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「たまの大型連休にしたい究極の現実逃避をリアルに考えて」

作者: 小瀬良世良

珍しく、仕事が休みになった。

しかも、一か月という長期間。

普段から仕事仕事で好きなこともろくに出来ていない日々が続いていたので、俺は明日からの休みが楽しみでしょうがなかった。

たまにはこれくらい休んでやりたいことをやらないと、生きている意味がない。

そう思った俺は、明日からの一か月を有意義に過ごそうと心に誓った。


明日からは仕事だ。

この一か月、やりたいことをやった。

夢の北海道ツーリングをした。

目的地を決めない気ままな旅もした。

普段は会うことができない友達と思う存分遊んだ。

自分自身、とても充実した一か月であったと思う。

そして、わかったことが一つだけある。

どんなに楽しくても、それはいつか終わりが来るという事。

どんなに続いてほしくても、どんなに願っても、どんなに思い込んでも、終わりは絶対にやってくる。

楽しかった分だけ、思い出が残る。

楽しかった分だけ、虚しさが残る。

今日は、仕事。

楽しかった昨日までの一か月。幸せだった昨日までの一か月。

それは既に消え去り、本当に楽しかったのかさえ今となってはあやふやだ。

俺は、大切な家族を失ってしまったときのことを思い出した。

本当にあった。本当にいた。

でも、今はいないのなら、それはなかったこととどう違うのか。

今日も、陰鬱な朝礼が始まった。

仕事のストレスがMAXの時に書いた文章です。

転職して本当に良かったと思います。

皆さまもバイクに乗ろう!

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