前へ目次 次へ 55/114 吸血鬼伝説 この地には、古くから吸血鬼伝説がある。 吸血鬼は、ヨーロッパでは「ヴァンパイア」と呼ばれ、恐れられる存在である。 吸血鬼は、朝に現れることはなく、夕晩に現れる。 吸血鬼が好むのは女の血であり、男の血はさほど好まない。 吸血鬼は、若い血を特に好み、老いた血は避ける。 吸血鬼が最も現れにくい曜日は、木曜日と土曜日である。 皆さんはお気付きだろうか−−−−吸血鬼にはある弱点があるのである。 吸血鬼は、「それ」を持った者を襲うことを躊躇するのだ。