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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(秋)フォール・イン・ラヴ篇
127/141

〜イサムデマ編〜


薬局


イサムは近所の薬局に来ていた。

ここ最近、新型のウイルスが流行し始めており、手洗い用のハンドソープを買いに来たのだ。


しばらく店内を歩くと、クラスメートのキノコが焦った顔をしている。


「どうした?キノコ」


「ああっ!イサムくん!大変だ!今回の新型ウイルスの影響で、あらゆる物の生産がストップするらしい!買っておかないとヤバいってさ!」


キノコの買い物カゴには、色んな製品が多めに入っている。


「何もそんなに一気に買い占める必要は、ないだろう。本当に欲しい人に渡らないじゃないか」

珍しくまともな事を言うイサム。


「そんな悠長な事言ってたら!自分が欲しい時には売り切れちゃうよ!お人好しが過ぎるよイサムくんは!」


デマに流されているのか、キノコは興奮気味に、また、ネットの情報を見ながら、買えなくなるであろう商品を次々とカゴに入れていく




(・・・必要な時は来ないだろう・・・)




カゴの中にはコンドームが入っていた。

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