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俺の恋(好み)は合法じゃない

新作を書いてみました!!

 更新ペースはとりあえず今週は毎日を目指そうと思っています!!

1     俺の恋(好み)は合法でない



「好きな女子の好みはどんな奴?」


放課後の教室で俺が座っているイスを中心に複数の男子がたむろしていた。その中の一人の男子――――水谷というクラスメイトが全員に聞こえるほどの声量で質問をする。今この教室には俺たち以外はおらず、他の生徒は帰宅するか部活で外を走り回っていることだろう。

 そんなことを考えると、この放課後の教室でくだらないことを話している俺たちは一体何なのだろうと思ってしまう。


「そうだな…………俺は」


「俺は絶対桐山さんだな!!それだけは絶対譲れねえ!!」


俺が考えていることを全く察しないクラスメイトの男子はお構いなしにさっき聞かれた質問に答える。なかには好きなタイプではなく好きな人を答えた奴もいるけど、この人数に好きな人を聞かれて恥ずかしくないのだろうか?

こいつらが言った桐山さんというのは、俺たちの学年ではマドンナと言われている。黒く長い長髪と清楚なオーラを醸し出し、誰とでも優しく接するという男子のなかでは有名な女子生徒だ。

…………まあそんなことはさておき、別にこの話が嫌いというわけではない。むしろ平均の男子高校生並の欲望と煩悩は持っている。だが、俺の趣味はここにいる奴らとは絶対にシュミが合わないことが分かっている。


「やっぱり皆似てるな…………。まあ、やっぱり桐山さんはいいよなー」


どうやら俺の意見を聞くつもりはないらしい。まあ、ここで俺の趣味を露わにする気もないし俺の趣味をばらす気にもならん。


「それで清水はどうなんだ?」


「えっ?俺?」


―――いきなりの質問で上手く反応ができなかった。質問してきた声の先の方を向いてみるとそこには俺の趣味を唯一知っている親友――――大谷 健斗の姿があった。こいつは俺の趣味を知っているはずなのになぜ俺の趣味を聞こうとするか分からなかったが、ここは普通に話をはぐらかすしかない。


「俺はそうだな…………」


「おいおい清水…………。ここで話をはぐらかそうなんて思うなよ。お前の趣味は俺が知ってるんだから、万が一にでも嘘を言ったら俺がちゃんと真実を皆に伝えてやる」


親指を立ててどや顔をしてくる大谷の顔をこんなにも殴りたいと思ったことは過去にあっただろうか。とりあえず俺はうずめく右手を沈めるのに必死だった。

確かに俺の趣味をこいつは知っている。同時に俺が趣味を露わにしたくないことも知っているはずだ。それに大谷が余計なことを言ったせいで他の奴らの興味を欠き立たせている。


「えっと…………言わないとだめか?」


「皆いったからな。なぜなら今日ここで集まるように呼び掛けたのは俺だ。お前の趣味を皆にばらすためにやった」


「大谷、お前あとで覚えとけよ?」


「御託はいいから早く言えよー。皆言ったからお前だけ言わないのは無しだぞー?」


そーだそーだ。と言わんばかりの視線を向けてくる大谷が集めたクラスメイトたち。ここまで来たら言わないわけにいかないのは分かっている。でも、とりあえず大谷はあとで3発ほど殴っておくことにしよう。



「俺は…………16歳未満の子がいい」


校長室に入るときのように心臓をバクバクさせながらここにいる奴ら全員に聞こえるほどの声量で言った。俺がそう言うと、皆は一歩二歩と遠ざかっていきながら口を合わせて



「「「ロリコンかよ…………」」」



そう言って、今日の集まりは解散ということになった。

読んでいただいてありがとうございます!!

 誤字脱字などがあったら教えてください。早急に直しに向かいます!!


『面白い』や、『気になる』と思ってもらえると嬉しいです。

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