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夕飯、一緒に食わないか?

結局、次に青い目に会ったのはその週の金曜日の朝だった。起きて台所に行ってみるとコーヒーができていた。帰ってきたんだ・・・・単純に 本当に単純にうれしかった。どこにいるのだろう?と思ってペンキの臭いが消えていない書斎に入った。いない・・・ 外? いない・・・・ コーヒーを沸かして、イギリスパートに行ってしまったらしい。出勤時間が迫っている。準備しないといけない・・・・コーヒーマグを持って2階に上がった。すると共有部分の廊下(つまり私の寝室の前)にクラーク氏が現れた。

「おかえり・・・」

「ただいま。」 変な感じだ。こんな挨拶。

「昨日の遅い時間に帰ってきたんだ。もう、寝てると思って起こさなかった。」 帰っていたら、私に会おうと思っていたのかしら?起こしてくれてもよかったんだけど・・

「そう。どうだった?仕事?」

「まあまあ・・・疲れた。書斎見たよ。きれいに仕上がっているじゃない?」

「ありがとう。いい感じ?まだペンキの臭いがあるけど・・」

「いいよ。想像していた通りだよ。ありがとう。」

「・・・どういたしまして。」 暫し無言で向き合っていた。何か言わないと・・・ え~

「その格好で寒くないの?」とイギリス人は鼻のアタマを掻きながら照れくさそうに言った。へ?おっと・・・ 半袖のTシャツにパジャマパンツは色っぽくないが、十分薄着だ。

「あああ!会社に遅れる。じゃね。」と言うと慌てて寝室に入ってバタンと乱暴にドアを閉めた。外で声がしている

「夕飯、一緒に食おう。」 へ? とまたドアを開けた

「何?」

「夕飯一緒に食おう。」

「どこで?」

「ここで。」

「早く帰ってくるように努力する。20時には家に着くようにする。でも、約束できない。」

「電話してよ。」

「どこに?」

「ここに。」

「電話引いてない。」

「じゃ、ぼくの携帯。」と自分の携帯を見せる。

「国際電話になるね・・・ま、いいか。何番?」言われた番号に試しにかけてみた。かかった。

「君の番号は?」教えた番号でまたテストをして、かかることを確認していたら・・・・・会社に遅刻した。

会社にいる間、落ち着かなかった。夕飯一緒に食おうって、何を食うつもりなんだろう?作り置きのものは、この前のラザニアで終了しているし。時間がないから料理するのは無理だ。早退しようか・・・・・否、無理だ。まだこれから会議が連荘であるし・・・・肉、焼くのか?イギリス人は何が食えるんだ?大事な会議なのに、頭の中は 今日の夕飯は何にしようかしら? なんていうことで一杯だ。イギリス人は私が ぱぱぱぱぱっと料理ができると思っているのか?まっさか・・・・そんなことを期待されても困るのだよ。約束できないと言ってあるから、電話して思い切り遅く帰るか?でも、せっかく久しぶりに一緒に食事ができるのに?一緒に喋って、お酒飲んで、食べるってだけで すごい楽しかったのに? しょうがないので、会議と会議の合間に電話をした。

「Yes」やばい。電話だと英語になるのか?

「Taoです」

「ああ、君か?何?」

「あの・・日本語でよかった・・・ ああ、あの、今日の夕飯なんだけど。」

「作らなくていいよ。」 思い切り見透かされていた。

「へ?」

「イギリスサイドで出来合いを調達するから。君も何か好きなものを買ってくれば? で、話はそれだけ?それで電話してきたのか?仕事は?」

「じゃ、また!」 と言ってあわてて電話を切った。ああ、よかった。日本語で会話が成り立った。

定時に席を立ったので、周囲は少し驚いていた。17時ぴったりに会社を出るなんて・・・普段はない。「私だって、定時で帰ることくらいあるのよ!」とロビーに下りるエレベーターの中で独り言を言ってしまった。このクセ、何とかならないかなあ・・・・ 帰り道、駅ビルをウロウロしたが何を買うのかで迷った。酒のつまみにもなって・・・イギリスにないもので・・・・外人の口に合うもの。結局、鶏肉の唐揚げ、青菜と貝の辛し和え、おこわ・・・・ これでいいや。あ、あと日本酒にしよう!ワインも追加しておかないと・・・・

リビングと台所、書斎に明かりが点いているのがわかった。ドアを開けるときになぜかドキドキした。リビングに入ると・・・・・いた、イギリス人が。また、何か本を読んでいた。記者会見のときのスーツとは違って(当たり前だ。家でスーツを着て寛いでいたら驚きだ)、新しい感じのデニム、白の丸首Tシャツ、明るめのブルーのカーディガンを着ていた。

「お帰り」

「た・・ただいま。適当に食べるものを買ってきた。」

「僕も適当に見繕ってきた。」

「お酒も買ったけど?日本酒とワイン。」とだけ言うと、そそくさと2階に駆け上がった。とりあえず、腕時計とアクセサリーをはずし、化粧を落としてからかなり色の落ちたデニムにグレーのタートルネックを着てピアスだけつけて、1階に下りていった。

「食べようか?」と台所に入りながら言った。

「腹減った。僕はローストポークとマッシュポテト、人参のグラッセ、サラダ、あとワインを大量に仕入れてきたよ。君は飲むからね。」

「私だけが飲んでいるみたいな言い方ね。」

「だって、そうだろ?僕のワインも飲んだだろ?」

「少しだけ残しておいたけど?」

「飲んじゃえばよかったのに。」なんとなく飲めなかった、飲んだら会えなくなるかもしれないから、とは言えなかった。

「何を飲む?」

「ビール!」

「どっち?」

「日本のビールかな。」 と会話をしながら、買ってきた惣菜を皿に移していった。

「仕事中に夕飯の心配をしていただろ?」とクラーク氏が茶目っ気たっぷりにビールを手渡しながら聞いてきた。

「だって、何時に帰れるかわからないから料理できないし。」

「君は普段料理をしないのを聞いていたから、最初からこんな感じにしようと思っていたよ。」

「なら、言ってくれればよかったのに。」

「失礼。」

「それに、電話したときに英語になるかと思って、身構えました。」

「英語で喋ればよかったのに。」 んなこと、できないわよ。

「複雑な話はできません。」

「夕飯の話が複雑?」

「複雑よ~」

「食べるってことは、大事なことだからね。複雑にもなるな・・・」 とイギリス人はちょっとからかうように同意した。カラカッテる・・・・・ ムカつく。

「どこで食べるの?」

「リビングでどう?」

「OK。何か音楽をかけていい?」

「いいよ。」ソファーに腰を落ち着けて、ビールを二口くらい飲んだ。

「ああ、おいしい!♪」

「美味そうに飲むね。」

「だって、金曜日だし、明日は休み!ビールも美味しくなる。」

「なるほど。」

「どうだった?仕事?」辛い話もあるんだろうけど、とりあえず聞いてみた。

「う~ん(とビールを一口)、いろいろあり過ぎてね。」

「記者会見、見た。」

「見たの?」

「うん。カッコよかったよ。俳優らしい。」

「僕は俳優だよ。」と苦笑い。

「あ、失礼。」

「まあ、いろいろ言う人がいてさ。気にしていたらきりがないんだけどね。」けどね?何?

「007は重いな。歴史がありすぎ。」

「撮影って、始まっているの?」

「まだ。来年の1月からだ。楽しみだ。」そうだね。確かに。

「この鶏肉のフライはうまいね。」

「出来立てはもっと、美味しいと思うよ。」

「作れるの?」

「多分。作れる。」

「こんど、作ってよ。」

「作り方を教えるから、自分で作ってみる?」

「それもいいな。」

「このポークも美味しいよ。」

「どうも。」

「ああああ、私もこんな肉でなんか作ってみたい!」

「日本にもあるだろ?」

「日本の肉は小さい肉ばっかり。大きな肉はマーケットで売っていないの。」何を喋っているんだか・・・どうして、そこそこいけている俳優、あ、違った、売れている俳優と豚肉の話をしないといけないんだ?

「いいな、普通の話。どうでもいい話ができて。」とイギリス人がこちらを見て言った。

「そんなに普通?」

「普通。一日の終わりに普通の会話ができるってのはすばらしいことだと思わないか?誰とも話さないで終わるってのもいいかもしれないけど、それだけじゃ味気ない。」

「確かに・・・・・・」私がここのところ考えていたのは、コレだったのかもしれないと思い当たった。一日あったこと、とか取り留めないのない話をする。

「そうね。別に何てことない話って、人には必要ね。」

「うん。」暫くお互い無言で音楽しか聞こえなかった。突然、青い目が喋りだした。

「007の記者会見のあと、すごくてね。パッシングが・・・・僕の髪の毛とか目の色が気に入らない人、たくさんいるみたいだ。」やっぱり気にしているんだ。

「そのせいで、製作に支障が出ないかときにしてる。実は・・・・」

「みんなの士気に関わる?でも、そんなパッシングを受けると逆にいいものを作ろうという意識になるかも。」

「そうだな。」

「うん。まあ、それもこれも主役のやる気じゃないの?」 え?それを言うか?という顔をして

「できるだけのことをするよ。」とから揚げを一口。

「アクションシーン、たくさんあるの?」

「ある。」

「傷だらけ?」

「に、なりそうだ。ちょっと立ち回りのリハもやったんだけど、腹とか脛とか痣ができた。」

「でも、耐えられるように、体を作るんでしょ?」

「そうだね・・・・あれが現実だったら普通の人は死んでいると思うけど・・・・スタントチームのおかげだな・・・・あんなことをやっても死んだり、怪我したりしないのは・・・・でも、体は作るんだよ。3ヶ月とか4ヶ月前くらいからトレーナーについて、それらしい体に作り上げる。僕も前よりは筋肉量が増えている。」

「へ~いいな。私も体作りたい。ほら、アンジェリーナ・ジョリーみたいな。腹筋が割れている体」

「君は十分痩せてるじゃないか?」

「痩せているんじゃなくて、筋肉質で強い体ってこと。」

「できるよ。でもキープするのは大変。本当はこんなカロリーの高いものを食べちゃいけないんだけど。」

「大変だね。でもシャリーズ・セロンみたいに太って、ボロボロなジャンキーみたいなのも役であるよね。あれも、準備するの?」

「そうそう。でも、イヤだな・・・あれは・・・・」

「え?そんな役がイヤなの?」

「あの話はあまりにも・・・・悲しすぎる。」この人はどんな役をやっていきたいんだろう?いつもニヒルな二枚目の感じなのかしら?

「今は、そんな役をやる心境じゃないな・・・・」 ああ、そんな理由なのか。

「007な心境?」

「あんなにアグレッシブじゃないし・・・常に何かにイライラもしてないと思うけど。そうだね。ちょっと 『俺は冷たい カッコいいスパイ』 な心境にはなっているかもしれない。でも、前も言ったように役を引きずってプライベートには入らないと思う。」

「ふーん。」やっぱり、なんかカッコいいこと言っているように聞こえる。私は意地悪な見方をしているのだろうか?役者はやっぱり、役者。人に見てもらいたい欲求が強いから自分を作るのかしら?普段も作っているのかな?わからない。ビールがなくなった。

「ワイン、飲む?」と聞かれたので、

「飲みますよ!」と即答した。ワイングラスを持ってイギリス人が現れると、意地悪な気分になっている私は質問を微妙に変えた。

「どんな役をやってみたいの?これから?」

「わからない。」

「007はやりたかった役?」

「特に望んではいなかったな。電話がかかってきてビックリ。」

「カッコよくない役もやれる?」段々、顔が真剣になってきた。眉間に皺が寄っている。考えている。

「007をやると、カッコよくない役、難しくなるかもしれないね。」畳み掛けるように聞いてみた。あぁなんて、意地悪・・・・

「難しいこと、立て続けに聞くなあ。君がインタビュアーだったら、次回はないかもよ。」

「でも、本当の俳優は真摯に答えると思って。」と更に意地悪をした。

「007を受けるときに、それは考えたよ。そのイメージで一生見られる可能性が非常に高い。評判がよければなお更だし。でも、商業映画の大きいのに主役で出てみたいというのも本音だ。」

「アメリカで成功したい?」

「いい作品で成功したい。007は娯楽大作というイメージがあるし、それはそうなんだけど、違う面からみれば一流が集まって作っている作品でもある。その主役に請われるというのは、非常に光栄なことだと思わないか?」

「そうね。確かに。」素直に頷いてしまった。

「それからもちろん、かっこ悪い役もやれるよ。僕は。殺人鬼も好色漢も請われればやる。」と俳優はポツリと言ってこちらを見ている。私が彼を試したのが分かっているということだ。

「いろいろパッシングもあるし、プレッシャーもあるのに。ごめんなさい。」

「君だけじゃないよ。そのような質問をするのは。しょうがない。007って各人にすごいイメージがあるし、俳優にとっては諸刃の剣だ。」普通の会話がインタビューになってしまった。悪いこと、した。

「逆に、君に聞いていいか?」

「何?」

「仕事は面白い?」

「そうね~この道一筋で15年くらい過ごしている。なんだかんだ文句は言っているけれども止めないで続けているのは・・・なんでだろう。意地?何かプロジェクトが一つ終わったときの達成感。自分が思った通りに進めて、出来上がりも思った通りのときの『やった!』って感じ。でも、予想していた通りダメな部分も出てきて『ああ、予想通り、しょうがない子』と思いながら火消しもやったりして・・・・・」

「すごい、生き生き喋ってるな。」

「今の生活の85%を占めているってことは、それだけ夢中になれるということなんでしょうね。」

「この家にも夢中になっているのに、それが仕事の残りの15%だけ?」

「これから増えていくかもしれないけど、今のところはまだ10%から11%くらい。他の5%とか4%は・・・・」

「何にあててる?」

「わからない。」

「でも、何かあるだろう?男、友人、その他の趣味。」

「男はない。その他の趣味は・・・・残念ながらないから・・・・なんだろ?」

「そうか・・・・」何か続けて聞きたそうな顔をしていたけど、

「そうか。よかったな。好きで夢中になれるものを持っていて。」というコメントで終了した。意地悪な質問から少し持ち直してくれたかな。

「どうして、この家を買ったの?」 イギリス人、急に悲しいような、困った顔になった。ああ、また、ヘンな質問をしてしまった。

「・・・・・・・話すと長い。短くもできるけど。」

「じゃ、短いバージョンで。」

「彼女と住もうと思っていた。で、買った。しかし・・・・」

「?」と話を促した。

「彼女とは・・・」

「もう、いい。言わなくても。」 後悔した。あまりにも人の感情を踏みにじっている。ごめんなさい。イギリス人。また、話が途絶えた。BGMはなんだ?これは?レッチリ?バラードだ。

「君はこの家、気に入ったから住んでいると言っていたけど、それだけじゃないだろ?」痛いところを点いてきた。

「1人になりたかったから。私の家族は円満だけど、取り合えず、1人になりたかった。」それで?と青い目が言っている。

「わからないけど・・・・自分ひとりで家族が作れるのかを試してみたかった。」

「?」

「よく説明できないけど・・・・私、1人でずっと、十分生きていけると思っていたのね。でも、最近ちょっと違うと思い始めたから。だめだ説明できないや。この家を買って、手入れしているうちに、その考え強くなってきた。人間、1人だけじゃ寂しすぎるかも。」また、BGMしか聞こえない。

「・・・・・・・・・・・・そうだな。1人じゃ寂しすぎる。」これは告白大会なのか?だんだん、そんな様相を呈してきた。

「君は付き合っている人、いないのか?」 何を聞いているんだこの外人は?

「まあ、いろいろあってね。」

「なんだ、それは?」酔っ払っているのか?このイギリス人は?青い目でこっちを凝視している。

「付き合っていない。そんな人はいない。でも。」

「でも?」

「会っている人はいる。でも、一緒には住めない。」

「それは、止めたほうがいい。」なんでよ?あなたに意見される筋合いじゃない。

「なんで?」

「君が考えている、家族とは違う。」青い目 プラス 眉間に皺が寄っている。真剣に 『よくない』と言っている。

「わかってる。」

「セックスフレンド?」 なんで、こう明け透けに聞くかな。

「それだけじゃない。」

「話、考え方とか合うんだろう?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そう・・ね。」

「止めとけ。」 わかっているって・・・ば。

「わかっている。この話、続ける?」

「いや。わかっているんだったら・・いいよ。」また、BGMタイムだ。暫くワインを舐めるしか、やることがなかった。

「あなたと、たった3回くらいしか食事をしてないけど、結構楽しく過ごせてよかったなあぁって思っていたの。」と話を変えた。ほんと?と青い目が言っている。うん。と頷いた。それ以上は言わなかった。

「お腹一杯。お酒ももう飲めないや。眠くなってきたし、今日はお開きにしない?」

「また君と話せてよかったよ。」とイギリス人が返した。

「どういたしまして。」とだけ言って、食器を皿洗い機に入れて残り物を片付けると自室に引き返そうとリビングのドアに体を向けた。

「Tao。」イギリス人は自分の食器をもって、台所に行きながら私に声をかけた。

「なに?」

「その、会っている奴。どんな奴だ?」何を聞く、イギリス人。

「あなたに関係ないんじゃない?」かなり冷たい言い方だ。

「・・・・・・・・・・・・・・いい結果にならない。」

「それは、私が決める。」ああ、また冷たい言い方。それにかなり険しい目をしていたはずだ。イギリス人の青い目と眉間の皺に負けないくらいの。

「そうだな。おせっかいだった。」

「ううん。いいよ。おやすみ。」

「おやすみ。」安全エリア、自分の寝室に引き上げた。


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