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ガツコウ→オウチ

 タケちゃんが回答を書く。

「5……ですか?」

「間違いだ。答えは7。まあでもこれは応用問題だから、1発で解けなくても仕方ないか」

そんなことあるの?簡単じゃない?

「これで授業は終わりだ。帰っていいぞ」

 え?今日やったこと3+4だけ?

 とりあえず家に帰ろう。


「ねえ、ハヤトくんどうしたの?今日元気ないの?ねえ、ねえ!」

いきなり女が話しかけてきた。

「な、なんだよ急に、そもそも誰?」

「え?もしかしてこの私のこと忘れちゃったの?将来お嫁さんになる人なのに」

こっちにその気は全くないわけだが。

「ま、後々いやでも思い出させてあげるわ。覚えてなさい。あ、今度の日曜日、どっかいこ?」

「あ、あのさあ……僕らって、どういう関係?付き合ってた?」

「つきあってはないけど、将来は結婚するんだよね!」

 ダメだこいつ。

 顔は可愛いけど、性格が絶望的だ。

 間違ってもこいつとは結婚したくない。

 僕は逃げて帰った。

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