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丸く収まるように

作者: 朝焼 悠

みんなが

それぞれ

丸く収まる

場所へ


それが嫌だと

一つ所へ

留まらない人も

含めて

大きな

大きな丸の中へ


綺麗事

叶うことはない

僕が一人勝手に描く

理想の世界


それでも

もう誰も

泣かなくたっていいよ


僕自身の我儘

もう

泣き声も

叫び声も

聞きたくない


それでも

だからって

耳を塞いで

目を閉じてしまえば

本当に

今以上に

僕の口から出る言葉は

独りよがりに

なってしまう気がして


って

こんな考え方自体が

独りよがりか


何をする訳でも

しようとする訳でもなく

自分の人生にさえ

溺れに溺れて

持て余しているのに


それと

僕は

その丸の中

入れる気がしなくて


みんなが

幸せそうに

楽しそうに

笑っているのを


丸の外から

一人ぼっちで

眺めている

これまで

ずっとそんなだったから


そんなイメージばかり

強く

上手く

鮮明に

思い浮かべられてしまう


僕が丸く収まるべき場所は

そこなのかな


それでも


そうだとしても


みんなが

丸く収まる場所へ


もう誰も泣かなくて良いように

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― 新着の感想 ―
[良い点] なんだか優しい気持ちになれました。 いつも読んでて優しい気持ちになれる詩をありがとうございますm(_ _)m
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