表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/10

エルメスの秘密

大変、遅くなりました

書き方の見直しと量の調節をしました

リベル「え?」

偉そうにキャシーが言う

キャシー「やっぱりここは1番古くから仲間の私が…」

珍しく文句をヤヨイが言う

ヤヨイ「うるさそう」

変な理由をつけてエルメスが言う

エルメス「いやいや、ここは新人の私が」

終わりそうにないのでリベルが言い出す

リベル「いいよ、僕、ひ、一人で寝るよ」

妨げるようにキャシーが言う

キャシー「ダメじゃないですか‼︎今は聖属性魔法使えないでしょう‼︎

お化けが出たらどうするんですか‼︎」

ヤヨイ「その通り」

戸惑うようにエルメスが言う

エルメス「お、お化け?」

恥ずかしそうにリベルが言う

リベル「聖属性魔法、使えないから…」

エルメス「リベルが珍しく怖がってる」

キャシーが解説した

キャシー「リベルは聖属性魔法が今使えないからゴーストとかが怖いんだ」

エルメス「じゃあ、ここは魔導士であり、聖属性魔法を使える私が‼︎」

墓穴を掘ったキャシーであった

キャシー「あ‼︎ ずるい‼︎」

エルメス「もう宿主のおっちゃんに言ったから無理だよ〜」

少し悲しむ宿屋のおっさんであった

宿屋の宿主(おっちゃんって…)


部屋にて(リベルとエルメスペア)


エルメス「ていうか普通、街中にモンスターとかいないでしょ」

今更ツッコむエルメス

リベル「前に野宿した時にトラウマになって…」

エルメス「大変だね」

決心したようにリベルが言う

リベル「…エルメスってもしかして転移者か何か?」

エルメス「…なんで?」

リベル「さっき杖を見たんだけどこの国でも見たことのない文字が書いてあったから」

いやそうにエルメスが言う

エルメス「だったらどうなの?」

リベル「…今、詮索することじゃないか…おやすみ」


消灯後


リベル(エルメスの心の奥底から嘆くような声がする…枕に顔を埋めながら…)



翌朝


リベル「さて、今日はなにをしようかなー」

エルメスを見る…やはり昨日のことで気まずいリベルであった

キャシー「今日は、たくさん遊びたい‼︎」

リベル「今日も、じゃないのか?」

ヤヨイ「確かに運動は大事、体が鈍ると良くない」

リベル「そうだな…ん?なんだこれ?」

落ちていたチラシを拾う

リベル「こ、これは‼︎…決まったぞ今日の行き先が‼︎」

キャシー「どこ?」

リベル「温泉街だ‼︎ー」

キャシーとヤヨイ「おんせんがい?」

不思議そうに二人が聞く

エルメス「温泉っていうのは天然のお風呂のことよ、健康にもいいわよ

その温泉がたくさんある街、それが温泉街よ」

キャシーが興味津々だ

キャシー「なにそれー⁉︎行きたーい‼︎」

リベル「そうとなれば出発だ」


ラルド王国の山、ゴルム山にて


リベル「ふう、やっと着いた。おーいエルメスー‼︎」

エルメス「あんたら、私はねえ、魔導士よ‼︎ 魔・導・士‼︎

体力少ないのわかってるでしょ?」

エルメスはキレかけている

キャシー「遅いですよー、早く温泉入りたいのです〜‼︎」

ヤヨイ「貧弱」

エルメス「くそが〜」

エルメスがキレた

リベル「ははは…」

エルメス「全くあんたらは〜」

キャシーとヤヨイ「すみません」

リベル(なぜか1番弱いはずのエルメスに怒られている。不思議な光景だ)

エルメス「もう、行きましょ‼︎汗まみれになって山登って疲れたわ。」

リベル「そうだな」(キャシーヤヨイは別の理由で汗まみれだな)

キャシーとヤヨイ(冷や汗かいた)


温泉宿サクラヤにて

リベル「おばあちゃん、4人でお願い」

宿主ことオババ「あいよ、兄ちゃんもモテるねえ〜」

リベル「ははは、よしてください」

オババ「ちょうど、大部屋が空いとるわい、使いなはれ。後この近くにも温泉街寄って行きなはれ」

リベル「よし、じゃあ温泉に入ろうか」

キャシー「やったーお風呂だー」

ヤヨイ「はしゃがないでよ、キャシー」

エルメス「……桜」

小さい声でエルメスが言う

リベル「どうした?エルメス?」

エルメス「な、なんでもないよ、さあ、早く入ろう?」

キャシー「ゴーゴー‼︎」

リベル「……」


女湯にて

ヤヨイ「何かあった?」

心配そうにヤヨイが聞く

エルメス「なんでもないよ」

引きずった笑顔でエルメスが言う

ヤヨイ「何かとは聞かないけど悩み事があるならリベルに相談した方がいい」

エルメス「え?」

ヤヨイ「少しは楽になると思うあのお方…リベルに話したら

私もそうだったから」

エルメス「…あの…」

キャシー「早く入ろう‼︎ー」

エルメス「‼︎滑るから気をつけて‼︎」

ヤヨイ「私も入ろうか…」


エルメス「いい眺め、星がたくさん見える、高いからかな?」

ヤヨイ「そうだね」

キャシー「お腹減った」

ヤヨイ「確かに」

エルメス「それじゃあ、上ろうか。」


大部屋にて


キャシー「広ーい‼︎」

嬉しそうにキャシーが言う

リベル「はしゃぐなよキャシー、他の人も泊まっているからな」

素早く襖が開く

リベル「ワッ‼︎」

オババ「ビビリだねえ、兄ちゃんは」

少しムスッとした顔でリベルが言う

リベル「びっくりして、変な声出たよ」

オババ「冷めねえうちの食いな‼︎」

キャシーとヤヨイ「うわあ〜‼︎」

今にも食いつきそうなほどに口を開けて涎を垂らす二人であった

リベル「いただきます‼︎」

キャシーとヤヨイ「いただきます‼︎」

エルメス「え?」

キャシー「ああ、これはリベルがいつもやってるの‼︎食べ物に感謝しなさいって」

エルメス「へ、へえ〜そうなの、じゃあ私もいただきます‼︎」

(今ので確信に変わったリベルに話そう‼︎全て‼︎)


Ⅰ時間半後


オババ「二人ともよう食うたねえ〜食べ盛りかえ?」

リベル「オババそろそろあれを…」

オババ「そうだね,せっかく作ってくれたんだ持ってくるよ」

キャシー「アレって?」

リベル「見たらわかる」

リベルが自慢そうに言う

オババ「はいよ‼︎」

エルメス「これって…」

キャシー「何これ⁉︎ってエルメス?」

ヤヨイ「……‼︎」

エルメスの顔に大粒の涙が流れる

オババ「……わたしゃここらで失礼するよ」

オババが出て行く

エルメス「なんでこれを…?」

リベル「もしかしたらって思ったていた…

お互いに話すことが沢山あるな、一旦外に出てくれキャシー、ヤヨイ」

キャシー「うん…」

ヤヨイ「はい」

リベル「さて、どちらから話そうか リュージ…いや、夜鹿龍志…」

エルメス「⁉︎どうして?、どうしてパパの名前を知っているの?」

リベル「そうか、やっぱりそうなのか…俺はお前の父親と旅をしていた」

エルメス「え?」

お読みいただきありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ