21.特別番組
すこしグダグダかもしれませんがどうぞ
0:00テレビ日本系列
「0時になりました。この時間は番組内容を変更しまして、先程よりお伝えしております尖閣諸島のニュースをお伝えします。午後11時よりテロップでお伝えしているニュースを改めてお伝えします。現在尖閣諸島周辺にいる中国海軍の艦艇が現場に駆け付けてた海上自衛隊艦船に向けて発砲しました。この件につきましてはこの後、官邸から発表があるそうなので会見が始まり次第お伝えします。まずこれまでの出来事を順を追って説明しますと――」
アナウンサーがこれまでの経緯を説明を始めるのを編集ブースで見ながらチーフディレクターが指示を与えていた。
「中継準備できたか?まだ、じゃあさっき送ってもらった画は?よし説明終わったら一旦、CM60秒で準備できてたらそのまま、ダメなら評論のセンセイに話振ってそこで向こうと繋げるから。」
ここもいきなりのスクープに戦場のような喧騒に包まれていた。
「センセイ入られれました。」
「スタジオ脇に連れってすぐにマイクつけろ、つけながら今までのヤツ要点だけ説明しろ」
「CMまで10秒前」
タイムキーパーがアナウンサーの手元の原稿とアナウンサーの読み上げを確認しながら告げた。
スタジオでもディレクターが指でカウントしアナウンサーに伝えていた。
「では、一旦お知らせになります。」
このセリフで画面はスタジオからCMの映像に切り替わっていた。
「CM明け5秒前、4、3、2、1」
「先程からお伝えしております尖閣諸島のニュースですが今現地と電話が繋がっております、呼んでみましょう。玉城さん、町田です。」
やや間を空けて返答が来た。
「はい、玉城です。」
「まず海上自衛隊の艦船が攻撃を受けたようですが詳しい状況を教えていただけますか?」
「はい、海自はまず私達の乗っている船を取り囲むように動いていた中国海軍の船に向かってサーチライトを向けながら中国海軍を取り囲むように動いていました。そしてその内の一隻が中国海軍の中で一番大きな船に接近し領海侵犯や武力行使に対して警告し自分らの指示に従うようスピーカーを使って勧告していました。その後に私が確認できたの2隻ですが他にも数隻が攻撃を受けた模様です。」
「今現在はどのような状態でしょうか?」
「現在は攻撃は止まっています。先程までの事が嘘のような静けさです。周りには火薬の匂いが立ち込めています。そして双方は一定の距離でにらみ合っているような状態です。」
「負傷者についてですがそちらは新しい情報はあるのでしょうか?」
「はい、今我々が乗っている「さんふらわ」号には軽傷者1名、重傷者3名が出ています。また船自体も先程エンジンが停止して現在乗員の方たちが修理にかかっています。」
「もう1隻についてはどうでしょうか?」
「・・・」
「玉城さん?」
「はい、すいません。「あまみ丸」ですが攻撃の被害はかなりの深刻な被害のようです。先程乗員の方にお話を聴けましたが、攻撃後より交信は途絶えているようです、こちらから見ても傾斜しているのがはっきり分かります。海自は呼びかけの前から「あまみ丸」に向かい、救助活動を開始してますので被害の深刻さが伺えます。」
「では、新たな情報が入り次第お願いします。」
そう言って中継を中断しスタッフから渡された原稿を読み上げた。
「先程より官邸から会見が始まりましたがこの中で林官房長官は防衛省並び国土交通省より救助者の内4名の死亡を確認したと報告を受けたと発表しました。現在身元の確認を行っているとの事です。また高野外務大臣を中国大使館に派遣し荘駐日大使との会見を申し込んでいるとも発表しました。」




