1/3

異世界転生者との出会い

なろう初投稿です。

数々のなろう作品を見ていたらこういう転生者の方ではキャラを主人公にしてついつい作品を作りたくなってしまいました。

拙い部分はあると思いますが頑張ります。

「俺は本山啓太！こことは別の世界から転生してきたんだ。」

今日、魔法学校のクラスメイトの女子が変わった服を着た見知らぬ男子と共に登校してきた。

なので誰なんだと問うと、開口一番こう言われてしまったのだ。

「えっと…。ミーファ？」

俺は説明を求め、男と共に来たクラスメイトもといミーファに視線を動かす。

ミーファは貴族の娘で常に強い口調で近寄り難い性格だが席が隣と言うこともあり日常会話は交わす、まぁ、少し怪しいが友達関係だ。

「私も初めは信じられなかったけどおそらく彼の言ってる事は本当よ。」

「なんで本当かどうかがわかるんだよ！」

「彼の魔力がとてつもなく強いからよ。この世界のレベルじゃないくらい…ね。だから先生達に見てもらいに行くの。」

この世界のレベルじゃないくらい強い魔力…？

っていうか随分さらっと言ったけど本当ならそれ相当な大事じゃないか？

「あー…。俺もついて行っていいか？」

好奇心半分、心配半分でそう提案してみた。

ミーファは一瞬顔をしかめたがその後

「ま、あんた頭はいいし…なんかの役にはたつかもね。ついてきたければ好きにすれば。ケイタもそれでいい？」

「ああ。じゃあよろしくな。えっと…名前は？」

…教えていいんだろうか。

さすがに警戒のしすぎかもしれないが少し身構える。だが、

「セナだ。よろしくな。」

ケイタが友好的に接してくれているんだ。

こちらも一応同じように返すべきだと素直に名乗った。

…この出会いが俺の人生に多大な影響を及ぼすとも知らずに。