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TIME3

恭哉の短い回想です。とにかく短い。

――5月のある授業中、確か数学だった気がする……どうでもいいか。

大の苦手である数学だったため、間違えることが多く書いては消して書いては消しての繰り返しだった。その授業中、俺はうっかり消しゴムを彼女の机の方へ転がしてしまった。もう分かるだろう。俺の消しゴムはコロコロ転がるぐらい丸に近い消しゴムだったんだ。俺の丸い消しゴムは、彼女の左腕の方まで転がった。


「ん? これ、恭哉君の消しゴム?」

先生に気づかれないように小声で話しかけてきた。

「そ、そうです」

ふふっ、敬語じゃなくて良いのにと言って彼女は笑った。

「はい。どうぞっ」

「あ、りがとう……」

この時、俺は消しゴムを渡した時の彼女の笑顔に何故か惹かれた。


人に興味を持つのを止めたあの俺が。


その理由は今も分からないが、彼女の仕草一つ一つに惹かれる俺がいる。何故だろう……。


幼い時から人に興味を持つのを止めた俺には…分からない。



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