登場人物
これまでの人物像の紹介。外見は別の機会に。
主な登場人物
☆ヒナゲシ:主人公
日本の小村で育つ。十三才。
周囲の愛情を根こそぎ奪われてきたためヒナコに強いコンプレックスを持ち、常に自信がない。
異界に渡り初めて色眼鏡なしに自分を見てもらえたため、異世界は何が何でも守らなければいけないマイワールドであり、どんな関係にある住民でもヒナコの影響を受けない彼らは貴重だと考える。
明確に守りたいものが出来たため、それ以外には冷淡。元世界も興味範囲外に転げ落ちた。
☆ヒナコ
同じ小村で育った従姉妹。
ギャルゲーや乙女ゲーの主人公の如く、何もしてなくても愛される日本での“選ばれしヒロイン”。
生まれた時から自発的に行動しなくても愛される地位にいたためKY、且つヒナゲシのような鬱屈した思考は理解できない。
異世界住民
☆金髪のオッサン
ヒナゲシの界渡りの際、始めに見た人物。
オッサンオッサン言われてるが、まだ四十前後と思われる。
私室に急に現れたヒナゲシだが、衝撃を上回るほど可愛い。
☆銀髪美形
肉椅子。
ヒナゲシが界渡りをした折、何故か彼の膝上だった。
それが彼の中の何かを開発してしまったらしく、以降ヒナゲシの座るお膝は自分以外認めない。
☆リーゼシア
ヒナゲシと一夜を過ごした妙齢の女性。
オッサンと知り合いらしい。
母親以上に自分を気遣ってくれる年上の女性に、ヒナゲシはメロンメロンになっている。