登場人物・改
気が利かずすみません。今後は定期的にupします。
主人公
・ヒナゲシ(10代・女)
生まれてこの方ずっとヒナコに周囲の愛情を奪われ続けた為に、極端に自信の持てないキャラになった。マイナス感情を知り尽くしているため、ヒナコの無邪気さが苦手で捻くれた人は得意。
異世界住民
・オースティン(40代・男)
オルディラン国王陛下。金髪。
前王から王位を簒奪したらしい。理由未出。
ヒナゲシが来るまで感情を忘れていた。
ヒナゲシ馬鹿。緩いがやり手。
親精霊の主。命じて子精霊を作らせた。ヒナゲシを悪意ある人間全てから守らせるため。契約は無断が基本な国王。
・クリストファー(20代・男)
王位継承者。銀髪。
オースティンと親子関係ではないのに何故か王位継承者。
優しげに見えて結構黒い。敵味方ハッキリしてる。
ヒナゲシの肉椅子は譲れない。
夜は子精霊三匹と寝るはめになった。
生きてるなぁと実感する日々。
・リーゼシア(妙齢・女)
一位貴族(貴族階級で最高峰)出身でヒナゲシが来る前から王城の一番奥まった部屋で暮らしていた。
前王とその愛妾との間に何かが……?
ヒナゲシ至上主義。ヒナゲシの第一恋人を自負。性別の壁?そんなもの華麗に超えてみせますわ、ほほほ。
・ガートン(還暦・男)
元閑職宮廷魔導師。今はヒナゲシ専任家庭教師。
最凶双子をスラム街から拾って来た人。ラーゼハルト教育担当、でも失敗しちゃった、てへぺろ。
魔法院で何故か様付けされてる。実は結構知られた人?
言い伝えでしか知り得ぬ禁術をポンポン目にするため、もう驚くのはやめた。ヒナゲシはきっと規格外なんじゃ……うん。
・オーレン・リッター(10代・男)
実はガルトランド大国第五王子だった……が、あっさり裏切り身内皆殺しの上、母国をオルディランにポイ。
英才教育により人殺しに慣れている。
「猫耳猫尻尾の会」名誉会員。変態度数は無水エタノール並み。むしろカルピス原液。希釈不可。
彼のせいでオルディランに変態が爆発的に増えている。
・セドリック(10代・男)
オーレンの幼馴染兼親友。
母親はガルトランド王族を盲信する鬼女で、母国を裏切った時に見捨てて置いて来た。殺しておけば良かったよ、はっはっは。
こちらも英才教育により人殺しに慣れている。
ノーマル。ヒナゲシに貰ったハリセンを手に、暴走するオーレンを止める日々。どう見ても漫才。ヒナゲシに何でやねんを強制された。何でやねん。
・ミリー・アロウ(10代・男)
大学院首席。幼少時より宰相補佐を務める。
ヒナゲシ命名ツンデレラ。定着した。
美形双子の片割れだが頭が良すぎてツンデレた。
生まれて初めて落ちた恋に若干浮かれ気味。でも通じない。
ヒナゲシ考案の魔法グッズ普及の立役者。何故なら肝心のヒナゲシが無能だから。少しは考えなよヒナゲシ……。
・ラーゼハルト・トーウォン(10代・男)
魔法院首席。魔法エネルギー量は天井知らず。
ガートンの雑な教育に情緒を欠落し、代わりに才能開花。
ヒナゲシに対してはエロリスト。触るわ揉むわ突っ込むわの破廉恥息子。もちろん初恋はヒナゲシ。リビドーに素直。
この雄しべと雌しべをくっつけたらどうなるんだ?
・宰相(50代・男)
ミリーの養父。初めはヒナゲシを疑う客観視していた頭脳派だが、一気に双子を釣り上げた事でオルディランに組み込むことに決定。禁術ばんばん使えるヒナゲシに大満足。ヒナゲシファンの魔導師と、護衛の子精霊が本気でやり合うために双方能力UPしているのを見て歓迎。いいぞもっとやれ。
あのつんでれミリーがヒナゲシにかかると形無しなのも、見てて超楽しい。いいぞもっとやれ。
・サートン(20代・男)
クリスの部下。お茶入れるのが超上手い。
企画でヒナゲシの家族皆殺しにしたのこいつ。夢か現実か定かではないが、ヒナゲシの家族はクリスたちだからもう必要ないしとか思ってる。
家族関係のトラウマ持ち。ヒナゲシの家族は地雷を踏んだのだ……。
・リリアル(10代・女)
血筋だけはやたら良いらしいが、ヒナゲシに敵愾心剥き出し。何度か喧嘩を売るがアウトオブ眼中で華麗にスルーされる。ちょっ、何とか言いなさいよ!私を見なさいよ!構いなさいよぉおおお!
・リリーアリス(10代・男)
アルスール国王子。見た目姫。中身残念な変態。
姉がオルディランに来ているらしく、自分も遊学に来た。
ヒナコと同じくKY、そのためヒナゲシは距離を置きたいのだが、アリスはヒナゲシに童貞もらって欲しい。むしろ体を貪って欲しい。いやどうせなら緊縛と蝋燭と鞭も(以下放送禁止用語
・モモ(10代・女)
ヒナゲシより1〜2才下の子。
三ヶ月前にオルディランに来たばかり。厨房の下働き。
刃物は大得意、鍵開けなんてピン一本軽い軽い、他にも色々特殊技能有りますけどね。
彼女が来てから高級食材が時々消える。
ヒナゲシの一番の理解者はリーゼシア様に譲りますが、一番の親友は私です!ヒナコ?何そいつ海に沈めたい。
大学院
・フィーリッヒ・ラングオン(壮年・男)
大学院長。生真面目で融通がきかなさそうな面立ち。
頭を下げたヒナゲシの頭を鷲掴んだ。何故だろう……。
魔法院
・名前未出(老婆・女)
魔法院長。ガートンと顔見知りらしい。
よく笑い若人を見守る優しいおばあちゃん。
ラーゼハルトの暴れん坊将軍にももう慣れた。殺してなけりゃ揉み消せばイイのさ。
親精霊
古より存在する精霊の中でも最高位の存在。
特別にオースティンに力を貸していたが、ヒナゲシが来て一気に出没率が跳ね上がった。だってこいつら楽しすぎる。
・赤いおにーさん
灼熱の炎を纏う火の精霊。コミュ力高い。
ヒナゲシの頭にのしかかるの好き。お前俺の肘置きな!
・緑のおにーさん
緑全般の精霊。植物は自分の下僕。
敬語使いのドS。子精霊の調教師。
・水色のおねーさん
水の精霊。八頭身のモデル体型。
実は人間が嫌い……?
・黄のおっさん
天雷の精霊。お天気おじさん。
見た目が他精霊より年代高め。俺を面倒なことに巻き込むな。
子精霊
2〜3才サイズ。瞳孔と白眼部分がない。頭から足の爪先までペンキ一色状態。
・暁月
初対面から餌付けされてしまった。
性差というものをあまりわかっておらず、ヒナゲシの着替えや風呂場や寝室に突撃する。故に青子に度々蔑まれている。
・翠
優等生に見せかけたS。でもそれを上回るドSの親精霊には勝てない。
・青子
ヒナゲシ大好き。よくお膝に懐いてる。普段からあまり離れない。
・虎雄
偉そう。ヤンキー。でもヒナゲシ大好きな天邪鬼。
召喚魔
異次元より魔導師が呼び出し契約するペット。皆魔力持ち。
担当事務官に首輪をつけてもらわないと大変なことになる。
・八雲
見た目完全日本家守。手のひらサイズのヤモリ。
愛称ヤモ君。首輪はダイヤモンド。ヒナゲシの救急箱。
口調は可愛らしいが毒吐き。特に性別男には容赦ない。理由はヒナゲシが女性だから。
日本
・ヒナコ(10代・女)
ヒナゲシの同い年の従姉妹。
愛されがデフォのため、KYで天真爛漫。
暗い感情を知らない。
・委員長(10代・女)
ヒナゲシのクラスメイトだったクラスの委員長。
小5で両親が離婚。
・ヒナゲシの家族
社交的な母、だんまりな父、仲悪い兄、飼い犬一匹。
親戚も多いが誰一人としてヒナゲシを身内として扱ったことはない。
ヒナコのヒロイン補正で他人はヒナゲシに関心がいかなくなるが、身内は血の繋がりがあるせいか、強い憎しみや苛立ちを抱くようだ。
国家
・オルディラン国
オースティンの治める国。
実は十年前まで戦争していた。
ヒナゲシが来るまでは、城内はお通夜状態だったらしい。
・ガルトランド大国
オーレンとセドリックの母国。
王族はオーレンが皆殺しにして国をオルディランに明け渡したので、現在はオルディランの統治下にある。王族の圧政に苦しんでいた民は特に歯向かわず、国を再建中。
・アルスール国
リリーアリスの母国。
詳細は未出。
ヒロイン補正について。
過去活動報告に書いたので、丸々引用。委員長の話から。
気付かれた方もいるかもですが、不幸イベントが起こるとヒナコの魅了から少し逃れることが出来ます。この村は全体的に平穏で、精神的に不安定になることがありません。ので、ほぼ全員がヒナコLOVEです。疑問も抱かせないほど。
委員長は大人しそうに見えて、結構性格が悪いということと、親の離婚という不幸イベントにぶつかったことで、ヒナコを客観的に見ることが出来ています。不幸イベントにしても例えば親の対処が間違っていなければ、完全に魅了から逃れることは出来ません。今回母親の言動に憎しみや怒りを引き出すトリガーがあったので、委員長は許せない感情を知る引き換えにヒナコの呪縛から逃れたって寸法です。
ヒナコの魅了はゲームの主人公補正のようなもの。不自然の一言ですが、日本は彼女主役のゲームです。そしてヒナゲシが渡った異世界がヒナゲシのホームグラウンド。ただしこちらはヒナゲシの努力に左右されます。顔も美形というわけでなく、身体能力も平々凡々。逆ハ要素はあっても、実力獲得に近い。リーゼシアがヒナゲシに惹かれたのも、彼女自身の悩みに由来します。