映画『インターステラー』について②
映画『インターステラー』を“野田ともうします。”メンバーで語ってみた
亀田さん(人生経験豊富な達人)
亀田:「あらまぁ、あんな遠くの宇宙にまで行って、最後は“5次元空間”って。
でもね、人間って不思議よ。娘に“ただ会いたい”って気持ちが、あそこまでの旅をさせるんだもんねぇ…泣けたわ」
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野田さん(文学オタク系女子大生)
野田:「あれはですね、相対性理論と人類の未来という物理学的命題に、感情という非科学的要素が侵食していく構造です。
“重力=愛”という仮説は、ニュートン的物質観を超えた新しい関係性の再定義ではないでしょうか。
わたくし的には、“図書館=五次元空間”という演出に痺れました」
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富沢さん(等身大の共感型女子)
富沢:「正直、途中わけわかんなかった…。ブラックホール?タイムパラドックス?
でも、お父さんが“本棚の向こうからメッセージ送ってる”ってシーン、めちゃ泣けた…。
あれ、恋愛じゃなくて“親子愛”ってのがいいよね。超ベタだけどグッときた!」
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サークル部長(アーティスト肌)
部長:「あの映画、映像美がすごかったね。静かで、無重力で、星の間を漂うみたいな…。
わたし思うの。あの“宇宙の静寂”って、結局“人間の孤独”そのものじゃないかって。
芸術って、ああいう宇宙的孤独を内包してるのよね。表現することで繋がれるかもしれない、っていう希望込みで」
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副部長
副部長:「ノーランの映画って、理屈っぽいのに感情が走るんですよね。
“時の流れ”が人によって違うっていう発想、ちょっと切ないよね。
だって、娘はもう歳取ってて、自分は変わってない。愛してるからこそ、同じ時間にいられない。…人間って不器用だなって思いました」
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野田さん、やっぱりまとめる
野田:「あの“時の遅延”こそが、父娘間のズレを可視化する演出だったと思います。
まさに、“重力と感情”の共振…。
…わたくしも、時空を超えてブログを書いてみたいものです」