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〜イサム決闘編〜
平凡公園
「みんな〜!買ってきたよ〜!」
使いっパシリのキノコが激辛デスソース肉まんを4つ買ってきた。
実は4人で、誰が一番辛いのを我慢できるのか、我慢大会が開催される事になったのだ。
「デュラ田。君には負けない」宣言するイサム。
「それはこっちのセリフだ」対するライバルのデュラ田。
「おおっ!ついに決着か!?」面白がるシャニカマ。
「僕が勝つよ!」キノコの話は誰も聞いていなかった。
ルールは単純明快。
この肉まんを先に食べた方の勝ちだ。
『いただきます!!!』
なんと、奇跡的にイサムとデュラ田は同着だった。
「くそう、また決着がつかなかったか。。。」
「フン、イサム。そろそろ本当にどちらが強いのか、殺り合わないか?」
2人のライバル心に、ついに火が着いた。
「おいおいー、2人とも、マジになんなよ!」止めに入るシャニカマ。
『止めてくれるな、友よ!』
「ついに、時が来たな。決闘は明日17時」
「放課後、全校生徒の前で勝負を執り行う」
「フン。死ぬ覚悟を持ってこい」
「お前こそ、な」
2人は腹痛で来なかった。