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誰が為に  作者: 白亜タタラ
ダンジョン攻略編
58/108

ダンジョンでの戦闘を終えてⅡ

 カナタとアリスのもはや恒例と化したステータスの検証は前回行った時から大分時間が経ったことでなかなかに賑わいを見せた。もはやスキルもレベルも一皮も二皮も剥けて相当なものになっていた。カナタは万物創造のスキルでMPを日常的に使っているためにMPの数値は高いが、体力や速力が高い基本的に剣士としてのステータスの上昇傾向をしている。対してアリスはMPが高く肉体的なステータスが低い魔術師のステータスの傾向と言っていいだろう。


 そして話はヤクモたちのステータスに移っていく。


 「じゃあ次はヤクモのステータスに行こう。」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ヤクモ(龍状態時)


 【レベル】:89


  闇龍種


 【HP】(体力):548


 【MP】(魔力):159


 【STR】(筋力):487


 【END】(耐久力):666


 【DEX】(器用):12


 【AGI】(速度):56


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ヤクモ(人化時)


 【レベル】:89


  闇龍種


 【HP】(体力):185


 【MP】(魔力):56


 【STR】(筋力):126


 【END】(耐久力):178


 【DEX】(器用):66


 【AGI】(速度):56


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ヤクモたち元魔物組のステータスにはアリスの眼でもスキルが見えなかった。だが視ることの出来たそのステータスはやはり高い数値を誇っていた。アリスのスキルは魔物に対しては効果が低く人間に使用した時と比べて視える範囲が少なかった。しかし今回はアリスが”眼の力”を使えるレベルが上昇したことによる影響で以前より見える範囲が広がった結果の表示だ。ただ、まだスキルまでは視る事が出来なかったが。


 「ノルンとフィルもそれー!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ノルン


 【レベル】:91


  フェンリル種


 【HP】(体力):185


 【MP】(魔力):42


 【STR】(筋力):88


 【END】(耐久力):101


 【DEX】(器用):112


 【AGI】(速度):359


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


  フィル


 【レベル】:83


  幻狐種


 【HP】(体力):141


 【MP】(魔力):201


 【STR】(筋力):60


 【END】(耐久力):92


 【DEX】(器用):171


 【AGI】(速度):70


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 「俺が”勇者”になったということは取り敢えず見なかった事にして、みんなも大分ステータス的に育ったな。スキルはアリスにも見えないから詳しくは分からないけど、今後はノルンたちも100レベル越えを目指そうか。」


 「いいじゃない勇者。似合うと思うよ!それにカナタが職業のことを言うなら、私の”吸血姫”もよくわからないから。話を戻すと、今後の問題は私以外でフィルたちのステータスが見える人がいるかどうかね。私たちのステータスもたぶん結構高レベルの分類だろうし、出来るだけ目立たないようにした方がいいかな?」


 「ワシは人化の術があるから見た目はともかくとして、フェンリルや幻狐は目立つ気がするがのう。」


 「がる~」


 「こ~ん」


 いくらサイズを小さくできるとはいえ、ノルンの銀色に輝く毛並はやはり目を引く。さらにフィルもこのメンバの中では目立たないが、やはり何もしていなくても纏うオーラのようなものは少なからずあり、レベルが上がるごとにそれは増すのだ。


 「うーん。なるべく騒ぎは起こさない方向で行くが、俺らはいつも通り特には考え過ぎずに自然体で過ごしていこうか。」


 「......そうね。私たちは自由であるために強くなって来たんだもの。今更この方針を変えるつもりはないしね。だから、フィルたちもそんなに気にする必要はないよ。」


 カナタたちは当初の目的を思い出し、方針を変えないことで話をまとめた。だが、このメンバーは全員がダンジョンの外に広がるネメシアという世界を知らない。この世界がどうなっているのか、どんな言語があるのか、どんな人種がいるのかなど知らないことばかりだ。故に話し合いは続く。カナタたちは慎重に物事を考えてあらゆるプランを練るのだ。


 「さて。ここを出た時の事はその時にまた話せばいいとして、次はアイテムの話に移ろうか。長年攻略もされていないダンジョンだって話だから期待して攻略をしてきたが、実際に集まった品々はかなりのレアもの揃いだと思う。」


 「アイテムボックスに自動的に収まるアイテムはいちいち確認していなかったし楽しみね。」


 「前から言っとるが、主らのアイテムボックスのスキルは便利じゃのう。ワシには”宝物庫”スキルがあるがカナタたちの劣化スキルでしかないからのう。」


 「まあそれでも宝物庫スキルも、一般的には相当レアなスキルだろうけどな。っとじゃあアイテムを出していくぞ!」



 入手アイテム


 ・魔力増幅の指輪:×5

 ・体力増幅の指輪:×3

 ・剛腕の腕輪:×4

 ・導きの眼鏡

 ・翡翠のペンダント

 ・月のペンダント

 ・身代わりのブローチ:×8

 ・宝石各種:多数

 ・各種属性の指輪:多数

 ・剣、盾、槍、各種武器:多数

 ......etc


 カナタたちのここでの成果はかなりの数になっている。価値のあるモノからガラクタまであるがやはり異常なほどに高価なモノや能力を有したモノもそれなりにあった。服装は今までと変わらないTシャツに動きやすいズボン姿だが身につけたアイテムはどれも一級品に変更した。問題は、コーヤの時の戦闘のように全身消滅すると装備も消えてしまうことだろう。


 ノルンの腕(脚)には腕力増加の腕輪や瞬神の腕輪が着けられている。そしてその首には耐命の首輪がついている。


 ・耐命の首輪・・・致死ダメージを受けた時に一度だけ耐えることができる。効果使用後この首輪は消滅する。


 フィルにも同様の首輪をつけて万が一が無いようにしている。首輪の効果が発動したら必ず紋章に戻るようにも話していた。そして腕や脚には魔力増幅の腕輪と幻魔の腕輪を身につけている。


 ヤクモは龍化した時と人化している時で装備できる数が違うため、数の少ない龍化時に合わせた数にしている。ヤクモの首元には耐久のお守りが紐に括られて下げられている。また腕には防殻の腕輪を二つ装備している。


 ・耐久のお守り・・・防御力を二倍にする

 ・防殻の腕輪・・・自身の耐久値をかなり上昇させる


 ヤクモには致死ダメージを肩代わりするアイテムを渡せなかったが、このメンバーで一番耐久性に優れるヤクモには防御能力を上昇させるアイテムを渡した。カナタたちは致死を回避できるアイテムに関してはそんなに手に入らず、さらにヤクモには何故かブローチを装備できなかった。


 カナタの装備は完全に攻撃特化にした。

 指には合計八個の指輪を嵌めている。右手に四つ、左手にも四つだ。左手には火、水、土、白の指輪をしている。右手は腕力上昇の指輪、速力上昇の指輪、反魔の指輪、回避能力上昇の指輪をしている。魔道具の指輪は装備していることも気づかないくらいに指にフィットする。さらに剣を振るう時にもそれを阻害しない。そして首には”魔剣のペンダント”をしている。

 靴は瞬神の靴を履いている。


 ・火、水、土の指輪・・・それぞれの属性の魔弾を放つ。魔弾の威力は鉄板が凹むくらいの威力を持つ。

 ・腕力上昇の指輪・・・腕力を上昇させる指輪。

 ・速力上昇の指輪・・・速力を上昇させる指輪。

 ・反魔の指輪・・・魔法を反射させる指輪。対象は任意で選択できる。

 ・回避能力上昇の指輪・・・回避能力を上昇させる指輪。

 ・白の指輪・・・一つだけ魔法を込めることができる指輪。

 ・魔剣のペンダント・・・魔力を込めると魔剣へとその姿を変えるペンダント。その魔剣は込められた魔力によりその性能を変化させる。

 ・瞬神の靴・・・速力を上昇させる靴


 アリスにはオールマイティに戦えるように装備を選んだ。

 指には合計九個の指輪をし、首にもペンダントをつけている。指輪には魔力上昇の指輪、魔法威力上昇の指輪、回避能力上昇の指輪、速力上昇の指輪、金剛の指輪、白の指輪が二つ、身代わりの指輪、魔瓢の指輪を着けている。

 首につけているのは魔力上昇のペンダントだ。

 靴はカナタ同様に瞬神の靴を履いている。


 ・魔力上昇の指輪・・・魔力を上昇させる指輪。

 ・魔法威力上昇の指輪・・・魔法の威力を上昇させる指輪。

 ・金剛の指輪・・・防御力を高める指輪。

 ・身代わりの指輪・・・一度だけ致死ダメージを肩代わりする指輪。効果を使用した時、この指輪は消滅する。

 魔瓢の指輪・・・魔力を溜めておける指輪。溜めた魔力は引き出して使うこともできる。


 カナタたちは皆装備を整えて備えた。後にカナタたちも知ることになるが、ネメシアでは装備のランクが高いほど有力な権力を持ち偉いとされる風潮がある。それは貴族にある見栄のようなものにすぎないが当の貴族は金にものをいわせて揃え、冒険者は見栄ではなく自分を守るために装備を整える。装備を見れば格が分かるとも言われるほどだ。そして、カナタたちの装備はランクでいえば最上級の物も有するほどに優れていた。


 そして、アイテムボックスの中にはさらに高ランクの物も入っていたりするのだがまあそれは置いておいて、カナタたちは身支度を整えて先を見るのだった。



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