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あやかし酒場と七人の王子たち ~珠子とあやかしグルメ百物語~  作者: 相田 彩太
第五章 遠征する物語とハッピーエンド
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比翼の鳥と洗い(前編)

 長かったあたしの有給休暇の旅も残り少ない。

 思い返せば、休暇中だったけど『酒処 七王子』の日々とやっている事はあまり変わらなかったかも。

 幽霊列車に居た時はスマホの電波が届かず、七王子のみなさんにはちょっと心配をかけましたが、今はもう大丈夫。

 黄貴(こうき)様とは『酒処 七王子』の再建時期とか、設備とか、リニューアルオープンの日付とかをTV会議で打ち合わせしたりした。


 『PCとスマホなのにTV(テレビ)会議とは何ぞや?』

 『いやいやTV(テレビジョン)というのは”遠く離れた(テレ)”、”映像(ビジョン)”なので合ってますよ』


 なーんて人類の映像伝達技術の叡智と語源について脱線したりもしたけど、再建は順調。

 他のみなさんからもメールが届いたり、料理についてのアドバイスを返信したり。

 みんな夏休みを満喫しているみたい。

 ああ、毎日が夏休みの方もいらっしゃいましたね。


 この大江山寝殿の滞在も、もう長くはない。

 だけど、ここを離れる前にやらなくてはならない事が残っている。

 前から酒呑童子さんには何度か話をしていたけど、そろそろ実行に移す時期かしら。


 「酒呑さーん、ちょっと入りますよ」


 カラッと御簾を上げ、あたしは母屋に入る。


 「おう、よく来たな珠子。はて、夕餉にはまだ早いが間食か?」

 「ちょっと酒呑。ウチの話を真面目に聞いてぇな」


 母屋にいたのは酒呑童子さんと茨木童子さん。

 

 「俺様はそんな事には興味はない。それにどうせ誰もそれ(・・)にはなれん。京の大江山にこの俺様がいる限りな」

 「ちゃうちゃう、今まではそうやったかもしれへんけど、最近は動きが違っとるんや。西の龍王とか東の大蛇(オロチ)とか、北の迷い家(マヨイガ)とか」

 「東の兄たちなら問題ない。あの程度なら今の俺様でも対抗できる。それに一枚岩でもないという話ではないか」


 東の大蛇(オロチ)とは、きっと七王子のみなさん。

 何の会話をしているのかしら。


 「それで今日の間食は何だ? 珠子の料理は甘味も美味い。俺様は毎日楽しみにしているぞ。これから毎日食べれれば、なお嬉しい」


 うーん、最近酒呑童子さんからのストレートなアプローチが熱い。

 あたしはスッパリ断っているんですけど。


 「いえ違います。あたしが来たのは、そろそろあの(・・)お願いを実行して頂きたいと」

 「あの(・・)願いか。やってはみるが色よい返事が来るとはわからんぞ」

 「はい、それで結構ですのでお願いします」


 あたしは両手を合わせて頭を下げる。


 「頭を下げる必要はない。これは珠子の献身に対する俺様の礼だ。恩人である珠子に出来るだけの事はしよう」

 「そのお願いって何や? ウチも手伝える事はあるけ? 珠子はんにはいっぱい世話になっとるさかい、ウチも手伝うよ」

 「そうですか、それは是非、後押しをお願いします」


 ひょっとしたら茨木童子さんもあの人(・・・)に面識があるかもしれない。

 酒呑童子さんと茨木童子さんは幼なじみって話だもんね。

 

 「ちょ、珠子ま……」

 「あたしのお願いは、酒呑さんのお母さまの玉姫様にあたしを紹介して下さいってことです」


 酒呑童子さんの制止より早く、あたしはそのお願いを口にした。


 「えっ? それって……」


 茨木童子さんの顔が一瞬曇り、そして作ったような笑顔が浮かんだ。


 「そやね、酒呑はウチのようなガサツな女より珠子はんのような家庭的な女の子が好みやからね」

 「ま、まて茨木。お前は何か勘違いを……」

 「ううん、ええ、ええのよ酒呑。ウチは酒呑の幸せが一番や。その一番が珠子はんならウチは潔く身を引く」

 「だから、俺様の話を聞けと!」


 酒呑童子さんが茨木童子さんの肩を抱いて言うけど、彼女は首を横に向いて視線を合わせない。

 あれ? この流れって何だか大きな誤解が生まれてません?


 「ふたりともおしあわせにー!!」


 そう叫びながら、彼女は北の自室に向かって走り去って行った。


 「あの……あたしって、マズイ事を言っちゃいました?」

 

 あたしの質問に対する答えを、酒呑童子さんは頭を抱える事で応えた。


◇◇◇◇


 「ごめんなさい。あたしが茨木さんに勘違いさせるような事を言っちゃって……」

 「まったく、ちょっと考えればわかるだろうに。まあよい、要は誤解を解けば良いのだ。ちゃんと説明すれば茨木もわかるだろう。一緒に付いて来てくれ珠子」


 酒呑童子さんの言う通り、『母親を紹介して欲しい』だなんて、見方を変えれば結婚のご挨拶に行きたいとも取られかねない。

 うーん、ちょっと思慮が足りなかったかしら。

 だけど、ちゃんと説明すればわかってもらえますよね。

 あたしは酒呑童子さんの事なんて何とも思っていませんし、第二夫人の座から正妻の道なんて目指していない。

 あれ? そう言えば、酒呑さんと茨木さんって恋人関係なのは確かですけど、結婚していましたっけ?

 雰囲気的にしてなさそうだなー。

 心の中でそんな事を考えながら、あたしたちは大江山寝殿の北対(きたのたい)へ続く(ひさし)を歩く。

 

 「いばらぎー、おるかー、さっきのはお前の勘違いぞー」

 「そうですよー、あたしは酒呑さんなんてこれっぽっちも思っていませんからー」


 北対(きたのたい)の御簾越しにあたしたちは中に居ると思われる茨木童子さんに向かって呼びかける。


 「そ、そうなんけ……」


 奥の方から茨木さんが近づいてくる気配がある。

 よかった、誤解は解けそう。


 「おいこら珠子『これっぽっちも』とは何だ。先日は俺様の『好き』という告白に『嫌ではない』と言っていたではないか?」

 「ちょっ!? 確かにそう言いましたけど、何で今ここでそれ(・・)を言いますかね!?」


 このバカ!

 石熊さんにウズラ料理をご馳走した時に確かにそう言いましたけど、それはその好意を無下にしないために言っただけで、それを受け入れたわけじゃないってのに。


 「や、やっぱり新しい期間限定の人間の女の方が好きやのね。ええのよ、ウチは百年くらい引きこもっとるさかい、あんじょう楽しんで……」


 近づいた気配が再び奥に引っ込もうとする。

 マズイ! このまま誤解されたままになっちゃう!


 「しゅ、酒呑さん! 酒呑さんは茨木さんの事が好きなんですよね? ねっ!?」


 『好き』って言わなきゃ許さない!

 そんな強い意志を瞳に込めながらあたしは問いかける。

 

 「珠子に確かめられるまでもない、無論好きだ」


 よしっ、それでいい!

 

 カラッ


 御簾が上がり、その下から茨木さんが顔を見せる。


 「そう、そうなん。わかっとったんけど。うれしいわぁ」


 茨木さんの顔に笑みが戻り、御簾の奥から庇へトンッと進み出る。


 「じゃ、じゃあ酒呑。ちょいと聞くけどウチと珠子はんのどっちが好き?」


 ”茨木さんの方が好きって言いなさい!”

 ガルルとあたしは心の唸り声を上げながら酒呑童子に視線を送る。

 そんなあたしの心情を知ってか知らずか、


 …

 ……

 ………


 「うーん、うん、やっぱり茨木の方が好きだぞ」


 こともあろうに、このデリカシー欠如男はじっくり考えた上で、そう答えたのです。


 「今の間はなんやー!!」


 あちゃー。

 今度はあたしが頭を抱える番だった。


◇◇◇◇


 痴話げんかは犬も喰わぬとはよく言ったもので、あたしは早々に『あたしはお邪魔みたいだから、台盤所で夕餉の準備をしてますね』とあの場を去った。

 酒呑童子さんは『おいこら、この薄情者!』と言っていたけど気にしない、気にしてられない。


 「おい珠子、居るか?」


 そんな事を考えながら四半刻が過ぎた頃、酒呑童子さんがやって来た。


 「どうでした? 茨木さんの機嫌は直りました?」

 「それがだな……俺様が茨木に料理をふるまう事で機嫌を直してくれるそうだ」

 「ん? 料理をふるまうって、もしかして酒呑さんが料理をされるって次第ですか?」


 ”男子厨房に入らず”

 酒呑童子さんはどちらかと言えば平安時代の裕福な家の生まれ。

 確か豪農でしたっけ。

 そんな酒呑さんが料理をするなんて、とても出来るとは思えない。

 だとしたら……

 あたしは、その後に続く言葉を予見した。


 「そこで珠子に頼みがある。俺様に料理を教えてくれ」


 ほらやっぱり。

 ま、あたしは過去に茨木童子さんに生ハム料理を教えた事があるので、そこらへんは大丈夫ですけど。

 たとえ酒呑さんがどんなに料理音痴だろうと、ポイズンクッキングの使い手だろうと、一応形になってそこそこ美味しい料理が作れるようにしてあげます。

 

 「その程度ならお安い御用です。大船に乗った気で安心して下さい」


 料理の海においてはあたしは大船、泥船なんかじゃ決してない。

 そりゃ料理界には豪華客船クイーンズ三好号みたいなスゴイ人もいるけれど、あたしだって負けちゃいない。

 それなりの腕前だという自信も自負もある。


 「それで、どのような料理をお教えしましょうか?」

 「それなんだが、茨木からリクエストがあってだな……」

 「どのようなリクエストで?」


 どんなリクエストでも大丈夫!

 少なくともお手本を示せる自信はある。

 野菜細工のような器用さを要求するものでも、『えっ!? このお値段でステーキを!?』みたいな経済的な課題だってこなしてみせます。

 珠子号は世間の荒波にだって負けないの!


 「それがだな……”比翼の鳥(ひよくのとり)の料理”というものだ」

 「は?」


 比翼の鳥……それはひとつの瞳とひとつの翼しか持たず、雄と雌の二羽で協力しないと飛ぶことすら出来ないと言われている伝説の鳥。

 天国のおばあさま大変です……

 珠子号の前に幻獣(モンスター)が出現しました!!


◇◇◇◇


 「無理! 無理ですっ! そんな料理は作れません!」

 「は? さっきは『大船に乗った気で』なんてほざきおったではないか。何とか出来んのか?」


 あたしのギブアップの前に酒呑童子さんが問い詰めるけど、こればかりはどうしようもない。


 「だって、比翼の鳥なんてどこにも売っていませんよ。というか、どこにいるんです? それ」

 「俺様も知らぬ、見た事もない。幽世(かくりよ)か仙界なら居るやもしれん」

 「そんなものをどうやって料理しろと!? たとえ手に入れたとしても、あたしにはそれがどうやったら美味しい料理になるかなんてわかりませんよ」


 あたしは家事百般、料理千般、笑止千万を誇っている。

 だけどその千般の中には現実に存在しない食材の料理法なんて入っていないのだ。


 「うぬぅ、珠子の言う通りだが……、お前のお得意の人類の叡智とやらで何とかならんか?」

 「何ともなりません、どうしようもな……」


 ん? 酒呑童子さんは比翼の鳥を見た事がない……

 少なくとも比翼の鳥は現実世界には存在しない。

 茨木童子さんは源 頼光(みなもとのらいこう)の大江山征伐に生き延びたので、幽世(かくりよ)には()っておらず、ずっと現実世界、現世(うつしよ)に居た……

 なのになぜ”比翼の鳥の料理”なんて望んだのかしら。

 いや、そもそも、どこでそれを知ったのかしら?

 ええと、比翼の鳥のいわれは……


 「ねえ、酒呑さん。比翼連理(ひよくれんり)って言葉知ってます?」

 「知っておる。白居易(はくきょい)の『長恨歌(ちょうこんか)』であろう」

 「あらよくご存じで」


 比翼の鳥といえば思い起されるのは『比翼連理(ひよくれんり)』。

 酒呑童子さんの言う通り、唐代の詩人、白居易(はくきょい)の詩『長恨歌(ちょうこんか)』由来の故事成語。

 互いに支え合わないと飛べない”比翼の鳥”と、根は別でも枝が絡み合い結合した”連理(れんり)の枝”。

 それが合わさった比翼連理は仲が良い夫婦や恋人の例え。


 「馬鹿にするな。母様が俺様の勉学のためにと書物を大量に集めておったからな、そこで学んだ。俺様はあんな辛気臭い話は好かんがな。それより孫子(そんし)のような兵法譚(へいほうたん)山海経(せんがいきょう)のような図鑑物の方が好みだ」


 おそらく幼いころに読んだのだろう、酒呑童子さんが中国の古典の名を連ねる。

 そう言えば、白居易の詩は平安時代には日本にもう伝わっていましたっけ。


 「茨木さんもそれを読まれていたのですか?」

 「ああ、あいつは長恨歌のような恋愛浪漫譚(れんあいろまんたん)が好きでな、女だてらに読み書きを学び、母様と一緒に書物を読み漁っておったわ」


 やっぱり男の子と女の子よねぇ。

 書物の好みがハッキリと分かれているわ。

 

 「それに長恨歌はヘタレ玄宗(げんそう)の話ではないか。茨木がなぜ”比翼の鳥”を持ち出したのか俺様には理解できん。同じ事を遥か昔に茨木にも言った」


 玄宗皇帝は一応、名君のカテゴリーに入るんですけど、それをヘタレだなんて……

 あれ……なんだか頭の中で何かのピースが噛み合うような……


 「ねぇ酒呑さん。どうして玄宗がヘタレなんですか?」

 「決まっておろう、安禄山(あんろくざん)叛乱(はんらん)の時に妻の楊貴妃(ようきひ)に自死を命じたからだ。何度も愛を(ささや)いたであろう女に、その身を懸けて守ると誓った女にな。男なら好いた女の前での言葉や行動には責任を持つべきだ」


 うん、それはあたしも心から同意です。

 というか死にたくない、自死を選ばされるなんてもっての(ほか)


 「男なら、共に勝利するのが最善、女を守って死ぬのが次善、共に死ぬのが三善というもの。愛する女に死を命じ、自分はのうのうと生き残るなど、ヘタレとしか言いようがないわ。まぁ、俺様も次善になってしまったがな」


 おお! 意外とまともな論理!

 頼光の大江山征伐の時に、茨木童子さんが生き残ったのは酒呑童子さんが神便鬼毒酒(しんべんきどくしゅ)(おか)されながらも、彼女を逃がすために奮戦したからだったのですね。


 「その話って茨木さんにした事あります?」

 「ああ、幼い時にな。あいつも『せやねぇ』なんて同意しおったのに、なぜに”比翼の鳥の料理”なぞ……」


 酒呑童子さんも茨木童子さんも平安の世の生まれにしては、かなりの博識。

 生まれは豪農という話だったけど、きっと国司(こくし)を目指すような郡司(ぐんじ)の家じゃないかしら。

 それなら、当時、日本に輸入されていた他の中国古典について知っていてもおかしくない……

 あっ!? もしかして!?


 「酒呑さん。酒呑さんって『三国志』って知ってます?」

 「馬鹿にするな。何遍(なんべん)も読んでおるわ」

 「その事は茨木さんもご存知で?」

 「無論、俺様が三国志を読んでいる隣で、茨木も書物を読んでおったわ」


 わかった! 茨木童子さんのお望みの料理が!

 いやー、これはこのデリカシーの無い男じゃ思いつきませんよ。

 そこに至るピースは持っているんですけどね。

 でも、わかって欲しかったんですね。

 わかります、その乙女心、うんうん。


 「なんだ珠子。ひとりでわかったように(うなず)きおって」

 「わかったよう、じゃなくてわかりました! 彼女が酒呑さんに作って欲しい料理が!」

 「そうか! やはり料理の事となると珠子は頼りになる。さすがは俺様の見込んだ()い女! さあ、教えてくれ!」

 「それはきっと”鯉こく”ですっ!」

 

 ”鯉こく”それは鯉を味噌仕立てで煮た料理。

 鯉は鱗も取らず、ぶつ切りの輪切りでいい。

 ちょー簡単! これなら酒呑童子さんでも簡単に作れちゃう!


 「”比翼の鳥の料理”に”鯉こく”か……、そして珠子が言った”三国志”……なるほど! 劉備(りゅうび)諸葛亮(しょかつりょう)か!」

 「鋭い! その通りですよ!」

 

 あたしは、この大江山寝殿の滞在で気付いた事がある。

 酒呑童子さんは頭の回転が速い。

 幽世(かくりよ)に長くいたせいで、現代知識は少し乏しいけど、その知性は目を見張るものがある。

 料理に限定しなければ、きっとあたしより賢い。

 

 「なるほどな、あやつめ。なれば、鯉を取るか買いに行かねばな。熊たちか鬼道丸に命ずるとしよう」

 「うーん、でも、鯉の旬は秋から冬にかけてなんですよねぇ」


 今は夏、(こい)の季節にはまだ早い。

 鯉の旬は秋から冬なの。

 できれば、美味しい料理にしたいなー。

 他にいい料理は無いかしら?

 あたしの頭の中を様々な魚が駆け巡る。


 ピコーン

 

 あたしの頭にとある魚の名前が思い浮んだ。

 夏が旬のおいしい魚。

 

 「酒呑さん! どうせなら茨木さんの驚くような料理にしてみません?」

 「おお、あいつの想像の上をゆく料理か!?」

 

 ひょっとすれば酒呑童子さんは頼光と四天王の襲撃から逃げる事は出来たかもしれない。

 だけど、彼はそれを良しとしなかった。

 茨木童子さんを逃がすため、敵の刃を一身に受けて戦った姿。

 それは紛れもない愛。

 酒呑童子さんの死後、1000年を超える時を想い続けた茨木童子さん。

 その心はもう恋じゃない、それは立派に愛。

 そんなふたりにお似合いの、鬼愛(おにあい)の料理をあたしは教えたいと思った。


 「そうです! とっても平安風でロマンチックな料理ですっ!」


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