〜イサム自販機編〜
まだ通学路
イサムは通学路に自分の興味を引くものがある事に気づいた。
自販機である。たまに、ファンタジーでも自販機はあるが、イサムの暮らすハナターレ王国には存在していない。
「で、電子マネーが使えます!?」
電子マネーとはなんだ。マネーなら分かる。この世界の通貨 エン も用意している。だが、電子マネーとはなんぞや。
犬のマークやペンギンのマーク、キリンさんのマークなどもある。電子マネーの種類はこんなにあるのか!?統一したまえ。
イサムは自販機の近くの電信柱で電子マネーの使い方を偵察する事にした。
30代ぐらいの男が現れる。現金で買う。
20代ぐらいのOLが現れる。現金で買う。
老婆が現れる。現金で買う。
ちょっとテクノな人が現れる。現金で買う。
未だ、電子マネーを使う人が現れない。
30代ぐらいの男が現れる。現金で買う。
20代ぐらいのOLが現れる。現金で買う。
老婆が現れる。現金で買う。
ちょっとテクノな人が現れる。現金で買う。
未だ、電子マネーを使う人が現れない。
30代ぐらいの男が現れる。現金で買う。
20代ぐらいのOLが現れる。現金で買う。
老婆が現れる。現金で買う。
ちょっとテクノな人が現れる。現金で買う。
未だ、電子マネーを使う人が現れない。
30代ぐらいの男が現れる。現金で買う。
20代ぐらいのOLが現れる。現金で買う。
しびれをきらしたイサムが現れる。現金で買う。
ちょっとテクノな人が現れる。現金で買う。
イサムは好きでもない缶ジュースを買い、飲みながら登校することにした。
ちなみに味はトマトジュースである。