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残業は死ぬまで続く  作者: アル治


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1/6

第1話  またケチャップかよ

今回もB級映画がネタを仲間とAIで考えて作りました、今回は少しホラー要素強いかもです。

仲間内で盛り上がってしまった話になります。

暇潰しに読んで頂けると嬉しいです。

朝7時。

オフィスビルのエレベーター前。

清掃員の男が顔をしかめる。

「……またかよ」

ボタンに赤い汚れ。

ティッシュで拭く。

「ケチャップつけんなって何回言えば——」

振り返ると、ホットドッグを食べている男。

指についたケチャップを——

ペタッ

また押し付ける。

清掃員

「おい!!」

「味付けだよ」

いつもの光景

誰も気にしない

昼。

オフィスの休憩室。

コーヒー片手に、社員たちがヒソヒソ話している。

「……なぁ、あの件さ」

「やめとけよ」

「いいじゃん、もういないんだし」

「結構やばかったよな、あの子」

「まぁな、毎日泣いてたし」

「トイレでさ、震えてたの見たことあるわ」

別の女が笑う。

「でもさ、ちょっと大げさじゃなかった?」

「は?あんたもやってたじゃん」

「いや、私は軽く言っただけだって」

「“消えれば楽になるよ”って?」

空気が少し凍る

誰かが言う。

「……で、あの席どうすんの?」

視線が向く。

窓際のデスク。

ぽっかり空いた席。

黒いオフィスチェアだけが残っている。

「新しいやつ来るまでそのままじゃね?」

「誰も座りたくないだろ」

「縁起悪いし」

椅子が、わずかに軋む。

ギィ…

誰も気づかない。

夜。

オフィス。

ほとんどの社員は帰った。

電気もまばら。

一人だけ残っている男。

昼に笑っていた女に同調していた社員。

「……はぁ」

残業

静寂

ふと、視線を上げる。

あの席。

誰もいない。

椅子だけ。

「……気味悪」

キーボードを打つ。

カタカタカタ…

その足元。

スーッ…

椅子が、ゆっくり動く。

男は気づかない。

ガンッ!!

「いっっ!?」

椅子が勢いよく足にぶつかる。

「なんだよ…」

振り返る。

椅子は止まっている。

「……疲れてんのか俺」

立ち上がる。

その瞬間——

ゴキッ

「ぎゃああああああ!!」

片足が折れる。

床に崩れる。

「な、なんで…!?」

椅子が近づく。

ゆっくりと。

確実に。

「やめろ…来るな…」

ガッ!!

今度は腕に当たる。

ゴキッ

「やめてぇぇぇ!!」

片腕、片足。

動けない。

椅子が止まる。

沈黙。

そして——

男の体を、押し上げる。

「なに…して…」

無理やり座らされる。

足がブラつく。

腕も力が入らない。

その瞬間。

椅子が後ろに傾く。

ギィィ…

「やめろ…やめろぉ…」

ガンッ!!

勢いよく前に戻る。

顔が、机に叩きつけられる。

さらに——

壁へ。

ドンッ!!

反動で逆側へ。

ゴキッ

もう片方の足が折れる。

「……あっ……あっ…」

もう抵抗できない。

完全に“座らされる”。

椅子が、ゆっくりと動き出す。

廊下へ。

ズル…コロ…ズル…

エレベーター前。

ボタンに、うっすら赤い跡。

椅子が止まる。

ゆっくりと、後ろに倒れる。

「やめ……」

バンッ!!

勢いよく前に戻る。

顔がボタンに叩きつけられる。

ピンポーン

血が、ボタンに付く。

ドアが開く。

中へ。

椅子ごと、入る。

カタ…カタカタ…

ゆっくりと回る。

まるで——

喜んでいるように。

1話読んでいただきありがとうございます。

暇潰しになりましたでしょうか?

予定では5~7話位で完結予定です、少し伸びるかもですが、10話以内には完結させます。

暇潰しにどうぞ。


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