前へ目次 次へ 15/19 ある男 世に「ゲーム」というものがある。 多種多様、多角的な視野、ジャンル、嗜好を網羅し、人々を魅了し、夢中にし、熱中させ、時に堕落させる至高の存在。 まさに娯楽の頂点に君臨する帝王である。 ある男がゲームを作ろうと考えた。 シンプルながらも知能を駆使し、パズルとゲームの要素を掛け合わせ、プレイヤーに白熱した頭脳戦を仕掛ける。 男はそんなゲームを作ろうと仲間達に働きかけ、牽引し、心血を注いだ。 そして、長い年月の後、男はゲームを完成させる。 そのゲームの名は…………。