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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(夏)終わらない夏 ビーチボーイズ篇
62/141

〜イサム雷鳴編〜

電気屋


イサムはキノコと電気街の電気屋に来ていた。

なぜかと言うと、昨日の雷でイサムのノートパソコンが故障したからである。オタクのキノコによると単純にACアダプタが壊れただけらしく、数千円で買い替えられる、とのことである。


電気屋にはたくさんの家電があり、創作生まれファンタジー育ちのイサムには何もかもが目新しい。

「ボクハ オソウジ ロボ ナマエハマダナイ」

「なっ、なんだこれは!?」

イサムの目の前には、カブトガニのような平たい物体が動いていた。これはルンをバするような、俗に言うお掃除ロボットなのだ。

最近は喋るのである。


「こいつ、名前ないらしいぜ!」

イサムはロボットを指差しながら、嬉しそうにキノコに報告する。

「ゴシュジンサマ ナマエヲ ツケテ クダサイ」

「イサムくん、名前をつけてあげなよ」

イサムは悩む。カブトガニっぽいので、甲殻類っぽい名前をつけることにした。


「エビちゃん!」


イサムは渾身のボケを思いついた。

「センスガ アリマスネ」

お掃除ロボもご満悦だ。こうしていくうちに、イサムはお掃除ロボの購入を決めようとした。

その瞬間、初めてロボは自分の名前を喋った。


「ワタシノ ナマエハ イサムクン ナマエヲツケテアゲナヨ エビチャン デス」


キノコの台詞も登録されており、イサムはロボットの限界を感じ、店を出た。



結局、ACアダプタを買い忘れた。

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