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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(秋)フォール・イン・ラヴ篇
105/141

〜イサム追跡編〜

平凡中学校


「おい!イサム!怪現象だぞ!」

シャニカマが嬉しそうに報告してきた。


放課後、イサムはちょうど宿題を済ませ教室を出ようとしていた所だ。


「か、怪現象?」

イサムが答える。

「体育館から、突如現れた謎の一本道があるんだ!」

「謎の一本道?」

「いいから来いよ!」


ワクワクしているシャニカマに連れられ、イサムは体育館へと向かう。

平凡中学では、校舎を抜けて渡り廊下を歩くと体育館への入り口へと繋がるのだ。


その、体育館への入り口から、校舎に向けて、浅黒い一本線が出ている。


「なんだこれは?」


よく見るとその線は微かな湿り気があり、何か液体を垂らしたような、悪く言えば血のような気持ち悪さがあった。


「もしかして、幽霊の通り道なんじゃねーか?」

「ややや、やめろよ!」

イサムは幽霊など信じない。断じて信じないのだ!


イサムはその線を指でなぞる。

そして、勇気を出して舐めてみた。


「鉄分では無いな。。。血ではないようだ」

こういった成分分析は青山先生の名探偵漫画で読んだことがあった。


「とにかく、この線を追いかけるぞ!」



2人が行き着いたのは大便所であった。

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