表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

04 謎解き要素まである



 建物内を歩いていると、目の前のに分厚い扉が現れました。

 その扉には、何やらいくつもの文字盤の様な物が。


 扉の表面を見ると、長文の文字が書いてあります。


 これは一体なんでしょう。


 首を傾げていると、隣を歩いていたアルト様が「ちょっと待っていて下さい」と一歩前へ。


 そして、文字盤の様な物を一文字ずつ叩きいていきました。


「あの、アルト様。これは一体?」

「ああ、これはこのダンジョ。いえ建物の防犯設備です」


 今、ダンジョンって言いかけませんでした。

 やっぱりこの建物、普通じゃないんですね。


「謎をといて正しい答えを示さないと、この先へは進めないようになっているんですよ」


 謎解き要素もあるんですか。

 でも、これ外からの侵入を防止するというよりは、中からの脱出を防止するためのもののような。


 防犯設備というには無理があるのでは?


「どうしたんですかクリスティーゼ様、そんな疑わしい物を見る様な目になって」


 やっと気が付いてくれましたか。

 それか、とっくに気が付いていたけど、やっと指摘してくれるようになったのか。


 はい、私は勇者様の正気度を疑ってます。


「あの、この仕掛けでは侵入者を防ぐ事ができないのではないでしょうか」

「ご安心を外側の扉にも、同じようなしかけが施されているので安心してください。この建物内だけでも、百の仕掛けはありますよ」


 めまいがした。

 聞かなきゃ良かった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ