ライトノベルが書けねーじゃんか!
なろうに投稿してくださる全ての作者様に感謝をこめて捧げます。
ライトノベル
気軽に読める小説だよね。
素人がウェブに投稿してる。
気軽に書いてみた。
投稿する前に気軽に友達に見せる。
友「この主人公やな奴ねー!」
私「嫌な奴しか主人公にならない」
友「こいつら中学生にしか見えない」
私「高校生だもん」
友「高校生なら成績の良し悪しで威張らん」
私「なんでさー!」
友「ドングリの背比べで勝って威張れるか?」
私「エリート高校の生徒にする」
物語の舞台替えます
友「本物のエリートはもっと賢い」
私「賢い人も威張るでしょ?」
友「威張ろうが叱ろうがおバカを賢くなんかできない事を賢い人間なら理解しているし有能な奴は暴力に頼らず物事を解決できる。 だいいち威張りちらすのは脳が未熟な証拠だしそんな奴が本当に賢くなれるの?」
中学の頃を思い出す。
賢い子……あ~たしかに孤高の人でした。
いばり散らすどころか滅多に喋らない。
あれ、私バカにされてた?
諦められてた?
友「エリートはバカと話すより同程度の者を好む」
私「メンサはその為のコミュニティらしいね」
友「エリート同士の会話は一般人には理解不能」
私「日本語で話すと思うよ」
友「会話に数式が出てくる」
私「勉強以外の会話に数式が出てくる訳ない」
友「いや、恋愛の話に数式が出てくる」
数式で彼女を口説くというのか?
エリートおそるべし!
だが数式ごときに絆されるほど女は軽くない。
友「数学の得意な奴は効率的」
私「効率で女が男を好きになる訳ない」
友「効率とは適正に情報収集した上で適正な言葉をかける事を指す」
つまり私がアニメ好きだと調査したあげく最も効果的な場面でアニメ主人公のセリフを出して来るらしい。
すなわちあのシチュエーションでこんな時に例の言葉を?
な! なんと!
(ポーーーーーっ)
はっ?
今、中肉中背で目立たない眼鏡エリートに堕とされていた?
私のタイプは脳筋のはずだぞ?
エリートおそるべし……
やるなエリート!
つか私ってチョロすぎぃ
私のライフはゼロである。
私「しかし恋バナに数式の理由がわからん」
友「口説き修行と口説き実践の違いだ」
つまり修行中は数式に頼るのか?
友「何番目の彼女と結婚すれば最適かを計算するらしい」
私「出会いと別れを物語ではなく数として計算するの?」
友「怒るな。 エリートとはそういうもの」
私「……エリートの藁人形つくる」
見も知らぬエリートに殺意を抱く。
友「つまり我々は賢い人間を描く事が適わない」
私「頭が悪いと小説書くなって?」
友「いや、嘘っぽさを消すだけのプランを練るべし」
医師・司法関係者らは登場させるな!
という事だろう。
私「主人公が普通の女子高生で同級生と恋をさせるなら?」
友「暴力から守るという設定にしてしまうと普通の女子高生が暴力学校に通っていることになるから矛盾が生じるので主人公をおバカに設定し直しヒーロー役の同級生も無能とする」
ゆ、夢が……
私「ヒーロー役はエリートで行きたい」
友「ならば三日で事件を解決させるといい」
私「三日で解決したら悩む時間が足りない」
友「数学苦手な私ですらすぐに思いつく解決方法を何年も思いつかないアホをエリートとするのはムリ」
そこまでエリートというのは有能であったのか!
ナメてたぜ。
私「恋人同士が悩むエッセンスが必要」
友「有能な人材は悩まない」
私「どうしても悩んで欲しいのだ」
友「ムリ」
私「何がなんでも絶対に悩ませたい」
友「悩みというのはどっちに転んでも大差ない選択なのにどちらも選ばない決断力の無さを表した言葉」
え?
ポップコーンかポテチかを選ぶのは大変だぞ
脱毛剤にするか剃るのかも迷うものだぞ
エリート女子は即断即決できるのか?
ふーむ
エリート男子も強者だがエリート女子もなかなか!
もうエリートは登場させるのやめ!
私「ならばドングリの背比べで良かとよ」
友「うん、アホな娘が無能イケメンに恋してバカップルになる物語ね」
私「……萌える要素が足りない」
友「普通の男女が普通に恋してたら障害など無い」
私「異常な男女ならどうよ?」
よくあるパターンだが女を絶世の美少女にしよう
私「これなら物語になるわな」
友「面食い男子がゲテモノ食い美少女に堕とされる物語」
そうだヒロインはぽっちゃりさん。
庇ってくれた幼馴染みとダイエットゴール!
友「実録ダイエット日記か、悪くない」
私「努力と根性で彼氏ゲット」
友「で、ダイエット方法が有効なら良いが下手すると炎上コース」
友「デブ専男子が痩せた幼馴染みを捨てなきゃいいな」
私「親友の恋人を好きになる」
友「横恋慕性癖は根深いらしいからな『私って悲劇のヒロインじゃん、素敵ぃ』という勘違い女子の物語」
私「熱血スポ根恋愛」
友「帰宅部のくせにムリすんなって」
なんとなく解ってきた。
私がライトノベルを書けない理由。
そう矛盾を許せない超リアリストの親友
こいつのせいだ!!!!!
夢と現実との言論闘争作品ですがこのバランスは難しいですね。