんほど主張しない双つの胸に生えた丘に正直、喝を内心唱えながら慎ましやかな丘の中心、さくらんぼを見て起って無いのを確認、ホッとする。


もし起ってたりしたら京ちゃんに精神的にイジられる・・・肉体的にもイジられるかも知んない。


それは、もういいや。

忘れよ。

小豆色・・・。


スク水を手に取る。


「分かれる・・・ってこうなんだ。」


なんて言えば伝わるかな。

普通のスク水を切った、のかな?これは。

下腹くらいで分離する。


「そんで、このぴったり感である。・・・うへ。」


京ちゃんの学校は特殊な学校なのかなー、わたしの知ってるスク水と違う。


見た目だけ同じで運営の機能変更って線もないわけじゃない。


「パーティー用の仮装スク水だよ、・・・コレ。」


上下分かれる水着ってそれ何てエロG・・・。


パンティ的な、ううん、お尻が物凄く出ててまるでビキニ、Tバックで無いのがせめてもの救い。


上も背中がごっそり出ちゃう仕様だし、運営の悪意を感じます!物凄く感じます!


わたし、これ着て泳ぐ、の?

泳げる、んだよね?

脱げたりしないよね?


ちょっと目眩がした。


「京ちゃん、・・・恨むよ。何コレ、前のよりドギツイよ!酷いよ、エロGぇ・・・のスク水じゃん!」


「ん?何でエロゲにそんなスク水あるって解るの?わたし、解んないよ?」


うっわ、スッゴいとぼけられた。

京ちゃんは口を尖らせて瞳が泳いでいた。


勿論、京ちゃんは知っててやってるし、エロG・・・だって色々やってるんだ。


「嘘だ!・・・って、えぇ?」


あ。いきなりわたし担ぎ上げられて、


「えー!!──・・・ッ!」


放り投げられちゃった。


ザッパ・・・ンン・・・ン!!!


湖目掛けて。


「バッ、バァーカ!バァーカ!殺す気かーぁ、アホ京お!」


こんな事になるなら湖なんか、来ないよ、全く。


何でいきなり湖に放り投げられないと行けないのよ?


「ゲーテ達のお説教の分よ?」


ニコニコ笑ってそう言う京ちゃんの瞳が語る、もっと酷いことしちゃうわよって。

いやいや、確かに京ちゃんの興味を変えたよ?

だからって、ね?

湖に投げ込むなんてバカかと、アホかと小一時間問い質したい!


今、沈んでくわたしを助けに来てくれたのは京ちゃんだけど、放り投げたのも京ちゃんだ。


わたしが口を開いて抗議しようとしたその時、


ぺろ〜ん!


やった、やりやがったよ京ちゃん。

このスク水がおかしい気はしてたんだよ、脱がされそうって。


京ちゃんは、真面目な表情でスク水の両肩をズラして、わたしの着てた水着を剥いだんだ。

機能的に簡単に剥げちゃうスク水なんだもん、ホントあっさりぺろ〜んとね。


「──!!」


あんまりあっさりされちゃうと声って意外と出ない。


声にならない叫びがでるだけ。


「あらぁ、脱げちゃったわね?」


小首をコテンと倒してそう言う京ちゃんの瞳が、悪魔に見えた。


脱がしただけじゃ済まない。

わたしのさくらんぼ、見えてるぅ・・・。

ずり落ちたスク水の隙間から慎ましやかにでもその存在を主張する。


「脱がしたんじゃん・・・。」


急いで水着の肩を戻そうとしたけど、その手を掴まれた。

あっは、大ピンチ!


「コレは凛子の分よ?わたし、楽しみたいの。凛子が恥ずかしがってるの見るのスッゴい楽しいな?」


ヤ、ヤだ。

わたしは両肩を抱いて抵抗する。


湖の岸からは離れて脚の着かない不自由ななかでも、猟師のボート以外に人気のない湖の沖でも、何よりねっとりした視線がヤだ、京ちゃんてば顔緩んでる。

男の体育教師みたいだよ・・・。


恥ずかしいの、わたしは。

それを、・・・恥ずかしがって嫌嫌するわたしを見て喜んでる京ちゃんてばどう思う?バカなの?アホなの?って感じじゃない?


「ヤあッ!京ちゃんの目付きやらしぃ・・・!」


もっと普通に泳いで、遊んでしたいのに。


京ちゃんは、わたしの意思を無視してわたしにトラウマでも植え付けたいのかな?


酷いよ、こんなの嫌。


そう思った時、京ちゃんの水着が目についた。

引っ張るだけで脱げそうな、革っぽい黒のビキニ。

一応装備品だからなのかな?

胸の谷間を編み上げになってたり分離してるコルセット部分があったりするのは。


下のタンガも普段穿いてるタンガよりは装備っぽく編み上げあったり、・・・股間にジップ?

装備品とか関係無いんだけど、見える、見えちゃう!くらいのきわどさ際立つぽくサイド部分もドギツイ。

それで京ちゃんの持ってるビキニなんだから、Tバックか際どい細さなんだと思う、見えないし見てないけど。


普通に泳ぎたいのにな、ごめん。


ぺろ〜ん!


わたしだってやり返すのだ。

ザマミロ、京ちゃんの胸・・・やっぱりおっきぃ。


胸のビキニは肩紐無しの前の編み上げ、後ろでバックルで締め上げるタイプだったので、それはもうあっさりと剥いだよ。


閉じ込められた水着から解放される、重量感のあるグラマラスな胸からぷるんと水面にたゆたう京ちゃんの双丘、それの中心で一際存在を主張する様にさくら色の蕾が視界に飛び込んできた。


京ちゃんならそれが見えたら、うっはあ!ってなるかもだけど、わたしは京ちゃんじゃないからそうはなんないもんね。


そしたら、京ちゃんキョトンとしてたけどゆっくり事態に気付いて、顔が真っ赤に染まる。

恥ずかしいのかな、条件反射なのかなー、どっちでもいいけど。


京ちゃんの掴む力が緩んだから、スっと抜け出してスク水を直して泳いで逃げた。


あ、その後?怒ってなかったよ。

反省したのか、岸に上がった京ちゃんから特に酷い事される訳でも無かったから。







「凛子・・・ぉ、昼間の借り返しに来たわよ。」


宿に帰って夜。

月の明かりの射し込むベットの上。


微睡んでるわたしのベットにいつの間にか・・・あのストーカースキルを使われたら触って初めて存在に気付くんだもん、解るはずない。


乗っかられてた。

抵抗できないまま、


「──ひゃ!」


首筋を舐められた。


「あっ、・・・ダメ!」


胸揉むなぁー!


「そっ、そこ・・・わぁ。」


素早く背中に掌を潜り込ませて、無防備になっている背中の素肌を指がつうーっと通り抜けた。


「いっ、いやっ・・・ぁ。」



股間のクロッチを指の先で優しく撫でられる。

京ちゃんはそこまでやってから、


「ラ・ス・ト・・・んん。」


馴れてない馴れてない、決してわたしは道を踏み外してない。

唇で唇を塞がれた。

忍びこんで来られたらキスが奪われないのが、珍しいくらいに口を口で合わせるなんてこと嫌になるくらいしょっちゅうだ。


今日は甘く、いい匂いが近寄ってきた京ちゃんから漂ってくる。

そして、言った通りに軽くキスで締め括るとそのまま抱き締められて・・・寝ちゃった。


わたしはまくらじゃない、ま、いっか。

酷い、嫌な事をされるよりずっといいや。


時間を措かずに京ちゃんのいい香りを嗅ぎながら、ちょっと重いなって思いつつわたしは夢のふちを駆け降りていった。







はっはっはー。


普段よりノリノリで書けた、やっぱ根はノクターンなんだなって、うん。



スク水、実際には分離しません切れ込みがあるだけです、スク水はなんであんなに可愛いんダロ?


ワンピースとかレオタードタイプの水着見るより断然こっちなんですが、


いやどうでもいいよね、


キング戦ほうりだして好き勝手やっちゃった、すみません・・・

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