表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(秋)フォール・イン・ラヴ篇
123/141

〜イサムST駆け抜け編〜

放課後


「ショックだ〜〜!!!!」

キノコがスマートフォンの画面をいじりながら嘆いている。


「どうした、キノコ?」他2人が無反応だったので、優しいイサムが話しかける。


「僕の好きなアニメがパチンコになったんだ・・・ほら・・・」


キノコのスマホ画面には〝CRあの日掛かった罠の外し方を僕たちはまだ知らない〟と書かれていた。イサムはこれが何のアニメなのか、知らなかった。


「あの罠!だよな!?」シャニカマが反応する。

「そう!流行ったよね!僕好きだったんだ〜」

キノコがしみじみ語り出す。

イサムがこの世界に来る前に放送されていたアニメらしく、感動系の青春アニメとの事だ。



「キノコ、なぜその作品がパチンコになってショックなんだ?数年前の作品がまた蘇るなんてラッキーじゃないか」

「イサムくんはわかってないよ!パチンコだよ!ギャンブル!感動系のアニメがパチンコて!イメージ台無しじゃないか!」

「そんなもの、やらなきゃ分からないだろう」


「どうせ面白く無いよ!意味分かんないクソミッション系謎リーチで新規作画作られても嬉しく無いし!感動シーンを強いリーチにされても萎えるじゃ無いか!あと無駄にエロ要素が混ざるパターンもある!大体ね、新基準なんだから全然ダメだよ!クソ台として歴史に残ってしまうアニメは可哀想じゃないか!むしろ空気アニメが台の評価されるパターンもあるんだ!レバブル絶唱させてよ!」


キノコが何を語ってるのか全く分からなかった。


「とにかく、イメージだけで語るのは良く無いよ」

「そうだぞキノコ。偏見が一番の悪だ」シャニカマも同意した。


「分かったよ!打ってくる!」

「新台は人気だからなぁ、すぐ打てないかもよ」

「よし、それなら明日開店前から並ぶよ」

「頑張れよ!」

「抽選券貰うために、皆も手伝ってよ!」

「よっしゃあ!乗ったぜ!明日朝5時集合だ!」

「マジかよ!」







4人は高校生だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ