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百鬼夜行  作者: ダンテ
第1章 百鬼夜行と暴食のマントス
3/66

③ 鬼の身支度、黒猫の導き、宴は始まり夜明けまで続く。

墓に戻ればもちろんどんちゃん騒ぎ、ハイレンが作りサンゴが運ぶ、ダンテはガマンしコハクが踊る。


暇を持て余したダンテは鼻を伸ばし黒猫に水をかけようとするが、黒猫は踊る様にそれをよけ、ダンテの頭に乗る。すかさず黒猫を捕まえようと手を伸ばせば

「ひょい!」と黒猫は墓石に乗る。

ダンテは弾みで倒れ込み、地面に頭をぶつけ、空に向かって水を吐く。


黒猫が墓石の上で伸びをしてから声をだす、


黒猫「暴食のマントスは島国アルディアの山の上、半人半馬の縄張りの先。武運を」


鬼達は返事の代わりに盃を顔の前に持ってゆき、静かに酒を飲み干した。


ハイレンの料理は逸品ばかり、豚の角煮にトロトロのもつ煮込み、ニンニクの芽と豚バラ炒め、牛串に牛すじ煮込み、鯛のココナッツ煮。


ハイレンとサンゴが座り、本格的な宴が始まる。

先の話は鬼はしない、地獄の王の目のデカさ、死ぬほど寒い最下層、ダンテの醜態に皆笑い、夜も更ける。


月が綺麗に写し出されるほど波が穏やかな夜に鬼は小さなイカダで旅路に向かった。


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