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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(秋)フォール・イン・ラヴ篇
114/141

〜イサムインスタ編〜

放課後


イサムが教室を出ようとすると、デュラ田がスマートフォンを片手に色鉛筆を並べ撮影をしていた。


「何をしてるんだ?」尋ねるイサム。

「写真を撮っているのさ」


話を聞くと、今流行りの写真を載せて交流しようというSNSアプリの為に見栄えの良い色鉛筆を並べているという。


「確かに鮮やかだな」

感心するイサム。これがフォトジェニックというものか。それにしても意図的に並べられた色彩というのは、果たして評価に値するのだろうか?


「ポチっとな」

デュラ田が写真をインターネット上に投稿すると、すぐさま〝イィーネッ〟がついた。イィーネッとは、その写真を見た人が評価している値なのだ。これが多い程、人気のバロメーターとして評価される。


「なるほど。確かに楽しそうだな」

イサムは早速、そのアプリをダウンロードし、ある事を思いついた。



(自分とデュラ田の顔写真を載せて、多くイィーネッがついた方がイケメンではないだろうか・・・?)



イサムは早速、自分の顔写真(アプリ加工済)とデュラ田の顔写真(半目の瞬間)をアップロードした。



ピロリン♪



(アプリから通知が来た!どっちの写真だ?)




【不適切画像により、アカウントを凍結致しました】

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