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終わりを告げるアノ言葉
「これがまた夢だとして目が覚めてハルがいなくても、
僕はまたハルを見つけ出してみせるよ。絶対に…絶対に」
「ソラ…」
あたしも…あたしも探し出して見せる
でも今はソラといるこの時この瞬間、そして時間を
大事にして行こう…
あたしが安堵したのを確認したソラは
そっと額にキスをしもう一度頭を撫でた
「ありがとう…ソラ…」
「でもハル…」
「何?」
「もしハルが目が覚めて僕がいなかったら…
ハルも僕の事、探してね…」
不安そうに一瞬顔を俯かせたソラだが
すぐに顔を上げて微笑んだ
「もちろんだよ!!あたしも絶対ソラを探し出してみせる!!」
「ありがとう…ハル…だから…」
「僕の事、絶対忘れないでね」
ソラが困った様に微笑みまたアノ言葉を言った瞬間
あたしの目の前の世界は真っ暗になるのだった…




