【答え】続・謎解きのコツ
謎解きのコツに、「鍵」を見つける、というものがある。
たとえば、次の文章を見て欲しい。
「ろもたうくねたむろいく」
何が書いてあるのか分からないだろう。まさに暗号である。
しかし、この文章の隣に、黒いタヌキの絵が描いてあったとする。「クロタヌキ」、すなわち、「く・ろ・た抜き」である。この操作を文章に施すと、「もうねむい(もう眠い)」となり、意味が通じる。
このときの「黒いタヌキ」の絵が、「鍵」である。
謎が解けないときは、きっと「鍵」がどこにあるか見つけられていないときなのだ。
−−−−さて、次の問題の「鍵」はどこにあるだろうか。
【答え】 交
この問題の「三角形」は、この謎の三つ前の謎である「三角形」(第82部分〜第84部分)を意味しています。周りを囲っている三角形は、この謎で使われていたものです。
「三角形」のSSを縦読みすると、以下のとおりです。
つまり、この問題の「鍵」は、「サ行からマ行に変えてイからヒへ」です(漢字の「二」ではなく、カタカナの「ニ」が用いられていることにも注意です)。
この「鍵」を使って、問題文のサ行(「さしすせそ」)をマ行(「まみむめも」)を置き換え、かつ、「い」を「ひ」に置き換えると、「ひめぎみはひきこもごも」となります。
漢字に置き換えると「姫君は悲喜交交」であり、2回出てきたのは「交」の字です。




