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2分間探偵の冒険  作者: 真波馨
CASE29:公衆トイレの殺人
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解答篇


A:女性清掃員が掃除を始めた時点で、死亡推定時刻から半日ほど経過しています。それくらいの時間が経てば床のタイルに垂れた血液はすでに乾ききって、ホースの水で流したくらいで綺麗に落ちるとは考えにくいでしょう。遺体は死亡推定時刻よりずっと後にトイレの個室に運び込まれ、そこで殺害されたと思わせるために新しく床のタイルに血痕を残したと推理できます。あるいは、女性清掃員が小椋涼子殺害に関わっていて、証拠隠滅のためにわざとホースの水を個室に流し込んだのかもしれません。また、ドアの内側に血が残っていたということは刺された被害者が便器側、犯人がドア側という位置で向かいあっていたはずですが、そうなると犯人の体が壁になるためドア全体に血が飛び散るという状況は不自然です。ドアの血痕も偽装工作の可能性があります。

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