2/13
エピローグ2
靴を履き替え、自身の教室へ向かう。
先ほどの告白の件で質問攻めにあうのはわかっている。
私は、教室のドアの前で一息つきゆっくりとドアを開けた。
やっぱりだ...
教室中の視線を一斉に浴びる。わかりきっていたことだ。告白されるたびにこの視線にさらされているが、やはりなれるものではない。
「葵ちゃんおはよーー」
沈黙を破り大きな声であいさつをし、駆け寄ってきたのは私の親友である喜望ヶ峰アロエである。彼女は明るい性格であり、クラスのムードメーカーだ。
「おはよー」
「おはー」
「天竺ちゃん、おはよーー」
アロエの挨拶を皮切りに次々とあいさつが飛んでくる。私も挨拶を返しながら教室を見渡した。先ほどの件で質問があるのだろう。興味津々な視線がやはり多い。クラスのほぼ全員ではないだろうか。