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令和の流行
元号が令和に変わって、早五年が経とうとしている。
そして、令和の時代の「流行」とも言えるものもいくつか見え始めている。
特徴的な女性のファッションでいえば、「地雷系」が挙げられるだろう。この印象的な名前には、「一見すると可愛いが、関わると痛い目に遭う」という、自虐的な意味が込められている。「病んでいる」ことをアピールするファッションというのは、上の世代ではなかなか理解できないかもしれないが、思い返せば、一つ前の元号である平成では、これまた世代によっては理解されない「コギャル」が流行っていたのである。
ほかに令和の流行といえば、コロナ禍において、街中に多く出現した「あるもの」がある。コロナが落ち着いた現在においても、その「あるもの」はまた違う理由で拡大を続けているのだという。




