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3話

そして、5歳になった時、僕は王子様の遊び相手として呼ばれた。

王城には見たことも無いような笑顔で挨拶する父と行った。


「殿下、こちらが息子のリオルです。」


「顔をあげよ。声も出して良い。」


「···よろしくおねがいします。」


「ああ、よろしく。敬語もなしで良い。」


「分かった。」


「······では、私はこれで。」


「ああ、ルーフェリス侯、また。」





「リオルは、女、なのか?」


「·····違いますよ。殿下。僕は男です。」




「お前、またバレかけたらしいな?」


「····はい。申し訳御座いません。」


「チッ 何度も言っているだろう! バレないようにしろと!」


幼い子供は鋭く、何度もバレかけて、その度に父による[教育]が行われた。

····それが原因か、僕は高熱を出し、前世の記憶が蘇った。


「はぁ·····はぁ·····っ!!」


「捨て、ない····で····ヒック····捨てない····で···くだ···さい····」


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