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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(秋)フォール・イン・ラヴ篇
109/141

〜イサム焼き芋編〜

校庭裏


「おい!持ってきたか?」

シャニカマがキノコに尋ねる。

「持ってきたよ!」

キノコがライターをポケットから取り出す。


秋も深まる放課後、イサムたち4人は校庭の裏側で落ち葉を集め、こっそり焼き芋を蒸そうと画策していたのだ。


イサムとデュラ田が落ち葉を集め、シャニカマがホイルを被せた焼き芋をその落ち葉の集まりに突っ込む。


「よし、ライター付けろ!早くしないとバレるぞ!」

キノコが落ち葉にライターの火をつけた。

なかなか着火しない。


「も、もっと燃えるものが必要かもしれない。ティッシュとか・・・」

イサムがポケットティッシュを取り出した。

それにライターの火をつける。着火だ。

みるみるうちに落ち葉が燃え始めた。


「うおっしゃあ!あとは待つだけだ」


その時、担任のコテメン先生が現れた。


「お前ら!何してる!」

「やっべぇ!逃げるぞ!」

走り出す4人。追いかけるコテメン先生は、4人が作り出した落とし穴に引っかかった。

2メートル近くある、深い落とし穴だ。


「よっしゃあ!落ち葉de落とし穴作成成功だ!」


イサムたち4人は落とし穴に落ちた先生を見ながらクスクス笑っていた。


「貴様らぁあああ!!!」

コテメン先生が、手を使って落とし穴の周りを掘り始めた。徐々に階段を作り、落とし穴から出るつもりだ。




掘り始めた土から油田が発見され、校舎が全焼した。

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