表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

その一粒

作者: 檸檬

ゆっくりと

この小舟に揺られて

何処へいくかはわからない


銀河を


こころは変化して

一定ではない波のようだから


言の葉の小舟に

魂だけを乗せて何処までいけるだろう


言の葉もいずれ

水分を蒸発させ

花が咲く軽やかさで

風に吹かれるだろうね


陽に照らされ土の薫りをただよわせて


地に落ちた木の実はその影と繋がる


いずれ誰の胸の中に


どんな存在の中に落ちていくのだろう


この大樹のように 木となるのは


極わずか


どんぐりがポトッポトッと


落ちていく


一粒一粒影まとう


あの子のままごとの一粒に


あのリスさんの一粒に


土の中に埋められ


誰にも食べられなかった


一粒だけは


いずれ空へと手を伸ばす枝葉の


一本に













評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] こころの波の上を、言の葉の小舟にゆられながら進み、いつか風に吹かれていく魂。たくさん木の実を落とすけれど、大樹になるのは極わずかのどんぐり。 美しくも切ない描写ですが、言の葉があるから魂…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ