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2分間探偵の冒険  作者: 真波馨
CASE34:ファインダー越しの証拠
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問題篇


 アパートの1階の部屋で、会社員の小山美月が暴漢に襲われた。同じアパートに住んでいる大学生の青年2人が、異常を察して彼女の部屋に駆けつけたという。

「部屋に入ったら、女性がカーペットの上に倒れていて……拓郎が救急車と警察を呼んでいるとき、ふと窓の外を見ると走り去っていく怪しい人影が目に入ったんです。もしかして犯人なんじゃないかって、首から提げたカメラに無意識に手が伸びました」

「で、撮影したのがこちらと」

 河合洵(かわいじゅん)が手にしたカメラを、篠田警部は残念そうな面持ちで覗き込む。無理もない。河合のカメラに収まっていたのは、窓ガラスに反射して写った室内の様子だったのだ。河合が人影を見たのは夜のことで、室内には照明が明々とついていたために不審者の撮影に失敗したのである。

「小山さんは左後頭部を殴られ意識を失っていましたが、命に別状はないとのことです」

 三宅巡査からの報告を電話で受けた篠田警部。河合はカメラを右手に持ったまま、ほっと安堵の息をもらす。

「失礼、私にもそのカメラを見せていただけますか」

 カメラの画像には、スマホを右手で操作する男性が写っていた。彼が通報者の拓郎だろう。私はカメラを河合青年に返すと、篠田警部にそっと耳打ちする。

「警部、ちょっと調べてほしい人物がいるのですが」



Q:「私」が怪しんでいる人物とは?

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