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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(秋)フォール・イン・ラヴ篇
110/141

〜イサム信号無視編〜

帰り道


イサムはデュラ田と下校していた。

小さな道の信号待ち。


デュラ田が「赤信号」のまま、横断歩道を渡ろうとした。


それを遮るイサム。


「おい、信号無視はダメだぞ」

「車は来てないし、誰も見てねーだろ!」

「それでも守るのがルールだ!」

「こんな5歩くらいで渡れるトコロ、守ったって時間の無駄だろ!」

「お前はそんなに時間に追われてるのか?」

「そういう問題じゃねえ!ちなみに今日は観たいテレビ番組が有るんだ!」

「ちょっと待ったぐらいで変わらないだろ!」

「それでも無駄な時間は使いたくないだろうが!」

「分からずやめ!お前のそういう所がダメなんだよ!」


口論をしているうちに、信号は7回ほど切り替わっていた。


「おい!早くしないと、テレビが始まっちまうだろ!」

「なんのテレビなんだよ!」

「“えもんドラ”だよ!お前も見てるだろ!今日は1時間SPだろ!」

血の気の引くイサム。すっかり忘れていた。



「忘れてた!急ぐぞ!」



2人は飛び出し、車に轢かれた。

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