颯爽桜はマジすごい。 4
20150320 一部誤字修正。
†
後日譚。
結局未来旅行はご破算になった訳だが、タイムマシンが無くなったからといって校舎の一部を消失させたことまでなくなったわけじゃない。
俺と桜がパラシュートで校庭に降り立ったところで、すぐに騒ぎを聞きつけて教師たちがやってきた。というか部活の顧問とかコーチとかが事態の一部始終を見ていたんだよな。だから逃げる事もできず、俺たちは敢え無く御用となり警察やら消防やらが出張る大騒ぎとなった。
校舎に大穴がホゲたということで、消防関係の立入り検査で三日間学校は臨時休校となり、桜は生徒たちから英雄扱いされたが、その三日間、俺と桜は各方面から怒られまくった。これでもかと怒られた。校長やら教頭やらは言うに及ばず、警察署に呼ばれ、消防署に呼ばれ、市役所に呼ばれ、県庁に呼ばれ、各所で一番偉い人に怒られた。
どうしてこれで、学校をクビにならなかったのか不思議なくらいだ。なんと俺は停学四日、桜は一週間のお咎めで済んでしまった。その知らせを受けたとき俺は逆にうろたえたくらいだ。
だが、桜の口の端が少しだけ持ち上がっていた辺り、アイツが何か根回しをしていたのだろう。弱みを握っていたのか、何か取引をしたのか。あるいはもっと上の方と……?
さらに俺は母親に呆れられて小言を言われ、親父からは爆笑された。どうしてそれで済んだのか我が親ながら良くわからん。
「桜ちゃんの隣にいたけりゃ、それくらいは覚悟しとかなきゃあな、おい!」
「まぁ、桜ちゃんだしね」
…………。
桜のほうは桜のほうで、両親から怒られるのではなくて質問攻めを食らっているとぼやいていた。未来旅行への理論はともかくとして、亜光速に達する加速装置とやらには桜が考え出した、今だ世に知られていない理論が幾つも盛り込まれているらしい。
「科学者ってのは変な人がたくさんいるんだねぇ」
そんな裏話をしてやると、隣を歩く杉山が暢気な感想を漏らした。謹慎の一週間があけて、久々に学校に行ったその帰りである。
「その中で極めつけなのは、あのバカだけどな」
疲れ果てた声で答える。
教師たちは生徒たちにタイムマシン云々の説明をしなかったらしい。だから授業の合間合間、クラスメイトはもとより事情を知りたがる他の学年の生徒にまで質問攻めにされてヘトヘトだ。
「しかし惜しかったね、未来旅行」
「いくらなんでも八千年後じゃあな。そんな未来に宝くじの結果なんて残っていないだろう」
そもそも文明が残っているのかどうか、残っていたとしても今の日本語が通じるかどうか。未来人からしてみたら、今の俺が古代エジプト文明の人間と会話するようなものだからな。いや、せめて地球は存在していると信じたいが。
「お前だったら行ってみたいか? もしかしたら目的地が宇宙の藻屑になっているかもしれない未来旅行」
「ご免被るね」
杉山は苦笑して、歩く足を止めた。場所は駅前、俺はここからバス。杉山は電車である。
「じゃあここで。颯爽さんにもよろしく」
「おう、またな」
そう挨拶を交わして、杉山は駅舎の中に消えて――行かなかった
駅舎の入り口近くに若い女性がいたのである。彼女は歩み寄る杉山のことを見つけると、奴に手を振って……って、おいおい。
あれはうちの学校の制服じゃないか? いや、杉山に限って言えば別に珍しい光景でもないんだが、遠目にはよくわからないが……俺が知らない、新しい女のような気がする。
二人は睦まじく手を繋ぐと、駅の敷地外に向かって歩きだし、すぐに雑踏の中に紛れて見えなくなった。
いつだったか来るもの拒まずが信条と断言していた杉山。それにしたって節操無さすぎると思うのだが。女絡みでトラブルとか無いんだろうかあいつは。
「……まぁ頑張って生き延びてくれ」
あそこまでいくと羨ましくないのはなんでだろうな。あいつはあいつで、いつか刺されそうな気がするからかな。
そんなことを考えながらパスを待っていると、携帯電話が着信を知らせて震えた。桜からである。
「どうした、桜」
『大変だ、達樹』
全然大変ではなさそうな声で、桜が言った。
『現在達樹のお母さんと化学の実験中なんだ。グルテンと蛋白質、脂質、糖質の混合物の高温下での硬度変化について調べようと思ってな。ただし、硬度計測時に必要な物質が不足している』
「化学の実験……?」
俺の母親と? 母はどこにでもいる、ごく一般的な主婦だ。おおらかで細かいことを気にしない性格で、確かに桜とは仲が良い。けど化学の実験なんて……あ。
そこで思い至った。電話口では桜が笑いを含んでいる声で続ける。
『その物質とは、ある種の木の葉の発酵物を乾燥させたものだ。食べ……じゃなくて計測の時必要になるから、帰りに買ってきてほしい。スーパーにある、いつもの銘柄で良いそうだ』
「わかったよ」
『それでは頼んだ。達樹が帰る頃に焼き上がる様にしておこう』
それで電話は切れた。
ちょうどバスがやってくる。俺はそれに乗り込む人の列に並びながら思った。 八千年後どころか十年後の自分も予測なんてできないが、一時間後の未来のことだったら簡単にわかったりするもんだ。
バスを降りて、スーパーで紅茶の葉を買う。確かに買い置き分が無くなっていたはずだ。そして家のリビングでは、桜と母による手作りクッキーが待っていてくれる。……あのバカ、ハバネロエッセンス入りとかハズレを用意しやがったりするから、注意しなきゃな。
このバスに乗れば、百万分の一秒くらいのウラシマ効果があるのかな。頭の片隅でそんなことを考えながら、俺はバスに乗り込んだ。
†
と、まぁここで終わっていれば綺麗にまとまっていたのに、桜のバカはオチを用意しておいてくれやがった。
「考えるまでも無い。タマゴに決まっている」
桜はそうのたまった。
タイムマシン事件から一週間ほどが過ぎた。桜の停学も解けて今まで通りの日常が戻ってきたその日のことである。
授業からの開放感と美味い食事。明るい喧騒に満ちた昼休みの食堂、その片隅に俺たちは居た。俺の正面に桜、俺の隣には杉山が座っている。
話題の発端は、桜が食べている親子丼だった。それをみてふと杉山が素朴な疑問を口にしたのだ。
「ねぇ、颯爽さんはどう考えるかな。あの有名な問い――『鶏が先か、タマゴが先か』について」
と。
実に科学部部員らしい質問だ。桜以外普段科学部らしい活動をしていないから、たまにはこういう科学的な思索をするのも良いかもしれない、なんて思ったり。
問われた桜は一瞬箸を止めて、しかし躊躇わずに先ほどの答えを発したのだ。そしてまた視線を手元に戻し、勢いよく食べ始める。
どんだけ腹減っていたんだこいつは。
「そうなのか。しかし即答だな」
俺の視線の先には、抱えた丼に顔を埋めんばかりの勢いで飯をかっ込む美少女。
……中々無い絵面だよなぁ。
「……うむ」
丼から顔を上げて、桜が頷いた。コップを引っつかんで口の中のものを水で流し込むと、ようやく口を開いた。
どーでもいいけどほっぺたにご飯粒付いてるぞ。
「その問いは、数百年の昔から哲学的・神学的な問いとしても有名だ。高名な学者たちは勿論、酒場の与太話の類としてもよく話題になっていたらしいが、この数年で決着がついたんだ」
「決着?」
と杉山。
「当時は遺伝子とか、突然変異というものの考え方はなかったからな」
「遺伝子、ねぇ」
俺の言葉に桜は頷き、続けた。
「遥か昔、『鶏の祖先だが遺伝的には鶏とはいえないモノ』から、遺伝的な突然変異を起して『遺伝的には鶏といえるもの』が生まれる。その突然変異が劇的なものだったのか、それとも長い間グレーゾーンを経過しての事なのかはわからないがな」
「生まれた後で突然変異することはないですからね。だから、『タマゴが先』と」
杉山の言葉に再び頷く桜。
「その通りだ。遺伝子。突然変異。どちらも生物学的な考え方だ。そちらからのアプローチでも無い限り議論は延々と平行線を辿る。タマゴからヒヨコが生まれて鶏になり、タマゴを生む。進化という考え方がなければ、それは延々と続くループにみえるからな」
延々と続くループねぇ……。
そこでふと、先日校舎を半壊させてしまったタイムマシンのことを思い出した。折角だから訊いてみようか。
「じゃあ桜。この間のタイムマシンで例えば――俺が過去に行って交通事故に合いそうな子どもの頃の自分を助けたとしたら――それって助けられた俺が先なのか、それとも助けた俺が先なのか?」
問われた桜は、視線を斜め上に動かし、顎に手をやって本気で考え込んだ。
おや、意外な反応だぞ。
「中々面白い問いだな、達樹」
「いや、別にふと思いついただけなんだがな。さっきみたいに即答するものとばかり思ったんだが」
延々と続くループ、という言葉から思いついただけだったのだが。
「そうは言うが、達樹。確かにループする問いという点では『自分に助けられる自分』も『鶏とタマゴ』も一見よく似ているように見えるが、その本質は全くの別物なんだぞ」
そう言って桜はコップの中に箸を突っ込んで、テーブルの上に二つ水滴を落とした。
「例えばこの水滴が鶏、こちらがタマゴだとする」
そして二つの水滴を一つの輪で繋げてしまった。
「『鶏とタマゴ』の問題が長い間決着が付かなかったのは、鶏とタマゴがループするものだという観点に立っていたからだ。実際はこんなループをしているわけではないだろう」
「ああ、なるほど……」と杉山。「実際には鶏から生まれるのはタマゴではなくて『鶏の子ども』ですからね」
その通りだ、と桜は頷く。
そこまで言われれば俺にも理解できた。
「哲学的にはどうなのかは知らないが、『鶏が先かタマゴが先か』という問題を進化という視点で考えれば、それは決してループしているものでは無いんだ」
連綿と続く生物の進化、その中で『鶏という系統の始まりは鶏なのかタマゴなのか』、というのがより正確な問い掛けなのだろう。
「一見ループしているように見えて、『鶏とタマゴ』はちゃんと過去から未来へと進んでいく。だからこそ答えも出る」
言いながら、桜はチョンチョンと幾つもの水滴を並べて、その横に一本の矢印を引っ張った。
「だが、『助けた自分か、助けられた自分か』という問いについてはそうではない。完全に、一つの時間軸上をループするのだとすれば……」
「始まりも終わりも、なくなってしまうってことか」
図らずも難問だったわけか、俺の問いは。
俺の言葉に桜はそうだな、と答えた。
「二人は『親殺しのパラドックス』という言葉を聞いたことは無いかい?」
「親殺し……って、アレですか。タイムマシンで過去に行き、自分を生む前の母親を殺したら……という」
「その通り」
タイムパラドックス。時間的矛盾。俺だってそれくらい聞いたことある。
過去に行き自分を生む前の母親(となる女性)を殺す。すると自分は生まれないから、親殺しは行われない。すると自分は生まれるので親殺しが起きてしまう。すると……。
「達樹の『助けた自分と助けられた自分』の始まりを見つけようとするのは、『親殺しのパラドックス』を解くのと本質的に同じだ。それこそ、過去に行ってやってみないことには何ともいえないが……うむ、やはり思考実験の域を出ないな」
思考実験?
「けど、颯爽さんは――」
と杉山は声を落とし、周囲を窺うように言った。騒動を嫌った学校側の情報操作によって、先日の事件は単なる爆発事故でタイムマシンなんて存在し無かった事になっている。杉山は裏側を知る例外だが、辺りの生徒の存在に対して配慮したのだろう。
「……タイムマシンを開発したのでしょう? でしたら、実際に実験してみてはいかがです?」
「勘弁しろよ杉山」
俺はげんなりとした。
未来に行くのが数千年単位なんだぞ。過去に行くのだって細かい調整なんかできないに決まっている。俺がそう言うと杉山は誤魔化すように笑った。
「ああ、それもそうでしたね。忘れてました」
「ったく、他人事だと思いやがって」
なぁ、桜。と続けようとして桜を見れば、桜は思いっきり目を丸くして動きを止めていた。
「……おい、桜。なんだその、『物凄い大事なこと、すっかり忘れてました』って顔は」
「ベベベベベベ別に私はそそそそんな顔なななんてしててないぞぞぞ」
死ぬほど動揺している奴が何を言う。
「何を隠している? 今のうちに吐いていた方が後々楽だと思うんだがな」
桜の奴、顔はこちらを向けているのに視線だけ明後日だ。
この馬鹿自分で仕掛けたり罠張ったりするのは得意なくせに少し突かれると弱いんだよな。自爆体質というかなんというか。
俺はじーっと桜を見た。
桜は冷や汗を垂らしつつ視線を逸らし続ける。箸を忙しなく動かして、碌に噛みもせずに飲み込んでいる辺り実に怪しい。早くこの場から離れようとする意図か丸見えだ。
「この焦り方は、俺が拳骨を降らせるに値する内容と見た」
「ドキッ」
「……タイムマシンが関係しているな?」
「ドキドキッ」
なんてわかりやすい奴。
「今、正直に答えてくれれば、拳骨三発のところを一発におまけしてやるが、どうだ?」
しかし桜は滝の様な冷や汗をだらだら流しながらも一向に白状しようとしない。ふむ、吐かせるのには時間がかかりそうだ。
そこで閃いた。俺だったら、桜が考えていることを当てることができるのではないだろうか。
俺は先ほどまでの会話を思い出す。桜は、一体どのタイミングで変な態度になったか。
鶏とタマゴ。自分を助ける。タイムマシン。過去。数千年。細かい調整。
……思考実験。
そうだ。桜がさっき思考実験って言ったとき、俺は変な違和感を感じたはずだ。俺の中にある勘が言っている。今の桜の態度と、何か関係がある、と。
思考実験、思考実験。理想的な状況を想定してその過程や結果を算出する事。机上の空論……理想値の追求。
空論。
まさか。
まさか、おい。
気が付いた瞬間、全身に鳥肌が立ち、冷や汗が吹き出す。背筋を下から上に向かって冷たいものがゾワッと音を立てて駆け上がっていった。
「てめぇ、桜」
「……いや、私は食事も終わったことだし、そろそろ部室に戻ろうと思う……の、だ、が、えーっと」
立ち上がろうとする桜の手を俺は掴んだ。いつぞやの意趣返しだ。軽く捻り関節を極めながら、怒気を孕んだ眼差しを向ける。
「あのタイムマシン、もしかして、過去には行けないんじゃねぇだろうな……?」
ピクリ、と僅かに反応有り。
「オイこらテメェ桜ァァッ!! どういうことか説明しやがれ!!」
「ヒィィ、どうもこうも、過去に行く理論なんて存在しないんだよっ!」
しどろもどろに説明する桜によると、こういうことらしい。
未来へ行く理論というのはアインシュタインの相対性理論によるもので、実証もされている。原理も簡単で、基本的には『超高速で動けば自分たちの時間はゆっくり流れる→つまり周りの時間は早く過ぎて、結果未来に行ったのと同じことになる』ということだ。
しかし、それは過去に行くことの手段ではない、と。
「幾つか仮説は立てられているんだ。けれど、現時点で実証されているわけじゃないんだよ」
「けど」と、話を聞いていた杉山が桜に問いかける。
「亜光速で進めば時間がゆっくりになるんだったら、光速を超えれば時間は巻き戻ったりするんじゃないの?」
「確かにそう思うのも無理はないが……。第一に、質量のある物質が光速に達することは不可能だといわれている。第二に超光速が実現したとしても、時間が巻き戻るという仮説が正しいとは限らない」
問われて若干冷静さを取り戻したらしい。スラスラ得意気に答えやがる。その態度にちょっといらっとしてしまった。
「あのタイムマシンは亜光速が限界なんだろう? じゃあ超光速って前提からして届かないじゃねぇか」
「うっ」
痛いところを突かれてショボンとなる桜。
俺には容易に想像できた。
未来旅行には亜光速と言われる速度が不可欠だ。そんな速度を出すためのエンジンを設計するだけでも歴史に残る大発明だろう。しかし桜はその偉業を成し遂げた。
成し遂げて、それ以外のことがスッポリと頭から抜けてしまったのだ。あるいは他の事を気にしている余裕なんてなかったのかも知れない。
いずれにせよ、桜は前しか見ていなかったってことだ。
「つまり要するに……片道切符だった、ってこと?」
「そうなんだ、ろうな」
俺が睨みつけると、馬鹿は顔をそらして下手くそな口笛を吹いていやがる。
眩暈がした。あの時、緊急脱出装置に手を伸ばしたことは正に運命の分かれ道だった。もし脱出を選ばなかったとしたら。
行って帰ってくるまでが旅行である。まさかこのバカ、帰ってくるための手段を全く用意していなかったとは。
いや、まて。
更なる連想が、俺の中に思い浮かぶ。
「帰ってくる手段が無いって事は……」
未来にタイムマシンを送り込んだとしても現在の人間に成功か失敗か、伝える術が無いって事じゃないのか? つまりそれって、試作機を幾ら作ってもデータが碌に得られなかったってことで……。
「……ブッツケ本番だった、という事じゃなかろうな……?」
桜と視線が合った。眼は口ほどに物を言う、という。それに俺が桜の考えている事を当てることができるのと同じように、桜だって俺が何に思い至ったのか推測する事はできるだろう。頭だけは良いヤツだから、このバカは。
桜は観念したように、少ししおらしく俯き、儚げにポツリと呟いた。
「せめて、痛くしないで。……優しくして。お願いだから」
この期に及んで結構余裕があるじゃねぇか。口調までいつもと違うし。
俺はテーブルを回って桜の傍に移動した。なんだなんだ、と衆目を集めているがそんなことは今更なので気にしない。
俺は桜の小さな肩を両手で掴んだ。逃げださないように。
桜が少し潤んだ瞳で俺のことを見上げてくる。先ほどの台詞とあわせればまるで今からキスシーンでも始まるかのような雰囲気だが、少し違う。
「桜」
「……達樹」
数秒、見つめあった。桜が覚悟を決めて眼を瞑り、勘違いした辺りの女子どもが黄色い声を上げる。
「馬鹿かオノレはッ!!」
「ヘグッ!?」
しかし皆さま、ご期待に添えず申し訳ない。
俺は優しい接吻ではなく、痛烈なヘッドバッドを桜の額に見舞ったのであった。
というわけで、第一話「颯爽桜はマジすごい。」でした。
物語はまだ続くのですが、取り敢えずタイムマシン編はこれで終了です。
颯爽桜、いかがだったでしょうか?
この作品はSFの皮を被ったコメディですので、
読者さまに腹を抱えて笑ってもらったり、くすっと笑みをこぼしてもらったり、
あるいはフンと鼻で笑い飛ばしてもらうのを目的に書かれております。
わずかながらでもお読みいただけたあとに笑みを覚えていただけましたら幸いでございます。
もし気に入っていただけましたらブックマーク、評価、感想を頂けるとありがたく思います。
次回更新は少し時間をおいて来週を予定しております。
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