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転生

2話は1年後

私は【長崎 天音】 17歳

高校の帰りの時だった。

部活帰りで遅くなってしまい、走って帰ることにした。

学校を飛び出した時、ププーっとトラックのクラクションの音が鳴る。

私は、びっくりして転んでしまい、そのままトラックに轢かれて死んだ。


それが私の前世の記憶。


前世の記憶?あぁ、死ぬ前の記憶だよ。

なら今は?

あぁ…私は転生したのだ。


そう、【悪役令嬢】にっ‼︎


「お嬢様〜‼︎レイラお嬢様‼︎どこにいますの〜?」

庭で1人のメイドが叫ぶ。

「庭が広すぎてお嬢様はどこにいるかわからないですわね…」

メイドは15分も探している。

まだ見つからないのか。

私はかくれんぼをやめ、メイドのもとへ走っていく。


「セアラ!ここだ!私はここだよ!」


私は叫ぶ。

あのメイドの名前は【セアラ】

いつも私のお世話をしてくれるメイドだ。


「お嬢様‼︎もう、どこにいたのですか!」

メイドは安心して私の手を握る。

「ごめんごめん、ちょっと1人でかくれんぼをしてただけさ」

私はニコッと笑顔で答える。

そうして城に戻った。

「セアラ、お食事の時間になったら呼んで!」


「もちろんです!」


そうして私は部屋へ戻った。


「ハァ…」

私はベットに座ってため息をつく。

悪役令嬢【レイラ・ルアイス】に転生した私。

7歳から学校かぁ…(現在6歳)

破滅フラグを回避できるといいけど…。


あ、ごめんごめん。

ちゃんと説明をしていなかったな!

私は17歳という若さで死んでしまった。

そうして目を覚ましたら、悪役令嬢【レイラ】になっていたのさ。

赤ちゃんの時はわからなかったが、5歳ぐらいになって【レイラ】とわかった。


そう、ここは《乙女ゲーム アリンの恋バラ〜学校生活〜♡》

っという題名が少しダサい乙女ゲームの世界だ。

正ヒロイン『アリン・エレンスター』は、魔法学校へ行く。

そこへ、第二王子『ファイラ・ディアンガ』と出会い、恋が始まるのだが。

悪役令嬢『レイラ・ルアイス』はファイラ殿下が好きで、その殿下と仲良くしているアリンがとても憎くていじめるのだ。

ちなみに『レイラ』は、お金持ちのお嬢様なのだ。


というゲームの世界なのだが…。


よく破滅フラグ回避とかあるじゃん?

私はそんなことはしたくない。

ならどうすればいいって?

敵校に行けばいいのさ!

実はこの乙女ゲーム…他校との魔法バトルイベントがたくさんあるの!

だから敵校に行って、アリンとは他校のライバル関係でいればっ!

破滅フラグなんて立たないさ♪


という訳で!

〜食事中〜

「お父様!お母様!私、『デアミカル』学校(敵校)へ行きたいですわ!」

私は大きな声で言った。

お父様はびっくりしている。

お母様は真顔で食べる。

お父様が口を動かす。

「レイラ、『バーリック』学校(ヒロインのいる学校)はいいのか?」

お母様は頷いて言う。

「バーリック学校の方が近くていいと思います。デアミカル学校は、結構遠いじゃない」


くっ、お母様は反対か!

だがしかし!諦めぬ!


「嫌ですわ!私はバーリック学校には行きたくありません!」

私は強く反論する。

お母様が私を睨む。

「そんなにデアミカル学校がいいの?人様にそんなに迷惑かけたいのかしら??」


どうしよう!お母様がカンカンに怒っていますわ!


「ぅ…お母様…お願いします…」

私はキュッと目を瞑り言った。


お母様は口を開けようとした時、お父様が首を横に振る。

「いいじゃないか、なんでデアミカル学校に行きたいかはわからないが、娘へのお願いだ。

いいだろう?少し遠いだけだし」

お父様は笑顔で言ってくれた。

お母様は黙り込む。


やったぁ!


「お父様!ありがとうございます!!」

私は元気よく言って、お皿を片付けた。


タッタッタッタッタッ

お城の廊下を私は走る。

すぐさま自分の部屋へ行きドアを閉める。

私は嬉しさのあまり、叫びたくなるのを必死に抑える。


心の中では…


(はわわわわわわわわわああああああああ!!

嬉しいいいいいいいいいいい!

やばやばやばぁ!!!!

私!破滅フラグなんて立たなく学校通えるぅ!!

お父様神!ありがとう!本当に神!

うわああああああああああああああ!

もうまじ嬉しい!!)


っと、めっちゃ叫んでいるのだ。


〜次の日〜

朝のことだ。

早速魔法練習をするのだが。

魔法ってどういう魔法を使えばいいんだっ⁈

お城にある本棚で私は魔法の図鑑を探して見つけた。

これだ!【魔法図鑑】

これさえあれば!たくさんの魔法が使えるようになる!

しかし、魔力が少ないと強い魔法が使えない。


魔力とは!魔法を出すための力なのだ!

練習とか特訓をたくさんすれば魔力が増えて、たくさんの強い魔法が使えるのだ!

魔法を使うごとに魔力は消費するため、数分経てば魔力が戻ってくるもの、全て魔力を消費した場合…【死】だ!


私の魔力は…まだまだちっぽけなものだからな〜。

私の今の魔力で使える魔法は一つ…[ファイヤー]っていう魔法だ。

ちっちゃい炎を指先から出す魔法だ。

早速使ってみるとするか!


「ファイヤー!」

私は大声で言う。

お城の窓からお父様が心配そうに見ている。

セアラは私から少し離れたところで見守っている。


炎は少しのカスしか出なかった。


うっ!もっと出さないと!


「ファイヤー!」

ポワン…。


めっちゃ小さい火の玉は出た。

しかしダメダメだ!

こんな火の玉、ゴミみたいな魔法だ!

赤ちゃんでも出せそうだ!


もう一度…。

「ファs」

「お嬢様!おやめください!」

「ファイヤー」だと言おうとした途端セアラが私の腕を掴み止めた。

「なっなんだいセアラっ!お城に何か問題でも?」

私は聞く。

セアラは呆れる。

「お嬢様、魔力を消費しすぎです!お嬢様はまだあまり魔力の量は多くはありません!今「ファイヤー」を出したら魔力がゼロになり死ぬところでしたよ!」

「えっ⁈そうなのぉ⁈ありがとう、セアラ!」

私は少し恥ずかしかった。

うぅ、魔力の管理も私、自分で出来ないのかよ!

なんか、ゲームのレイラとは違う。

ゲームのレイラはとても魔法が上手くて成績がトップなはず。

なんか違うな。

私が転生したせいで弱くなったのか?レイラは…。

私は少し悩んだ。

すると、セアラが何か箱を差し出す。

「お嬢様、こちら」

…?

「セアラ、この箱は何?」


「デアミカル学校の制服です。

早速届きました。

準備が大変なため、すぐご用意をしました」


学校の…制服⁈

はっ早くない?

今まだ11月だよ?

…いや?もう準備する時期か?

わからないがもうデアミカル学校に行くことは確定!


「ありがとうセアラ‼︎あとで部屋でじっくり着てみますわ!」


そうして、何ヶ月も経ち…。


明日からデアミカル学校へ入学!

緊張する!

でも大丈夫!


敵校なので!

おまけ


「セアラ!私の机に置いてあったマカロン知りませんか?」

それを聞いた瞬間、セアラは黙り込んだ。

心の中では…。


(やばぁ!お嬢様のマカロン、食べてしまったあああ!

クビになりませんよね?)


っと不安になっておる。


「どうなのセアラ!黙り込んで!」

私はセアラを指差して言った。

セアラは土下座をした。

「お嬢様!!ごめんなさい!!食べてしまいました!!」


「そっそんな土下座までっ…」


「首だけはおやめください…」


私はニヒッと笑う。

「しないよ!セアラは私の大切なメンドなんだから!」


「お嬢様っ…!」

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